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documentary 2015.3.(最上部ガ最新。下カラ順ニドウゾ)

ontology.255(ヤヨイ二週目)


三月某日 document.14

「あがる芝居ってえのはこういうことだ」



【↑田口千尋さんと(^o^)】

コバ・ジュンです。土曜日の話をいたしましょう。

朝方に帰宅し、二時間?ほど寝た後、ちゃんと目覚ましで起きてまずは笹塚へと向かいました。この日は芝居を二本観劇予定なのです。

まずは京王線の笹塚に向かいます。うは、結構時間かかるなこりゃ。

というわけで到着しました笹塚ファクトリー。ここではLIVEDOG PRODUCEの「ちょいとビターな日曜日」を観ます。

チラシには「サスペンスコメディ」と書いてありますが、一体どの様なものになるのか、ビクビクしながら指定A席に腰掛けます。

話は、条件だけなら超優良なのに、日曜日になると事件が起こり住人に不幸が訪れる…という都市伝説を抱えたマンションを舞台に、内覧に来たミステリー作家とそこを案内する初老の管理人の回想をベースに進みます。
過去に各部屋で何が起こったかをオムニバス形式で各住人役である俳優達が演じていき、そしてまた作家と管理人の話に戻る。これを繰り返していき、どんどんと謎が解けると共にクエスチョンはさらに深まっていく…。

これが非常に面白かった!俳優さん達のキャラ付けもとても良く、ちょっとやり過ぎかな?と感じた部分はあるも、うまく演出と合っていて、笑う所は思い切り笑かしていただきました。そして〆も良かった。主役である同じ事務所の加藤凛太郎さんの演技がまたとても心に響くものでした。

終演後、十年来のお知り合いである稲垣希さん、そして前述の加藤さん、さらに同じ事務所の森本未来さんにご挨拶。三者とも、キャラに沿ったとても良い芝居を見せてくれました。花マル(^o^)


笹塚を辞し、次は高円寺に向かいます。回転寿司で5皿程の腹ごしらえをした後、漫喫で仮眠。「新黒沢最強伝説」を二巻目くらい読んだ気もしたり一時間くらい寝た気もしたり、そうこうしてるうちに出る時間が近付いてきました。

二本目の芝居は高円寺明石スタジオです。ガラ劇「ガラ版 矛盾」を観劇しました。お知り合いの田口千尋さんがヒロインとして出演する舞台です。案内を頂いた時「シェイクスピア」との文言があったので、正直不安だったのですが、「稽古頑張ってます」との連絡があったら行かないわけにはいかん。

舞台は正面と裏に客席があり、建具などはなく、しかし床には謎のマス目。一体どんな芝居なんだろう?と興味をそそられる設定です。

これがね、めちゃくちゃ良かった!なるほど、こういう演出方法もあるのかと。出演者のほとんどが長い竹ひごの様なものを持っており、基本は槍や剣なのですが、それが窓になったり机になったりさらには鏡を表す形態に変化したり、「くっそ、やられたけど面白えな!」と素直に思ってしまいました。

圧巻だったのは、前述の舞台上のマス目、これをチェス的に使い、マケドニアvsペルシアの闘い(イッソスの戦い)を表したこと。実に分かりやすいし、といってギャグ的なものにもならず、その手法に脱帽。実に上手く舞台を使っているなあと感じました。

ヒロインである「シルク」を演じた千尋さんも非常に良かった。「すげえな」と思っちゃいました。ダレイオス、そしてアレキサンドロスに翻弄されて恋して捨てられて…という役をそれはそれは伝わる様に見事な芝居を魅せてくれましたよ。

終演後、千尋さんにご挨拶。本音を述べました。凄く分かりやすくて楽しめたし、とにかく良かった。悔しく思うくらいに良かった。


昼、夜の舞台どちらにも、ボクが4月に出演する芝居のチラシを渡してきたのですが、「ややや、ゲスト出演とは言え絶対負けてらんねえぞ」と心に強く強く思ったのです。マジ負けてらんねえ。


しかしみんな芝居上手いね素敵だね。ボクもおっさんだけど頑張っていかねばね!というわけで4/16〜19までの舞台をよろしくお願いします↓

http://gekifuri.com/

ではまた(^_^)ノ


三月某日 document.13

「パパのは牛乳びん(エロ注意)」



【↑全巻持ってます】

コバ・ジュンです。

今日から暖かい様ですよ。でも下品な話しますよ。それがボクですよ。


皆様、「シェイプアップ乱」という漫画を御存知でしょうか。週刊少年ジャンプにて、1983〜85年に連載された、徳弘正也先生の作品です。ボクの中学時代の友人「Oさん」が凄い好きなマンガでした。Oさん、見てる〜?

