ontology.314(ミナヅキ二週目)
「六月〆日」 【↑天然ブリ 160えん】 コバ・ジュンです。 本日で早くも今年の半分が過ぎようとしています。あゝ、なんて時の経つのが早いことよ。毎年こんなこと言ってますが、年を食うたびにその速度は年々増加していくのです。小さい頃は、夏休みの一ヶ月でさえ永遠に続くと思うほどだったのになあ…(遠い目)。 さて、昨年末より「生活改善計画」を実行しているワタクシ。「せめて人並みに」と頑張っているおかげか、いろいろ気になっている、主に金銭的な事象なのですが、それが徐々に解消されつつあります。といって「じゃあ来月は車買っちゃう?」とかには万に一つの可能性もないのですが(笑) 今月の終わりも近付いた昨日、クレジットカードの支払いやらネット&CATVの支払い、サラ金の支払い(爆)などなどを全て終えまして、「わーお、今月も無事に乗り切れそうだぞキャッホイ!」なんて喜んだのです。 のも束の間、 郵便ポストにお手紙が入っておりました。 「町内会役員の◯◯です。何度も訪れたのですがご不在なので手紙を入れさせて頂きました。今年度前期分の町内会費が払われておりません。至急ご連絡ください」 ぐへえ。忘れてた。仕方ない、すぐに払いに行きました。これ、結構な額なのです。「町内会費ってそんな高いの!?」と驚くぐらいに。十何年か前にボクが役員をやった際、なんと「会計職」になってしまい、それはまぁ大変だったと共に、金の流れをいろいろと知ることが出来まして、その当時よりは安くなったとはいえ、それでもちょっと高いんでない?な額。と言って払わんわけにもいかず、今期の役員さんの家までお邪魔して支払いました。 よし!これで今月はOK! と思ったら、ポストにまた新たな郵便が。 「市・県民税の滞納分が支払われておりません」 ぐへえ。忘れてた(嘘)。無い袖は触れず、ちょっと伸ばし伸ばしにしていました。ら、キッチリと滞納分が上乗せされていましたよチェケラッチョ。何て高いの日本の税金。ボクはただただ静かに暮らしていたいだけなのに。 真面目に働いていると罰金、 働かなかったら賞金、 とはよく言ったものです。ネットで有名なコピペに以下のようなものがあります。 ――――――――――――――――――――― 働いたら罰金 →所得税 買ったら罰金 →消費税 持ったら罰金 →固定資産税 住んだら罰金 →住民税 飲んだら罰金 →酒税 吸ったら罰金 →タバコ税 乗ったら罰金 →自動車税・ガソリン税 入ったら罰金 →入浴税 起業したら罰金 →法人税 死んだら罰金 →相続税 継いでも罰金 →相続税 あげたら罰金 →贈与税 貰っても罰金 →贈与税 生きてるだけで罰金 →住民税 若いと罰金 →年金 老けても罰金 →介護保険料 老いたら罰金 →後期高齢者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 働かなかったら賞金 →生活保護 ――――――――――――――――――――― 何でしょうこれ、どうしましょうねホント。それでもね、我々の親世代は、銀行やら郵便局にお金を預けておくと、10年で倍になったりしたのですよ。金利が高かったおかげで。それが今や、預けても預けてもお金は増えず、たった一度、休日にATMでお金を下ろしただけてその利息分が消えてしまう始末。まったく夢の無い世の中です。「若者の◯◯離れ」なんて当たり前だろう。そういった余暇に使えるお金が無いんだってば。 とまぁこんな感じに上半期も終わるわけです。下半期もそんな変わらんでしょう。 「働けど働けど我が暮らし楽にならざり じっと手を見る」 そんなボクの手は豆だらけです。あ、ペンだこもひどいや。なんでこんなに未来に希望の持てない世の中になっちゃったかなあ。頑張ったら頑張った分だけ、素敵な未来が待っているようにしてあげたいのですよ、今の若者には。「どうせどれだけ働いても、健康保険料と年金に持って行かれ、しかしそれは自分たちには還元されない」と来れば、そりゃ真面目に働く気もおきません。日本人のマゾ体質に甘え、そこに特化してしまった現状は、やはりおかしいと思います。でもきっと変わらないんだろうなあ。一度「ガラガラポン」でも起きない限り。 ではまた。
