ontology.254(ヤヨイ一週目)
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三月某日 document.7
「コバ・ジュン発酵しろ(つまらない話)」
【↑黒じょかしゅんしゅん】
コバ・ジュンです。
先程事務所より連絡がありクビ!ではなくて、お仕事一本決まりました。ありがたいことです(^o^)ようやく本年の初日が出ました。
さて、今日は「発酵食品」というお話。
以前ロケで一緒になった女優さんが、朝にヨーグルトを飲んでるのを見て、なんだか感化されてしまい(笑)、それ以来なるべく発酵食品を摂る様にしています。
主にヨーグルト、そして納豆。
ボクは元々腸が弱く、これは遺伝でもあるのですが、すぐにおなかを壊してしまいます。舞台で稽古場が固定されている場合、ボクの棚にはビオフェルミンが置いてあるくらい。要は「腸内環境」がひどく悪いのかと。
で、腸内環境を良くするには何が必要かと考えたら、発酵食品という結論に辿り着きました。
腸を綺麗にすれば、お肌も綺麗に!との考えからです。
これからも身体に良いものを摂って、ぎっちり運動もして、ガッツリ仕事取っていきますよ〜。
以上、「つまらない話(便秘にならない)」でした。
ではまた。 |
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三月某日 document.6
「あの子にばれずに彼にもばれずにkissしようよ」
【↑大成功調理】
コバ・ジュンです。どうも。
「これは取っただろう!」と思ったオーディションに見事に落ち、近年稀に見る凹み度MAXでありますが、後ろ向いてもしゃーないので、もう前向きましたよ、俺すげえなすげえ俺。
もうタイトルいきますね(苦笑)。
「あの娘にばれずに彼にもばれずにkissしようよ」
はい、川本真琴さんの曲、「愛の才能」の中の一節であります。
まぁこれは一旦置いておきましょう。
先日の日記で、「バーで女の子と良い雰囲気になったのにタクシーで逃げられてしまった」というのを書きましたね書きましたよ確かに書いたのです。
で、なぜ逃げられたのかをまったく分かってなかったのですが、日が経つに連れて、私の頭の上の消しゴムが作動し始めて薄い髪の毛がさらに薄くではなくて、私の頭の中の記憶を司るであろう海馬とかその辺が妙に働き始めると共に、その逃げられた当日、何をやったか言ったかを段々と思い出してきたのですよ。
まぁ「何を言ったか」は皆様のご想像にお任せします。たぶんそれが原因です。仲良くなれたと思ったので、つい口がすべってしまったのでしょう。そんなことを言ったらきっと「なにこのオヤジヤバい死ね」と思われて当然でしょう。
日記のタイトルは特に関係ありません。
ではまた。 |
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三月某日 document.5
「3.11」
【↑川沿いの朝。この穏やかな情景がいつまでも続きます様】
コバ・ジュンです。
本日は三月十一日。そう、3.11です。
2011年3月11日、東北を中心とする大きな地震が起こりました。
早いもので、あの日からもう四年。
都内にいたボクはその日に帰る事が出来ず、お知り合いの家に泊めてもらい、次の日の午後、ようやっと帰ってきたのを覚えています。
今の様にiPhoneではなく、まだガラケーでした。しかしそれを駆使してtwitterを読んでいると、先述のお知り合いが「帰れないヤツは誰でもウチに来い!」的なツイートをしていて、その恩恵にあずかる事が出来、非常にありがったことを今でも思い出します。
昨年より、仕事で東北に行くことが多くなりました。車で高速を走っていると、ナビには聞き覚えのあるような地名が多く出てきます。そう、地震と津波で壊滅した地域の名称です。高速上からでは、この地域が被害を受けたとはまるで思えない程、極普通の景色なのです。
たった4年で、そこまで復興しているのです。あれ程の被害を受けながら。どれほどの苦労があったことでしょう。
「たった」というとなんだか簡単な様に聞こえてしまい失礼な感じがしてしまいますが、そんな事は微塵も思っておらず、被災地における皆様の未来へ向かう希望を繋ぐ思いには、ただただ頭の下がる思いです。