徳弘先生と言えば、「ジャングルの王者ターちゃん」やら「狂四郎2030」などの作品でも名を知られています。とにかく豊富な下ネタと、なのに泣かせるストーリーテラーとしても評価が高い方なのです。

「乱」連載当時、ボクは11〜13歳でした。一番「性」に多感な頃であります。

正直「絵」自体は興奮するという絵柄でないのですが、エロとギャグを上手く掛け合わせたそのセンスには、今も昔もとにかく面白いと感じさせるには充分だったのです。

まぁ、あるヒトコマをご覧下さい。



こんな感じのが毎回続きます(笑)


個人的に当時一番笑って、今だに好きなのがこのコマ



色々問題になると思うので、詳しい説明は省きます(笑)



さてタイトル。

このコマからです。




これ、主要登場人物の一人である「華歩ルイ子(かあるるいこ)」の父である「華歩セイロガン」が発したセリフなのであります。


一体なんのことがさっぱり分かりませんね。

しかし、大人になったコバ・ジュン、今ではすっかり分かる様になりました。

こんな漫画が少年誌で連載されていたなんて、昭和って時代は実に最悪で暗黒だったんですね!それよりなにより、こんなエロ面白い漫画を読むことのできない今の子供たちは実に可哀想ですね!

こういう下品な漫画があるからこそ、良くも悪くもアイデンティティが形成されると思うんだけどなあ。

ちなみにこの「華歩ルイ子」が登場する該当回は(かなり多いのですが)、新装版では「人種差別に値する」ということで全てカットされているそうです。

ふーん。



で、

「パパのは牛乳びん」に対するオチのコマですが、

こちらになります。



わぁ!やっぱり下品だ!(笑)


ではまた。


三月某日 document.12

「コバ・ジュン舞台出演情報ですよ」



【↑チラシ出来てます(^o^)】

コバ・ジュンです。

昨日は寒かったですな〜。ちょっと暖かくなったと思って一枚着ずにいたらとんでもないことになりましたよど畜生。

でも春はそこまで来ています。なんたって東京でも桜の開花宣言が出されましたしな!たしな!


そんな春、コバ・ジュン、実に三年振りの舞台に出演いたします。

それも、かつて所属していた劇団に。

-------------------------------------
劇団ふりぃすたいる act.20
創立20周年記念公演

『白川荘の人びと』〜大抵のことは知らないうちに何とかなる!?〜
原案・演出/キートン山田

4/16(木)〜19(日)
せんがわ劇場(京王線仙川駅より徒歩4分)

16(木)19時
17(金)19時
18(土)14時 19時
19(日)14時

チケットは日時指定・全席自由。
前売・当日とも¥3,000
小学生以下は¥1,000(座席を必要としない幼児は無料)
-------------------------------------

となります。その他詳細は、「劇団ふりぃすたいる」公式サイトをご覧下さいませ。
http://gekifuri.com/

チケットのお求めはコバ・ジュンに直接連絡くださいませね〜。
メールアドレスは、
コチラ

または、twitter、Facebook、mixiでも受け付けております。

twitterは「kobajun1219」で検索、
Facebookは「コバ・ジュン」または「小林淳一」で検索、
mixiは「こばじゅーん」でやってます。
ダイレクトメッセージお待ちしております。


まぁ何はともあれね、3年振りですのでね、板の上の感覚を取り戻す所から始めなきゃいけないわけでね。さらには後輩からの「こいつ先輩ヅラしてるけど、どれだけ芝居出来るんだよ…」というプレッシャーもものすごいわけでね(今現在の劇団員の多くは、ボクの直接の後輩ではないのです)。