「俺が女でサヨコが男だったら、二人は案外お似合いだったかもしれないね」 【↑こういうこと】 コバ・ジュンです。 さてタイトル。解散してしまったバンド、THE BOOMの「敬称略」という曲の一節です。 この曲、ボーカルの宮沢和史さんがリスペクトしている日本のミュージシャン(バンド)の実名を挙げ、音楽に乗せ語っていくスタイルです。 「ソウルフラワーユニオンは、とうとう日本のロックを発明しやがった」 「もし、この世からロックンロールが消え失せたとしても、THE PRIVATESよ、誰よりもかっこよくロックンロールを決めてくれ。」 「一日の中に夕焼けが必要なように、BEGINの歌がどうしても必要な時がある。」 などという具合に。 サヨコというのはZELDAのボーカル。タイトルにあげた詩に、思い切り共感できるボクがここにいまして。 今まで多くの恋愛をしてきました。どうやらボクは「男っぽい」女性に惚れるみたいで。 そんなことを考えた時、この歌詞がふっと頭をよぎりまして。 「ああ、俺が女で、この子が男だったら、きっと二人は上手くいっていたのに」 別れる時、そう思うこと数多。 女性の好み?うーん、なんか「今日会社休みだから、ちょっと東北まで出かけてくる!ひとりで!」とか、アクティブ系に弱い。そして「王将」や「日高屋」で一人飯できるような。 そうきたら、こちらは夕飯を用意して待ちますよ。玄関を掃除して待ちますよ。「お帰りなさい」が言いたい。「どんなとこに行ってきたの?」と聞きたい。 でも、放浪癖はボクも持っています。いつもどこかへフラッと行きたいですし。「蒸発欲」とでもいうべきその癖は未だに直っておらず、時々すべてをうっちゃらかして消えたいと強く強く思います。 ジプシー的生活。「帰る場所」はあるけど、二人はいつも好きなことをして、行きたいところに行き、帰りたい時に帰ってくる。そういうのが理想なのかな。 今朝、twitterを見ていたら、親戚子ちゃんが「福島行ってくるわー」なんてつぶやいていて、めちゃくちゃ羨ましいとともに、「こいつと血の繋がりがなくて、尚且つ男女の性逆転してたら絶対結婚するのに」と思い、こんな日記を書いてみました。 THE BOOMの「敬称略」は、こんな歌詞で締めくくられています。 「自分が作った歌で泣くバカはそういないけど、THE BOOMはそんな大バカ・バンドだ。以上、敬称略。」 なるほど。 「自分で書いた文章で泣くバカはそういないけど、コバ・ジュンはそんな大バカ・野郎だ。以上、本日の日記。」 ではまた。
ontology.313(ミナヅキ一週目)
「ズシリとくる」 【↑そして考える】 コバ・ジュンです。 小林麻央さんがお亡くなりになったという報道がありました。 そして、それを知ったすぐ後に、悪役レスラー「ミスター・ポーゴ」さんの訃報も聞きました。 重い、重い、連続しての一撃でした。 享年34 享年66 乳がん 腰の手術中に、血圧低下による脳梗塞 人間ってこんなにもあっけなく亡くなってしまうのか。 これまで過ごしてきた日々は一体なんであったのか。 お二人とも、面識があったりお知り合いだったりするわけでは全くありません。 しかし、この事実はズシリと心にのしかかりました。 私の母も乳がんでこの世を去りました。享年48。ボクが12歳の時です。 死の一週間前、再入院の準備をしている際、 「もう帰ってこられないかも」 とボクにすがりついて泣いた母を覚えております。1年前に乳房を切除しながらも、時すでに遅く、リンパを通して転移していたのでした。 麻央さんは、小さなお子様を残して亡くなりました。「子供の成長を見届けられずに亡くなる」のはどれほど辛いものでしょう。ましてや本当に小さなお子様。夫である市川海老蔵さんのコメントでは「分かってもいるが分かってないところもある」とのこと。悲し過ぎる言葉です。 なんだかまとめられません。あまりに「ズシリ」とくるものが大き過ぎて。 ボクは配偶者もいませんし子供もおりません。なのでいつ死んでも、あまり世間様には関係なく、時が過ぎていくと共にあっという間に忘れ去られると思っています。も、身辺整理だけはしておきたいな、とは常々考えてはいますが、死んでしまったらそれすら別にどうでも良くなってしまうのかなあと。 何のために生くるのか。 きっとその回答、ボクはこの先もずっと出すことが出来ないでしょう。 ではまた。