今でもたまにyoutubeであの時の動画を観たりします。
高台に逃げた人達が、「ホントに津波なんてくるのかよ」と半分苦笑しながら眺めていたのも束の間、その数分後には足元までガレキと共に波が迫ってきているという、本当に恐怖を覚える、しかもそれが現実にあったことというその事実。
教訓にする、というにはあまりにも怖過ぎ、現実味が無さ過ぎ、しかし動画にはしっかりとそれが保存されており。
いつでも、そしてどんな時でも、何かとてつもない事態が起こるかもしれないということを、再認識しておかねばいけません。
3.11。
黙祷。 |
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三月某日 document.4
「絶対結婚してるでしょ!?」
【↑アーリー水割りがお気に入り】
どうもこんにちは。
「あ、今日俺、結婚出来るかも!?」
と思ったのも束の間、タクシーで逃げる様に去られてしまいましたコバ・ジュンです。
一連を話してしまうと相当長くなるので、かいつまんでいきますよいきますぜ。
土曜日の夜、家で散々飲んで食ってしたあと、やっぱり寂しいので街に出たのです。夜の街に。
いつものバーに顔を出すと、カウンターは満員。「また来ますわー」と挨拶をしてその場を辞します。
しかしそこで帰ってしまうのはあまりに悲し過ぎる。適当に時間潰してたら良いだろうと考え、久々にパチンコ行きました。しかし¥3,500負け。
気分も暗いまま日高屋へ。メンマ、餃子、生ビールを頼みます。そしてハイボールも飲んじゃいます。それだけ飲み食いした感じでも、¥1,000以内で済んじゃう所が日高屋の魅力。庶民の味方だわ〜素敵。
で、再度バーに顔を出します。あらら、まだカウンターは満席。しかし一席だけどうやら滑り込めそう。四人の騒がしい男女の横に陣取りました。
常連であろう四人は、とにかく騒がしく、でも話を聞いてるととても面白く、そんな「お前らの会話をオイラは楽しんでる」雰囲気を出しているうちに隣りの女子がボクに話しかけてきました。そのさらに隣りの男性と夫婦である、という情報を仕入れたりしながら、夜もどんどん更けてゆき…
気付いたらカウンターには、ボクと女子(先程の夫婦の片割れではない)の二人だけになってました。一番騒がしかった彼女。酔いが回り過ぎたのか、なんだか今はとろ〜んとしてきてやがります。
もうこうなりましたら、ボクの「口説きモード」全開ですよそりゃもう。
ただ、なぜだかは不明なのですが、「お前、絶対結婚してるだろ!?」を連発され、しかしボクは「指輪してないだろ?結婚なんてしてるわけがない」との返答しか出来ず、まったく信じてもらえず。なんでしょう。そんなに落ち着いた雰囲気出してたのでしょうか。
ちなみにボクはこのバーではかなりのレアキャラで(カウンターに陣取るくせに実はそこまで頻繁には来ない)、常連さんには「お前なんて全然知らない」と言われる様な扱いです。
が、
この女子と色々話しているうちに、
この子、以前にボクに対して、
「はぁ!?お前モデル事務所!?全然イケメンじゃねえだろ死ね!」
と言った事があった超失礼なヤツだった、つまり初対面ではなかったと判明しまして、「ああ、あの時のクソ女か」と思ったのです。
が、そんなことどうでもいいくらいに、なんか良い感じになって…
というのはボクの超幻想だったようで、
「携帯の充電切れちゃった!帰る!バイバーイ!」
とのたまった後、マジ速攻、カード払いしてたくせにどれだけ早いねん、と思わせる程の速度でタクシーで帰っていってしまいました。
現金払いでそのあとを追いかけるも、ホント逃げるかの様に去られてしまったので、「嗚呼、まったく脈なかったんだな。なんだったんだあの期待させる様なもろもろは」という寂しい気持ちでひとりチャリを漕いで帰途に着きました。
コバ・ジュン、いつでも今も婚活中ですよ。
ではまた。 |
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三月某日 document.3
「案件と映画『幕が上がる』と」
【↑観てきましたよ】
コバ・ジュンです。昨日から今日にかけてハードDays Nightでありました。
