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documentary 2018.04.(最上部ガ最新。下カラ順ニドウゾ)

ontology.333(ウヅキ二週目)


四月某日 document.8

「この蕾はどんな、花を咲かせるの」



【↑ランタナは咲いた】

コバ・ジュンです。

世間はGW真っ只中ですね。朝方は電車も駅も街もガラガラでございます。気候も良いし、みんな楽しい連休を過ごすのだろうなあ。

コバ・ジュンのGWは、先週の土曜日に天王洲アイルにてビッグバンドジャズ「たをやめオルケスタ」を堪能して、そこで終了。あとはいつもの日常に戻っています。悲しい…orz

家に帰り、ゴミを捨て、植木に水をやり、あ、いけね、お出かけ服が出しっぱなしだ仕舞わなきゃ、キャー庭がボウボウよ刈らなきゃ、わーおAmazonから届いた荷物を開けてもいないそもそも何が届いたのさえ忘れているわいやーん。

とりあえずお風呂に入って良い匂いになり、お酒を飲んで酒臭い息になり、冷蔵庫で半ば色が変わりつつある豚肉に思い切り火を通して「うん、これくらいなら大丈夫!」と根拠のない自信と共に食し、そんな生活。

最近受けたオーディションは特に何もなく全てさっくりと落ち(惜しかった場合は事務所からその旨連絡アリ)、何がいけないんだろうと自問自答を繰り返し、「芝居か、表情か、顔のシミか、歯の色か、ハゲか」等々、悩みのループの奈落に落ち、じゃあ何をすれば良いかとひとつひとつ検証しながら頑張ってもみるのですが、受からないことにはどこをどうして良いのかも分からないレベルで、ますます心が谷間の奥底へと沈んでいってしまうのです。ボクが受けるオーディションは主にCMなので、「ああ、商品を輝かせるほどの顔を出来ていないのか」というのが主な落選原因だと思うのですが、さすがに長過ぎるトンネル、凹むと共に、どうして良いか分からないレベルに陥り、斜め上、もしくは斜め下の方向に飛んでいってしまっているのかなあとも。

『この蕾はどんな、花を咲かせるの』

全然咲きませんね。一時期の輝きはどこへ行ったのか(苦笑)。といって、ここで諦めるほど往生際良くないですし、まな板の上に乗ったからには、最後まで調理されてやろうじゃないの!という気持ちではあります。バーカ、バーカ、俺を採用しない企業バーカ、代理店バーカ、くらいの思いを込めてやっていきます。


ではまた。



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ontology.332(ウヅキ一週目)


四月某日 document.7

「ため息ばっかり」



【↑夢の花が枯れていく】

コバ・ジュンです。

ご存知の通り、ボクは家でよく料理を作っているのですが、ここ最近、その作った料理が「どこかへ消えてしまう」という現象に見舞われています。
先日は鶏胸肉500gを使った唐揚げ、さらには豚肩をふんだんな玉ねぎと共に赤ワインで煮込んだ美味しい豚皿、これらが霧の様に消えてしまいました。実に不思議だ。まるで「タイムトリモチ」の回ののび太くんの様。

で、だ。

とりあえず料理の行程を写真に撮ることにしました。そうすれば作った事実は残りますし、消えてしまった理由が分からずとも、なんとなくぽや〜んと「ああ、じゃあ食べたのかもね」と少しだけ納得することはできます。

ほら見て、下ごしらえちゃんとしてろ





でもさ、

つまりさ、

酔っぱらったまま揚げ物とかしてるわけでさ、

これは非常にまずいと感じたわけです。火を点けてるの忘れて火事にでもなったらどうする!
と言いつつ、酔いが回った時ほど、料理をしたくなったりするわけで。
「今夜は18時に起きなきゃいけない。今寝ないとまずい。でもお腹が空いてるから肉焼いちゃおう!」
なことが毎度起こるわけでしt