ゲストとしての出演なので、チョイな感じとはなりますが、良かったらぜひコバ・ジュンに会いにいらしてくださいませ〜。


ではまた(^_^)ノ


三月某日 document.11

「鼻毛」



【↑さっと湯がいたオクラを輪切りにし、納豆、キムチと混ぜました。発酵食品バンザイ!】

コバ・ジュンです。新しい週の始まりですね。気候も暖かくなってきて、過ごしやすい日々になってまいりました。

と言いつつ、昨夜はSNSの「今日は暖かかった!もうマフラーも手袋もいらないね!」という書き込みを信じたばっかりに、チャリで激寒という事態にも見舞われました。やはり信じるべきは自分ですなアーハハ。


さて、

暖かくなると共に、スギ花粉の飛散もとんでもないことになっており、ボクは起きた途端にくしゃみと鼻水、そして猛烈な目のかゆみなんてのに襲われておりますスギを切り倒せ誰か頼む。

でね、それだけ花粉が飛んでいるとね、身体の防衛機能も過剰反応してしまうのか、「鼻毛」の伸びが異常に早いのです。

皆様ご存知の通りボクはブタッ鼻なので、ちょっとでも気を抜くとすぐに鼻毛がびろーんと出てきてしまうのです。かなり気をつけて抜いたりカットしたりはしてるのですが、この時期はどうしてもその速度よりも鼻毛ちゃんびろんのが早い様でして。

ところで、

女性の綺麗なお顔立ちしてる方って、大体鼻がすぱーんと高いのですが、それにより鼻の穴も割りと大きめ、つまり目立ちます。しかし鼻毛とか出てるの見た事ありません。

みなさん、処理とかしてるんですかね?さらに、鼻ほじったりとかもするんですかね?

女性ファッション誌でも、

「この春オススメ!モテ眉になるビューティーコスメ情報!」

なんてのはありますが、

「気になるあの人をゲット!鼻毛カットで彼氏を鼻毛ット!」

とかないですよね。もしかしたら雑誌の目立たないところに書かれていたりするのでしょうか。袋とじの中にこっそり「モテ鼻毛のコツ」とかあるのでしょうか。アンダーヘアーの処理方法が載っているのは聞いた事がありますが。

というわけで、今日もいそいそ鼻毛カットにいそしむコバ・ジュンなのでありました。

ではまた(´・ω・`)


三月某日 document.10

「そいつがボークのやりかたー♪」



【↑大好き岩本乃蒼アナ。どんストライク】

コバ・ジュンです。

毎日頑張っています。

辛い事たくさんあります。でもそんなことひけらかしても誰もハッピーにはなりゃせんのです。だから楽しい事だけ書いていくのです。

昨夜のご飯美味しかった!初めてこんなお酒飲んだ!すごくたくさん寝られた!汗いっぱいかいた!筋肉痛ひどいけど頑張った!う○こいっぱい出た!

こういう方が楽しいじゃありませんこと?


お蝶夫人は言いました。

「ひろみ、あたしは昨日う○こ漏らしたわ」(嘘)

鮎川まどかは言いました。

「春日くん、あたし昨日う○こ漏らしたの」(嘘)

コバ・ジュンは言いました。

「げへ、昨日間に合わなくて漏らした!」(本当)


御年42歳。頑張っていますよ。頑張るしかないじゃない。


ではまた。


三月某日 document.9

「第三惑星の悪夢(セブンの話じゃないよ)」



【↑豆腐に納豆。美味い】

あら、また雨なの?コバ・ジュンです。

最近天気が不安定ですね。昨日は撮影予備日でしたが、火曜にすべての撮影が終わったので、一日オフとなりました。寝てました。

雨が降る度暖かくなりますね。もう気分は春。♪はーるーよー、神田ーハールーよー

そんなオフ、寝てたら変な夢見ました。


まずは事務所を解雇される夢。

「今ボーダーラインに立ってるのが、小林クン(ボク)、○○ちゃん、○○クンの三人。3/31までに仕事取れなければ、Boiledだから」

解雇がなぜ「boiled(茹でる)」になるのかが不明でしたが、「You are Fired!!」でクビという意味なので、まぁ当たらずとも遠からず、夢だし(笑)。

で、飛び起きました。汗びっしょりで。うーん、実にリアリティあって驚いた(苦笑)。


とりあえずはまた眠りに落ちたのですが、次に見たのがこんなん。


照明暗めの居酒屋。入口を入ると大きな長テーブルがあり、それを囲んで楽しく飲んでいます。仲間は、ボクが今まで芝居関連で知り合った俳優・女優さん、そしてお客様。彼らが入れ替わり立ち替わり楽しい話をしてきます。
印象的だったのは、女性陣が皆ボクにベタベタしてきたこと(笑)。「え〜、この子が!?」なんてのもあり、夢とは言え非常に良い思いをさせて頂きました。