午前中から都内まで出かけ、まずはオーディションを一件こなしました。思えばこのスタジオ、あの東日本大震災が起こった正にその時ここにいました&ここでの案件、たぶん一度も受かったことない(苦笑)。そんな色々曰く付きの場所でしたが、とりあえずやり切ってはきました。これで落ちたらまぁしょうがない。求められている顔、姿、声ではなかったということ。芝居の上手下手ではないのです、たぶん。むずかしいものです。
次のオーディションは夕方。時間はやっと昼を過ぎたばかり。ネットカフェなどで寝る選択もあったのですが、どうせ都内に出たのなら、現在公開中であるももクロちゃんの映画でも観ようかなと思ったのです。
渋谷TOHOシネマ。本日二回目の上映に間に合いました。
原作:平田オリザさん、監督:本広克行さんの映画です。
タイトルは『幕が上がる』
高校演劇を舞台にした、青春映画でありました。ももいろクローバーZさん主演です。
見る前は「ももクロちゃんが前面に出過ぎた、わいわいきゃいきゃいするアイドル映画だったら嫌だな」と思ってました。
が、
しっかりと作られていました。120分という結構な尺ではあるのですが、時間を感じさせないストーリー、そして構成も良く、充分楽しめましたし、良い映画だったというのが感想です。
単純にボクが「青春映画好き」ってのもあるんですが、二時間の間まったく飽きませんでしたし、それだけのめりこんでいたのでしょう。
正直ボクは高校演劇ダメです。一般目線で観る限り、面白い!と思うものに出会った事がないからというのが理由です。実際は凄いのもあると思いますよ。でも、話は分からないしオチもないし、という印象が強いのです。映画の中でも演劇部が新歓でロミジュリをやっても皆興味なく、お話してたり帰っちゃったりというシーンがありますが、あれこそボク。
しかし、言いたいのはそこではなくて、
ある目標に対して心も身体も目一杯使って頑張る若者達の姿、ってのに重きを置いたのかと感じました。映画は正にそこを狙って狙って狙い続けて撮っていったのだな、と。
作中の演劇部が用いる題材が、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」ってのもなるほどなあと思った要因です。
今まで何度もその芝居を観てきました観る機会がありました。正調、もしくはアレンジが加わったものまで色々。
分かんねえんですよボクには(笑)。ジョバンニ、カンパネルラ、鳥捕りさん等々…。
しかし、そういった分かり辛いものを大会という大舞台で演って、
訳分からない大人達に訳分からない意見や批判を言われて、
悲喜こもごもがあって、
そんな姿が実に素敵に描かれていました。
ファン目線で観ちゃってるかもしれないため、面白かったと感じ過ぎてしまってるきらいもあるとは思います。
杏果はスクリーンに登場する度すごい良い表情魅せるし、しおりんはめっちゃ可愛くなってるし雑ではあるけど思っていたより芝居綺麗だし、夏菜子は天性の主役だと思ったし、れにちゃんはムードメーカーとして裏も表も最高の存在だったのだろうし、あーりんはちょっと太っちゃってるけど、夏菜子に抱きつくシーンの芝居はリアリティあり過ぎて驚いたほどだったし。
「高校演劇」や「オリザさん」という言葉にビビッと来る演劇人は、ぜひ観ておいて損はないです。よく行くであろう「こまばアゴラ劇場」とか出てきますし(笑)。
あ、その後ボクは二件目のオーディションに行きました。
なんだかね、舞台を始めた頃のね、ピュアだった、そして素直だった自分を思い出しながらオーディションを受ける事が出来たのです。
決してそれでは受からないのだけど、凝り固まった頭を一度リセットするのも大事なのだなあと感じたのですよ。もちろんそれは映画に影響されて。
そしてこの日記を書いている現在、23時間起き続けているのです。
とりあえず寝ます。
あと、
とりあえずパンフも買ってみてください、映画観に行った人は。
¥1,080とお高いですが、色々読めて楽しいです。
ではまた。 |
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三月某日 document.2
「ボクは昔オーボエ奏者だった」
【↑アズマさんは本当にかっこいい…】
タイトルにつられて来た人こんにちは(笑)、コバ・ジュンです。
あ、帰らないで!ちょっとだけでも読んでって!嘘はついてないだろうから!