「レジ打ちの女」 【↑赤星美味い!】 コバ・ジュンです。 一週間も日記書いてなかった。すいません。早速行きましょう。 最近、「黄昏流星群」という漫画をよく読んでいます。「課長島耕作」でおなじみ弘兼憲史さんの作品。オムニバス形式で、中〜老年の恋愛模様を描いた内容です。いつ買ったのか分からないのですが、なぜか我が家にたくさんあるという。多分酔っ払ってコンビニに行った時にでも買ってるのでしょう。 で、 先ほど近所のスーパーに買い物に行った時のこと。雨は上がるも風がめっぽう強く、本当に吹き飛ばされそうになるくらい。そしてようやく辿り着いた先で、それは目に入ってきたのです。 『レジを担当する女子』 なんかね、こうね、心の奥底がもやもやどきどきしました。 というのも、ボクの場合は映画「幸福の黄色いハンカチ」における、「生協夕張店で働く倍賞千恵子」さんがビビッときていまして。生活に疲れた感、ここに骨を埋めるしかないのか感、そういった「あたしに未来はないのだ」という思いが相重なっての、あの芝居。炭鉱夫の男(高倉健さん)に見初められて結婚するも、実は過去に一度結婚していて流産もしていて…。そういったエピソードにぐぐっと惹かれる年齢になってきました。前述の「黄昏流星群」を読む様になった理由はここにあるのか? で、先ほどのスーパーの話に戻るのですが、どうもここ最近、レジ打ち女子にどきどきしてしまう傾向が出てきまして。だって時給¥700台だったりするのですよ、決して楽な仕事じゃないのですよ、入れ替わり立ち替わりお客様に対応しなければいけないわけですよ。その辺りを鑑みて、「この人は普段どういう生活をしているのだろう…」などと考えてしまうわけです。名札を見て「うじいえ」とか書いてあったりね。わぁドキドキ!(笑) 究極は、「地元のスーパーで、名札の名前に覚えはないけれど、顔は覚えている同級生に会ったとき」でしょうか。実際こんなことは今まで一度もないのですが。 「ボクの知っているテニス部の櫻井さんが、今は『そのざき』さんになって、レジを打ってるんだぁ〜」とか。 正直何言ってるかわからないと思います。あくまで個人的な「リビドー」の話ですので。 リビドーといえば、スマホで「まとめサイト」などを見ていると、しばしば「webマンガ」の広告が出てきます。これが実に興味をそそる内容でぜひ読んでみたいとは思うのですが、システムとして「一巻買い切り」ではなく、「サイトに料金を払い登録してくれよ、そしたら読み放題だよ。月¥300」とかなので、どうにも手が伸びない状態。読みたいマンガだけ読ませてくれたら良いのに。ならば一巻¥100でも全然払うのに。とまぁそんな状態。 どんなマンガが読みたいかというと 風俗嬢の楽しいお話。 彼氏の部屋で彼が帰ってくるの待ってたら、浮気相手を連れ込んで、隠れてるベッドの上でいたし始めた話。 こんなのです。あともうひとつは、中学生の時いじめられてた女の子を助けたら、不良グループに色々ごにょごにょされてしまって、大人になってからその相手と出会って不倫して気付いたら修羅場〜っての。「骨の髄まで私に尽くせ。」だったかな。 そんなこんなのおっさんリビドー日記でした。 最低だ俺って。 ではまた。
「夢か現か、幻想『海老名』空間」 【↑最強姉妹】 コバ・ジュンです。 昨日、チャラン・ポ・ランタンの「ショウ」に行ってきました。場所は海老名市文化会館。我が家からは京急と相鉄を乗り継いで1時間ほどの距離です。 遡って二月、まだ山肌に雪が見える中、完全防寒対策をして現地にチケットを予約しにいったことを思い出します。会館着と同時に「中に入れてもらえまして」、ストーブにあたりながら対策がまったくの無駄になったのも良い思い出(文化会館の皆様、その節は本当にありがとうございました)。そのおかげか、前から四列目のどセンという素晴らしい席を取る事が出来ました。 チャランポのショウ形式として、春には二人編成の「姉妹劇場」、そして秋から冬にかけてはバンド編成となりまして、その合間に4月の上野の「ブタ音楽祭」であったり、舞台、ソロ、大道芸が入ってきたりします。今回はその春、唄とアコーディオンの二人編成。 雨がそぼ降る中、海老名駅着。17時台の相鉄線がこんなに混んでいるのを知らず、わやくちゃになりながら駅に降り立ちます。お知り合いと合流したのち、いざ会場へ。 まぁね!もうね!ボクが書く様な稚拙文章では表現できないんだわ!(笑)もう「観て!聴いて!チャランポを体験して!」としかいえない完成度。海老名市文化会館小ホールの音響設備の良さも伴って、始終ふわっふわとホール内を漂うボクがいました。ボーカルももちゃんの歌唱力、爆発力、表現力(顔芸)。そしてアコーディオン小春の超絶テクニック、そしてこちらも爆発力と表現力。 今回は小春のアコーディオニストとしての格好良さが凄く目立ってました。一挙手一投足が素晴らしい。