が、起きたらやはり汗びっしょり。

というのが、割りとオールスター出演だったのが気になってしまったのです。

役者業始めて20年くらいになりますが、その間に出会った方々、過去も現在も老いも若きも色々な人がボクの元へと訪れました。


で、思った事。


「これって、皆がサヨナラを告げに来ているのではないか」と。


SFの大家、星新一さんのショートショートでこんな話があります。

仲の良かった友人が夢に出てきて、主人公に別れを告げます。すわ、友人に何かあったのでは?と電話してみるも、奥方が出て、特に何も無いとの返事。それにしてはリアルな夢だったなあと家を出ると、主人公自身がそこで車に轢かれ亡くなってしまうという。


まぁ40歳過ぎたので、いつ死んでもおかしくないとは思ってますが、実際にこういうの見ると「なんだかなあ嫌だなあ」と思っちゃいます。といって結婚もしていないし子供もいないので、特に誰にも迷惑かけないから平気かなとも感じてるんですけどね。


そんなお話でした。寝るのが少し怖いです。


ではまた。


三月某日 document.8

「現場は楽し」



【↑事務所の後輩、ササキョーこと佐々木恭平クンと】

どうも、コバ・ジュンです。

本日は、あ、もう昨日か(現在1:09)、昨日は東京の西の方で某撮影でした。朝6:30に家を出て、帰ってきたのがてっぺん越えていたので、18時間以上外をウロウロしてたことになります。で、一昨夜はなんと二時間しか寝ていないので、とにかく眠さがピーク!と言いつつコレ書いてるくらいだからまだ元気なのでしょう。

おとといの話からいきましょう。都内で昼ちょっと過ぎ、あるオーディションを終えました。で、この日の夜、4/16〜19に出演する舞台の稽古に初参加予定。しかし時間はまだ14時。どうやって時間つぶすべえと色々考えたものの、結局漫喫にすべりこみました。で、三時間ほど寝ようと思うも、神経細いボク、寝られる訳がありません。一睡もせず稽古に向かいました。


中野近辺の稽古場着。劇団員が来るのを待っていたら、なんだか傘をさしたエンジェルみたいな女の子が、笑ってる様な驚いてる様ななんだか不思議な顔をしてこちらを見ています。わあ、Cちゃんじゃないの。お知り合いの女優さんでした。同じ建物の別の箇所で稽古しているという事。その喜びにテンションMAXになり、嬉ションしてしまいました。もちろん気付かれずに。雨降ってたし。

18時から稽古でしたが、19:30頃には「打ち合わせ」という名の飲み会に移動。まぁこれには色々訳がありまして、まずは稽古よりもそこかと(笑)。
で、私は次の日(昨日のことね)撮影が入っていたので、ビールしか頼まず、とにかく深酒しないようにしてました。

電車にも余裕で間に合い、ゆっくり帰って明日に備える予定でした。

が、

こういう時に神様はいたずらするんですね〜。気付いたら横須賀の南の方にいて、当然上り電車はすでに終っており、といって帰らない訳にもいかず、先月に続きまたタクシーを使うハメになってしまいました。二ヶ月トータルで¥12,000の出費はかなり痛いです。

1時過ぎ自宅着。次の日は5:30起床予定です。まぁそれだけ寝られたらなんとかなります。目覚ましセットして、と…

だのになぜか2:15に起きちゃって、そこから色々頑張るも寝られず。遅刻するよりは良いかと、早々と家を出ることにしましたのです6:30に。

9時、現場着。室内の撮影かと思っていたら、割りと外も多く、御存知の通りかなり良い天気だったため、日焼け止めを忘れてしまったお肌敏感メンのボクは、首やら耳やらが徐々に赤くなり始め…。

そんなこんなもありましたが、21:30にはすべての撮影が終了。いやあ長かった〜。しかし現場には事務所の後輩である佐々木恭平クンもいて、彼と一緒だった事により長丁場を乗り越えられた感があります。話し相手がいるのといないのとでは、大分違いますからね。