で、出来ちゃったわけで。



ただ、今回は覚えております。しっかりと。生姜も擦ったしニンニクもみじん切りにしたし、醤油、酒e、赤ワイn、あじrもと¥ろ、そんたをいれ出来ましたよ。オリーブオイルでカラtと仕上げました。おいっしになあ、唐揚げは。

ため息ばかりでsます。もう廃業しようかなくらいに思いまs.
顔で笑って心で泣いて、需要ねえんんだなあと思います。生活がみgだれていくほど、へyあも乱れ絵いきますね。現在部屋hあめっちゃくちy.
某メンバーをhぎはんできませんね。


y目の花が枯れていく


ではまはた


四月某日 document.6

「10年の時を経て」



【↑2008年のボク】

コバ・ジュンです。

雨降りですね。それも豪雨。久々な大雨の中帰ってきたら、全身ズブ濡れになってしまいました。でもこういうのって案外面白かったりするもの。みじめな自分を笑えるというのは幸せだったりします。だって、本当に心から悲惨だったら笑えないもの。

さて、先日、舞台を観に行ってまいりました。東京メトロ「外苑前」駅を下車して、神宮球場へ向かう野球ファンの混雑にもまれながらも辿り着いた「日本青年館ホール」。ハイブリッド・アミューズメント・ショウを謳う「bpm」さんの芝居、「QUICK DRAW」です。







10年前、同じ芝居を新宿で見ています。本当に面白くて、腹の底から笑って泣いて、と同時に悔しさも感じて、まだ若かったからねコバ・ジュン、「絶対にこれに負けない芝居をしてみせる!作ってみせる!」と思いながらも、早々と諦めました(笑)だって、作・演出の浅沼晋太郎さんの作り出す世界が凄すぎるのだもの。

浅沼さんの芝居には、僭越ながら何度か参加させていただいています。稽古に参加し、本を読みながら、とにかく驚嘆した事を思い出します。次元が違うのですよ。例えば自分が書いた本があったとして、「これは超面白い!誰もが笑うだろう!」とか思うものの数十倍。いや、百倍以上、お客様にキチンと届く、面白い内容…。

大好きなお話だけあって要所要所は覚えていて、けれどそれでも爆笑できて。よくこんな脚本を書けるなあと驚きの連続なのです。もちろん演ずる役者さんたちも素晴らしかったですし、舞台セットの豪華さ、よく考えられた造りにも感動です。

終演後、久々にご挨拶させていただきました。



そして、今回「カラミティ」役で2丁拳銃を奮っていたSUPER☆GIRLSの宮崎理奈さん。6年前の舞台「WORKING!」で共演させていただきました。当時はまだ子供子供してたのですが、今回は大人になっていました。素敵なレイディ。板の上に立つ姿もとても綺麗で堂々としていて。成長したなあ!



圧巻だったのは、漫画家の聖ナツオ役を演じた猪狩敦子さん。初めて板の上でご一緒させていただいたのが、えっと、調べたら2003年ですってわーお。その後も数度共演させていただきましたが、その度に「めっちゃ凄いなあ」と思う存在だったのです。
で、今回、その猪狩さんは最高な芝居を魅せてくれました。コメディもアクションも泣ける芝居も本当に素敵な、とてもキュートなお方。bpmのリーダーでもあります。ラスト近くに独白があるのですが、その言葉に「グッと」来る事と言ったら。心に響くとはこういう事を言うのでしょう。

10年を経て、芝居の細かな内容が時代に沿ったものとなっていたり、他にもたくさんの変化がありました。そんな中でも猪狩さんの芝居がさらに硬軟織り交ぜ幅広くなっていたことに、時の経過の重みを感じました。舞台って、だから面白い。

終演後、ご挨拶。相変わらず「ちっさ」。でも、舞台上ではその小ささをまったく感じさせないのです。「小さいを武器に」とかではなく、本当に小さくない。むしろでかいくらい。森蘭丸や千葉佐那子を演ずる際の凛とした感じ、「ネバGO」でのダメAD&アリス、そして今回のぐうたらなキャラ、そのオールマイティな演技力。正に「女優」ですね。