考えてみれば、アコーディオンって、舞台上において「メリハリ」をうまく表現できる楽器なんですよね。蛇腹の引き具合によって、今どういう音を出したいのか、強弱なのか、勢いと緩和なのか、そしてそれがキチンと客席にも伝わる。客もそれによって受け取り方を変える。それはまるで「共犯」とでも言おう関係。姉vs観客ではなく、姉&観客。そこにはお互いで分かり合った上での関連性が存在していて。 といって初見の方にはも分かりやすく、「ショウってこんな楽しいんだよ〜?」という構成の上手さが存在し。どういう思いか分かりませんが、ボクとしては「今日初めてチャランポのショウを観に来た人にもぜひ楽しんで帰って行ってもらいたい」といういらぬ気持ちが存在しちゃっていて、でもやはりプロの送り手側は違いますね、そんなボクの心配なぞどこ吹く風、300名強の中、不満で帰ったお客様はいなかったのではないでしょうか。さすがでした。 舞台上での演出がまた良かった。「ああ!それ、こうくる!」様な。音楽だけではなく、見た目でまた楽しませてくれる。そしてそこに見事に乗った音楽が演奏されて…。 「まるで舞台を観ているようだった」とは一緒に行ったお知り合いの言葉です。 アンコール含め2時間強の「ショウ」。 毎回、前回のステージを超えてきてくれる「ショウ」。 今まで色々な舞台やライブを見てきていて、十分すれっからしになったおっさんなボクをも存分に楽しませてくれる「ショウ」。 最強姉妹のツアーはこれからも続きます。 ではまた。 追記: 会場を出た後に聞こえた「アマガエルの鳴き声」が、また最高で。姉妹もその歌声を聴きながら帰ったのかしら。
「梅雨だけど」 【↑今年も綺麗なデンドロビウム】 コバ・ジュンです。 早いものでもう6月も10日。つい先日新年会だと思ったのに、もう半年過ぎそうです。 長袖だったのが半袖に。暖房だったのが冷房に。ビールだったのが…ってこれは年がら年中でした。 梅雨入りもしましたね。湿度が高くなり不快指数も上がる。そしてそれと共に気分もダウナーに。でもそういったマイナス要素を払拭してもいかねば。 何をどうするの? 自分でどうかするの! 外に出よう。あじさい祭に行こう。ホタルも見に行こう。自分でとことん動こう。常に気持ちが高くいられるように。 近況を写真で。すいません手抜きで。 デンドロビウム、今年も咲きました 玄関先のツツジです。 何年目かな?これも玄関先にある睡蓮鉢 なめろうに山椒を振ったらあら美味し 千葉産のメバチマグロのお刺身 久々に食べたくじらベーコン 湯がいたアジをおろしポン酢でさっぱりと 久々に作った鶏ハムは失敗 おそばセットを買いました。うん、満足 そしてまた足を捻りました。完全に癖になってるな… ではまた。
「檸檬」 【↑ある日の夕餉】 コバ・ジュンです。 梶井基次郎さんをご存知でしょうか。作家です。昭和7年に肺結核のため31歳という若さで亡くなっております。 代表作は「檸檬」「櫻の樹の下には」など。 なぜ唐突にこんなことを日記に書いたかというと、最近散歩をすることが多く、その際、「今自分はこんなことをしているんだなあ」と定義付け?とでもいいましょうか、「おや、花の香りがするぞ。どこからだ。あそこからか。まるで僕が来るのを待ってゐたやうではないか」とか、なんだかいちいち説明付けたいのですよね。 で、それがなんとなく梶井さんの書いた「檸檬」に似ているやうな気がして(笑) 散歩は良いです。良い気分転換になります。できれば昼の方が最適ですが、まぁ夜でも可。ただ気分が落ちてる時は絶対に昼散歩の方が良いです。夜はきつとその湿つた心を見もしまい暗がりの中へ連れてゐこうとするのだから。 『書を捨てよ町へ出よう』ではなく、 『書を心に街へ出よう』とでもいいましょうか。 ああ、この感覚、楽しいな、まるであの大先生の如くだ。民家の古壁、軒先の洗濯物、路地裏の猫、そのすべてが自分を待っていた気がして。街の喧騒はその世界を引き立たせるための更なる演出。 自己満足ですただの。でもこんなに気持ちの良いことはない。「今日はあの崖の下まで行ってみたよ」誰に報告するでもなく、そこに行った、帰って来た、そしてその間の過程で何を感じたのか。それだけで今のボクは大満足なんです。 『檸檬』は青空文庫から読むことができます。短いですので良かったら↓ http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/424_19826.html ではまた。