そして家に無事に帰り着きました。本日撮影したものは、放映が決まりましたら日記他各SNSで報告していきたいと思います。


やっぱ現場は楽しいですな。今年もたくさん「自分の」現場をやっていきたいですね。


ではまた。



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ontology.254(ヤヨイ一週目)


三月某日 document.7

「コバ・ジュン発酵しろ(つまらない話)」



【↑黒じょかしゅんしゅん】

コバ・ジュンです。

先程事務所より連絡がありクビ!ではなくて、お仕事一本決まりました。ありがたいことです(^o^)ようやく本年の初日が出ました。


さて、今日は「発酵食品」というお話。

以前ロケで一緒になった女優さんが、朝にヨーグルトを飲んでるのを見て、なんだか感化されてしまい(笑)、それ以来なるべく発酵食品を摂る様にしています。

主にヨーグルト、そして納豆。

ボクは元々腸が弱く、これは遺伝でもあるのですが、すぐにおなかを壊してしまいます。舞台で稽古場が固定されている場合、ボクの棚にはビオフェルミンが置いてあるくらい。要は「腸内環境」がひどく悪いのかと。

で、腸内環境を良くするには何が必要かと考えたら、発酵食品という結論に辿り着きました。

腸を綺麗にすれば、お肌も綺麗に!との考えからです。

これからも身体に良いものを摂って、ぎっちり運動もして、ガッツリ仕事取っていきますよ〜。

以上、「つまらない話(便秘にならない)」でした。


ではまた。


三月某日 document.6

「あの子にばれずに彼にもばれずにkissしようよ」



【↑大成功調理】

コバ・ジュンです。どうも。

「これは取っただろう!」と思ったオーディションに見事に落ち、近年稀に見る凹み度MAXでありますが、後ろ向いてもしゃーないので、もう前向きましたよ、俺すげえなすげえ俺。


もうタイトルいきますね(苦笑)。

「あの娘にばれずに彼にもばれずにkissしようよ」

はい、川本真琴さんの曲、「愛の才能」の中の一節であります。

まぁこれは一旦置いておきましょう。


先日の日記で、「バーで女の子と良い雰囲気になったのにタクシーで逃げられてしまった」というのを書きましたね書きましたよ確かに書いたのです。

で、なぜ逃げられたのかをまったく分かってなかったのですが、日が経つに連れて、私の頭の上の消しゴムが作動し始めて薄い髪の毛がさらに薄くではなくて、私の頭の中の記憶を司るであろう海馬とかその辺が妙に働き始めると共に、その逃げられた当日、何をやったか言ったかを段々と思い出してきたのですよ。

まぁ「何を言ったか」は皆様のご想像にお任せします。たぶんそれが原因です。仲良くなれたと思ったので、つい口がすべってしまったのでしょう。そんなことを言ったらきっと「なにこのオヤジヤバい死ね」と思われて当然でしょう。

日記のタイトルは特に関係ありません。

ではまた。


三月某日 document.5

「3.11」



【↑川沿いの朝。この穏やかな情景がいつまでも続きます様】

コバ・ジュンです。

本日は三月十一日。そう、3.11です。

2011年3月11日、東北を中心とする大きな地震が起こりました。

早いもので、あの日からもう四年。

都内にいたボクはその日に帰る事が出来ず、お知り合いの家に泊めてもらい、次の日の午後、ようやっと帰ってきたのを覚えています。
今の様にiPhoneではなく、まだガラケーでした。しかしそれを駆使してtwitterを読んでいると、先述のお知り合いが「帰れないヤツは誰でもウチに来い!」的なツイートをしていて、その恩恵にあずかる事が出来、非常にありがったことを今でも思い出します。

昨年より、仕事で東北に行くことが多くなりました。車で高速を走っていると、ナビには聞き覚えのあるような地名が多く出てきます。そう、地震と津波で壊滅した地域の名称です。高速上からでは、この地域が被害を受けたとはまるで思えない程、極普通の景色なのです。

たった4年で、そこまで復興しているのです。あれ程の被害を受けながら。どれほどの苦労があったことでしょう。
「たった」というとなんだか簡単な様に聞こえてしまい失礼な感じがしてしまいますが、そんな事は微塵も思っておらず、被災地における皆様の未来へ向かう希望を繋ぐ思いには、ただただ頭の下がる思いです。