さて、
昨年末に引き続き、先日も都内某所で本格的なオーケストラコンサートの裏についてました。がっつりと音響設備が整ったホールに、50名ほどのオケ、壮大な楽曲の数々、それを袖で聴けてしまうという、さらにお金までもらえてしまうという超役得(笑)。
演劇舞台とは違って、そこまでガチガチな仕込みではなく、ただ、6×6とか4×6とかあまり聞き慣れない平台をセットしたり、指揮台や譜面台、そしてコントラバス用の椅子等、色々新たな一面も知る事が出来て楽しいのです。箱馬やら木台やらつかみ、ケコミなんてのは芝居といっしょ。
二時間を越えるコンサートなのですが、前半では楽器紹介コーナーもあり、マエストロがひとつひとつ説明をしてくれます。弦楽器から始まり、木管、金管、打楽器、そしてハープまで、それだけで確か30分をゆうに越え、ホールの撤退時間を考える側としては気が気じゃないのですが、お客さんとしてみれば実に楽しい時間だと思われます。
バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、ピッコロ、ピッコロフルート、クラリネット、オーボエ、ファゴット、トランペット、トロンボーン、ホルン、チューバ、ティンパニ、トライアングル、タンバリン、モンキータンバリン、スネアードラム、ハープetc、ひとつひとつの特徴を説明し、実際の音を出します。
オケさんの中には面白い方もいて、ゲゲゲの鬼太郎の曲を弾いたり(ビオラ)、水戸黄門とメリーさんの羊をミックスした曲を弾いてくれる方(コントラバス)もいました。
本題。
でです。上記の楽器紹介中、ボクの心を毎回鷲掴みにするものがあるのです。それは、まぁタイトルでバレてますが、
オーボエ
なんですよですよ。
演奏は「白鳥の湖」なんですが、もうこれがね、至高でね、漏らしそうなほどです実際少し漏れてますよきっと調べたら。ヒートテック履いてるから気付かないだけなんです。
実はこれ、かなり小さい頃から感じていたことでして、オーボエの音色を聞く度に、
「あ、これはヤバい、何かヤバい。俺の中の眠っていた衝動がかき乱される、うちゅうのほうそくがみだれる!」
くらいにまで感じていたのですよ。
ここから導き出される結論として、
「ボクの前世はオーボエ奏者だったのではないか」と(笑)
きっとそうなんですよ。ヨーロッパのどこかで多分ウィーンとかでその才能が認められ一流のオーケストラに誘われるも無頼で酒飲みで人付き合いが不器用な事から「ミーは群れたくなくてねボンヌ」とか言って不遇のまま27歳で独身で死んでいった天才イケメンオーボゥイストだったんですハイこれ決定。
と思いながらネット検索してみたら、あらあらまあまあ、オーボエの魅力に取り憑かれている人の多い事多い事。たぶん人が聴いて一番心地よい、なんつーんすかね、周波数?そういったものに近いのかと思われますよ。
かなり前ですが、「さんま・玉緒の夢かなえたろかSP」というテレビ番組で、世界的オーボエ奏者の宮本文昭さんが出演し、「宮本さんとセッションしたい!」という女子中学生の夢を叶えていたことがありました。あれは感動したなあ。涙出たもの。
その時に吹いていたのが「風笛」という曲。NHKの朝の連続テレビ小説「あすか」のテーマ曲でした。竹内結子さん主演の。
というわけで、ボクはきっと前世オーボエ吹いてたんだなあというお話でした。
あ!ソリストのベルカント唱法もすげえなあと思いました。出来る事なら自分のモノにしたい(笑)。ボイトレとかで教えてもらえるものなのかしら。あのマイクを通さずホールに響き渡る歌声にはマジでビビりそして感動。もしかしたらボクは前世ソリストだったのかも!
おあとがよろしいようで。
ではまた。
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三月某日 document.1
「ヤヨイ始まり、人生がうるさくなってきた」
【↑三月の顔、サクラダイさんとアズマヒキガエルさん。アズマさんの格好良さは異常!素敵!】
コバ・ジュンです。
三月になりましたね。びっくりですね、もう三月ですよ。
一月は「イク」
二月は「ニプレス」
三月は「サワッテ」
というくらい、年が明けてからはあっという間に過ぎてしまいます。
今日はがっつり洗濯しました。ゴミも出しました。流しも綺麗にしました。
新たな月を気持良く迎えます。迎える様にしました。
人生がかなりうるさくなってきました。
不惑は過ぎたのですが、全然惑いまくっています。
つい先程もトイレに行くつもりがお風呂に行ってしまいましたそしてそこで用を(以下略)。
ではまた。 |
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