「庭で見つけたとんでもないもの」 【↑竹の花!!】 コバ・ジュンです。 昨夜、左足首をひねってしまい、「せっかく腰の調子が良くなったのにまたかよ〜。もうお祓い本当に行かなきゃダメだな」なんて日記を書こうと思ったのですが、 今朝のこと、 そんなものよりさらに「とんでもないもの」を我が家の庭で発見してしまったので、そちらを書いていきます。 玄関前のツツジ、そしてデンドロビウムが満開。うはあ、正直ずぼらな育て方をしているけど、一応肥料と水を与えていれば立派な花を咲かせてくれるのだなあと感慨深げに思っていた矢先、南側に面している庭に回った際、それは目に入ってきました。 庭の水場でジョウロに水を入れ、おお、アジサイも咲いてきたなあなんて思ってたら、ん?いつものところに生える竹の様子が何かおかしい…。 なんと… 竹に花が咲いていました。 ご存知の方もござりましょうが、竹は滅多に花をつけません。つけるとしたら100年周期だったりするそうです。で、それは凶事を表すものであったりもして。 数日前にニュースにもなっていまして、気にはなっていたのですがそれがまさかウチの庭に起こるなんて…。 『明治末期以来?周期120年、各地でハチク咲く』 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170603-00050068-yom-sci 西村寿行さんや開高健さんの小説にも出てくる「竹の開花」。どちらにも凶事として書かれているだけに、悪いことが起こらねば良いのですが、そんなことを考えても仕方ないので、120年の歴史の重みを感じながら、その花を見守っていこうと思います。 ではまた。
「顔、怖い?」 【↑可愛い顔の部類ではあると思うのだが】 コバ・ジュンです。 某所での話。 まぁ「世を忍ぶ仮の仕事場」でのお話ですが。 そこでのボクは、現場管理的な仕事をしておりまして、ある程度の権限を持たされています、生意気に。極端な話、仕事できない人を切ったり別部署に飛ばしたり的な。そういった面をおくびにも出さず、実はそういう役割なのだぜという、裏の顔を持っていたりするのです。 この役職、ボクの他にもう一方おります。年下なのですが、ボクよりも勤務経験が長く、社内の信頼度は抜群、ボクもこの方にお仕事を教わって今があります。その方を仮にJさんとします。杉作ではない。 で、現場に同じ役職の人間が二人いても仕方ないので、そこはローテーションを組んで上手いことバランス良い感じでのシフトとなっています。 でだ。 仕事に来る新人さんたち、毎日毎日色々な人が日替わりで来ます。その方達に仕事を教えるのがボクらの役目。第一印象、挨拶、言葉使いなどから鑑みて、合っているであろう部署に振っていきます。たまに様子を見に行ったりして、ダメならばダメ、良ければ良いと、ざっくりながらではありますがある程度の判断を下していくのです。 さて前述のJさん。とても人あたりが良く、初めて来る方、来て間もない方は分からない事があった場合、大抵Jさんに質問やらをします。 ふむふむ。 で、今日そのJさんから聞かされたのですが、 「新人の人が言うんだよね〜。『分からない事がある場合、Jさんがいない日は、あの顔の怖い人に聞けば良いんですか?』って」 ん?Jさん以外で新人を教えてる人で、そんな「怖い顔した人」いたっけなあ。 待てよ…。現場管理はJさんかボクしかいないはず…。ということは、「顔の怖い人」ってぇのはボクかボクかぁ!?ボクなのかぁ!!!! 待て待て待て、こんなファニーフェイス捕まえて何言っちゃってるの???失礼しちゃうわね。 まぁ正直、気分がすぐ顔に出ます。イライラしてるのを隠す技量は持ち合わせておりませんし、テンパったら表情も口調も荒くなってしまうくらいには子供です。でもまさかそんな「顔怖い人」と思われてるなんてなあ…。 実際にボクに出会ったことのある方は、「怖い!」と思っているのかなあ。そこまで威嚇しているつもりもないし、いやいや、そもそも威嚇してないし。自分では「あくまで普通」の表情を心掛けているつもりではあるのですが、それを「怖い」と思われているとしたら… ダメ役者じゃん(笑) よし!ごめんなさい!もう一度、イチから表情から何から勉強し直しますわ!「あの人、凄く優しい!」と思われるくらいに頑張ります!確かにね、ここ最近ね、自分では素敵な笑顔だと思っていても、あとでポラ見るとめっちゃ引きつった顔の自分がいてね。 また鏡とにらめっこだな。 ではまた。