今でもたまにyoutubeであの時の動画を観たりします。

高台に逃げた人達が、「ホントに津波なんてくるのかよ」と半分苦笑しながら眺めていたのも束の間、その数分後には足元までガレキと共に波が迫ってきているという、本当に恐怖を覚える、しかもそれが現実にあったことというその事実。

教訓にする、というにはあまりにも怖過ぎ、現実味が無さ過ぎ、しかし動画にはしっかりとそれが保存されており。

いつでも、そしてどんな時でも、何かとてつもない事態が起こるかもしれないということを、再認識しておかねばいけません。


3.11。


黙祷。


三月某日 document.4

「絶対結婚してるでしょ!?」



【↑アーリー水割りがお気に入り】

どうもこんにちは。

「あ、今日俺、結婚出来るかも!?」

と思ったのも束の間、タクシーで逃げる様に去られてしまいましたコバ・ジュンです。

一連を話してしまうと相当長くなるので、かいつまんでいきますよいきますぜ。


土曜日の夜、家で散々飲んで食ってしたあと、やっぱり寂しいので街に出たのです。夜の街に。

いつものバーに顔を出すと、カウンターは満員。「また来ますわー」と挨拶をしてその場を辞します。
しかしそこで帰ってしまうのはあまりに悲し過ぎる。適当に時間潰してたら良いだろうと考え、久々にパチンコ行きました。しかし¥3,500負け。

気分も暗いまま日高屋へ。メンマ、餃子、生ビールを頼みます。そしてハイボールも飲んじゃいます。それだけ飲み食いした感じでも、¥1,000以内で済んじゃう所が日高屋の魅力。庶民の味方だわ〜素敵。

で、再度バーに顔を出します。あらら、まだカウンターは満席。しかし一席だけどうやら滑り込めそう。四人の騒がしい男女の横に陣取りました。

常連であろう四人は、とにかく騒がしく、でも話を聞いてるととても面白く、そんな「お前らの会話をオイラは楽しんでる」雰囲気を出しているうちに隣りの女子がボクに話しかけてきました。そのさらに隣りの男性と夫婦である、という情報を仕入れたりしながら、夜もどんどん更けてゆき…

気付いたらカウンターには、ボクと女子(先程の夫婦の片割れではない)の二人だけになってました。一番騒がしかった彼女。酔いが回り過ぎたのか、なんだか今はとろ〜んとしてきてやがります。

もうこうなりましたら、ボクの「口説きモード」全開ですよそりゃもう。

ただ、なぜだかは不明なのですが、「お前、絶対結婚してるだろ!?」を連発され、しかしボクは「指輪してないだろ?結婚なんてしてるわけがない」との返答しか出来ず、まったく信じてもらえず。なんでしょう。そんなに落ち着いた雰囲気出してたのでしょうか。

ちなみにボクはこのバーではかなりのレアキャラで(カウンターに陣取るくせに実はそこまで頻繁には来ない)、常連さんには「お前なんて全然知らない」と言われる様な扱いです。

が、

この女子と色々話しているうちに、

この子、以前にボクに対して、

「はぁ!?お前モデル事務所!?全然イケメンじゃねえだろ死ね!」

と言った事があった超失礼なヤツだった、つまり初対面ではなかったと判明しまして、「ああ、あの時のクソ女か」と思ったのです。
が、そんなことどうでもいいくらいに、なんか良い感じになって…


というのはボクの超幻想だったようで、

「携帯の充電切れちゃった!帰る!バイバーイ!」

とのたまった後、マジ速攻、カード払いしてたくせにどれだけ早いねん、と思わせる程の速度でタクシーで帰っていってしまいました。

現金払いでそのあとを追いかけるも、ホント逃げるかの様に去られてしまったので、「嗚呼、まったく脈なかったんだな。なんだったんだあの期待させる様なもろもろは」という寂しい気持ちでひとりチャリを漕いで帰途に着きました。

コバ・ジュン、いつでも今も婚活中ですよ。


ではまた。


三月某日 document.3

「案件と映画『幕が上がる』と」



【↑観てきましたよ】

コバ・ジュンです。昨日から今日にかけてハードDays Nightでありました。

午前中から都内まで出かけ、まずはオーディションを一件こなしました。思えばこのスタジオ、あの東日本大震災が起こった正にその時ここにいました&ここでの案件、たぶん一度も受かったことない(苦笑)。そんな色々曰く付きの場所でしたが、とりあえずやり切ってはきました。これで落ちたらまぁしょうがない。求められている顔、姿、声ではなかったということ。芝居の上手下手ではないのです、たぶん。むずかしいものです。


次のオーディションは夕方。時間はやっと昼を過ぎたばかり。ネットカフェなどで寝る選択もあったのですが、どうせ都内に出たのなら、現在公開中であるももクロちゃんの映画でも観ようかなと思ったのです。


渋谷TOHOシネマ。本日二回目の上映に間に合いました。

原作:平田オリザさん、監督:本広克行さんの映画です。

タイトルは『幕が上がる』

高校演劇を舞台にした、青春映画でありました。ももいろクローバーZさん主演です。


見る前は「ももクロちゃんが前面に出過ぎた、わいわいきゃいきゃいするアイドル映画だったら嫌だな」と思ってました。

が、

しっかりと作られていました。120分という結構な尺ではあるのですが、時間を感じさせないストーリー、そして構成も良く、充分楽しめましたし、良い映画だったというのが感想です。

単純にボクが「青春映画好き」ってのもあるんですが、二時間の間まったく飽きませんでしたし、それだけのめりこんでいたのでしょう。


正直ボクは高校演劇ダメです。一般目線で観る限り、面白い!と思うものに出会った事がないからというのが理由です。実際は凄いのもあると思いますよ。でも、話は分からないしオチもないし、という印象が強いのです。映画の中でも演劇部が新歓でロミジュリをやっても皆興味なく、お話してたり帰っちゃったりというシーンがありますが、あれこそボク。


しかし、言いたいのはそこではなくて、


ある目標に対して心も身体も目一杯使って頑張る若者達の姿、ってのに重きを置いたのかと感じました。映画は正にそこを狙って狙って狙い続けて撮っていったのだな、と。

作中の演劇部が用いる題材が、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」ってのもなるほどなあと思った要因です。

今まで何度もその芝居を観てきました観る機会がありました。正調、もしくはアレンジが加わったものまで色々。

分かんねえんですよボクには(笑)。ジョバンニ、カンパネルラ、鳥捕りさん等々…。


しかし、そういった分かり辛いものを大会という大舞台で演って、

訳分からない大人達に訳分からない意見や批判を言われて、

悲喜こもごもがあって、

そんな姿が実に素敵に描かれていました。


ファン目線で観ちゃってるかもしれないため、面白かったと感じ過ぎてしまってるきらいもあるとは思います。

杏果はスクリーンに登場する度すごい良い表情魅せるし、しおりんはめっちゃ可愛くなってるし雑ではあるけど思っていたより芝居綺麗だし、夏菜子は天性の主役だと思ったし、れにちゃんはムードメーカーとして裏も表も最高の存在だったのだろうし、あーりんはちょっと太っちゃってるけど、夏菜子に抱きつくシーンの芝居はリアリティあり過ぎて驚いたほどだったし。


「高校演劇」や「オリザさん」という言葉にビビッと来る演劇人は、ぜひ観ておいて損はないです。よく行くであろう「こまばアゴラ劇場」とか出てきますし(笑)。



あ、その後ボクは二件目のオーディションに行きました。

なんだかね、舞台を始めた頃のね、ピュアだった、そして素直だった自分を思い出しながらオーディションを受ける事が出来たのです。

決してそれでは受からないのだけど、凝り固まった頭を一度リセットするのも大事なのだなあと感じたのですよ。もちろんそれは映画に影響されて。

そしてこの日記を書いている現在、23時間起き続けているのです。


とりあえず寝ます。

あと、

とりあえずパンフも買ってみてください、映画観に行った人は。
¥1,080とお高いですが、色々読めて楽しいです。


ではまた。


三月某日 document.2

「ボクは昔オーボエ奏者だった」



【↑アズマさんは本当にかっこいい…】

タイトルにつられて来た人こんにちは(笑)、コバ・ジュンです。

あ、帰らないで!ちょっとだけでも読んでって!嘘はついてないだろうから!


さて、

昨年末に引き続き、先日も都内某所で本格的なオーケストラコンサートの裏についてました。がっつりと音響設備が整ったホールに、50名ほどのオケ、壮大な楽曲の数々、それを袖で聴けてしまうという、さらにお金までもらえてしまうという超役得(笑)。


演劇舞台とは違って、そこまでガチガチな仕込みではなく、ただ、6×6とか4×6とかあまり聞き慣れない平台をセットしたり、指揮台や譜面台、そしてコントラバス用の椅子等、色々新たな一面も知る事が出来て楽しいのです。箱馬やら木台やらつかみ、ケコミなんてのは芝居といっしょ。

二時間を越えるコンサートなのですが、前半では楽器紹介コーナーもあり、マエストロがひとつひとつ説明をしてくれます。弦楽器から始まり、木管、金管、打楽器、そしてハープまで、それだけで確か30分をゆうに越え、ホールの撤退時間を考える側としては気が気じゃないのですが、お客さんとしてみれば実に楽しい時間だと思われます。

バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、ピッコロ、ピッコロフルート、クラリネット、オーボエ、ファゴット、トランペット、トロンボーン、ホルン、チューバ、ティンパニ、トライアングル、タンバリン、モンキータンバリン、スネアードラム、ハープetc、ひとつひとつの特徴を説明し、実際の音を出します。

オケさんの中には面白い方もいて、ゲゲゲの鬼太郎の曲を弾いたり(ビオラ)、水戸黄門とメリーさんの羊をミックスした曲を弾いてくれる方(コントラバス)もいました。


本題。


でです。上記の楽器紹介中、ボクの心を毎回鷲掴みにするものがあるのです。それは、まぁタイトルでバレてますが、

オーボエ

なんですよですよ。

演奏は「白鳥の湖」なんですが、もうこれがね、至高でね、漏らしそうなほどです実際少し漏れてますよきっと調べたら。ヒートテック履いてるから気付かないだけなんです。

実はこれ、かなり小さい頃から感じていたことでして、オーボエの音色を聞く度に、

「あ、これはヤバい、何かヤバい。俺の中の眠っていた衝動がかき乱される、うちゅうのほうそくがみだれる!」

くらいにまで感じていたのですよ。


ここから導き出される結論として、


「ボクの前世はオーボエ奏者だったのではないか」と(笑)


きっとそうなんですよ。ヨーロッパのどこかで多分ウィーンとかでその才能が認められ一流のオーケストラに誘われるも無頼で酒飲みで人付き合いが不器用な事から「ミーは群れたくなくてねボンヌ」とか言って不遇のまま27歳で独身で死んでいった天才イケメンオーボゥイストだったんですハイこれ決定。


と思いながらネット検索してみたら、あらあらまあまあ、オーボエの魅力に取り憑かれている人の多い事多い事。たぶん人が聴いて一番心地よい、なんつーんすかね、周波数?そういったものに近いのかと思われますよ。


かなり前ですが、「さんま・玉緒の夢かなえたろかSP」というテレビ番組で、世界的オーボエ奏者の宮本文昭さんが出演し、「宮本さんとセッションしたい!」という女子中学生の夢を叶えていたことがありました。あれは感動したなあ。涙出たもの。
その時に吹いていたのが「風笛」という曲。NHKの朝の連続テレビ小説「あすか」のテーマ曲でした。竹内結子さん主演の。


というわけで、ボクはきっと前世オーボエ吹いてたんだなあというお話でした。
あ!ソリストのベルカント唱法もすげえなあと思いました。出来る事なら自分のモノにしたい(笑)。ボイトレとかで教えてもらえるものなのかしら。あのマイクを通さずホールに響き渡る歌声にはマジでビビりそして感動。もしかしたらボクは前世ソリストだったのかも!


おあとがよろしいようで。

ではまた。


三月某日 document.1

「ヤヨイ始まり、人生がうるさくなってきた」



【↑三月の顔、サクラダイさんとアズマヒキガエルさん。アズマさんの格好良さは異常!素敵!】

コバ・ジュンです。

三月になりましたね。びっくりですね、もう三月ですよ。

一月は「イク」

二月は「ニプレス」

三月は「サワッテ」

というくらい、年が明けてからはあっという間に過ぎてしまいます。


今日はがっつり洗濯しました。ゴミも出しました。流しも綺麗にしました。

新たな月を気持良く迎えます。迎える様にしました。

人生がかなりうるさくなってきました。

不惑は過ぎたのですが、全然惑いまくっています。

つい先程もトイレに行くつもりがお風呂に行ってしまいましたそしてそこで用を(以下略)。


ではまた。



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