ふわっふわした気分で帰路に着きます。地元の中華料理屋でついつい飲みすぎ。相変わらず飲んでるなあ。
ではこの10年でこちらはどこまで変わっただろう。ただ歳を重ねただけな気もする。いろいろな出会いがあり、別れがあり、成長し、衰退もあり…。
ひとつだけ変われたなあと思うことがあります。それをここでは書きませんが、そう考える様になってからは随分と楽になりました。それだけでも収穫。この年齢になっても前進出来るのは良いことと考えます。頭髪は後退し続けていますがね(苦笑)


ではまた。


四月某日 document.5

「野球行きたい」



【↑ある日の神宮球場】

コバ・ジュンです。

先日、神宮球場のそばに用事があった時のこと。

地下鉄を降りたらホームが黒山のひとだかり。ようやっと階段を上って地上に出ます。コンビニで何か買って少し腹ごしらえでもと思ってたのですが、もうまったくそんなの無理。人、人、人で溢れていました。



そうか、野球の試合があるのだな。これは全然想像していなかった。ヤクルトvsDeNA。応援ユニフォームを着たファンの皆様が一路球場へと歩を進む中に、ボクもまぎれ込まされます。

目的地は、ちょうど神宮球場の対面。道路を挟んで良い意味での喧騒を眺めつつ、そういえば野球なんて何年も見に行ってないなあと思いました。

覚えてる限りでは、2002年に日本一周した際、広島の知り合いの家に泊めてもらった時に連れて行ってもらった広島vs巨人が最後かな。まだ松井秀喜がいた時代。広島側のスタンドで訳も分からないまま「カープ、カープ、カープ」とか歌った記憶があります。





球場の雰囲気、好きなんですよね。街の中にすっと現れる巨大な建造物。中に入ると、空が高くて広い。ビルや電線に邪魔されない世界。競馬場などもそうですね。広々としたオープンスペース。やはり屋根のない方が「野球を見に来た!」感が強く出るので、好きですね。

今は特にどこのファンというわけではないですが、単純に球場でビールでもかっ喰らいながら野球を見たいかな。もちろんナイターで。サーバーを背負った売り子から買うビールがまた美味いんだ。なんであんなに美味しいのだろうと思うほどに。

今年の夏は野球行こう。横浜を本拠地とした球団もあるしね。昔は川崎球場がホームの球団が好きで、良く行ってました。今は千葉に移っちゃいましたけど。

てなわけで、どなたか野球誘ってください。


ではまた。


四月某日 document.4

「一度きりの人生を」



【↑薬の効果、凄いなあ】

コバ・ジュンです。

先日、「某違法漫画無料閲覧サイト」が閉鎖されました。それについての日記を書いてはいたのですが、今読み返してみたら割ととんでもないことを書いていたので、お蔵入りとしました。作品にはちゃんと正規のお金を払わなきゃダメだぞ、うん。

で、

先週末に具合が悪くなり、楽しみにしていた土曜日のライブもすっ飛ばすことになった件。

月曜の朝イチで病院に行き、脳のCTも撮り、とりあえず大きな異常がないと分かった現在、薬による治療を始めています。

その効果は驚くべきもので、あれだけ高かった血圧と脈拍がほぼ正常値に(それでも高くはあるのですが)。「顔パンパン!目ん玉飛び出そう!」な症状も落ち着きました。薬って凄いのね。1日に5mgを1錠しか飲まないのにこの効果。3年前に近所の内科に通った時よりも、さすがというか今回は専門家医、見事と言う他ありません。

まぁすべては自業自得なのです。その3年前、それまでにやっていたある仕事をお断りすることになってしまいまして、大変な迷惑をかけたことを今更ながら思い出しました。体調を悪くさえしなければ、その仕事を続けていられたのにと、後悔の念が強いです。舞台関連でしたので、税金なども色々優遇されていまして、といって、今その仕事に戻れるかといったら、体力的に難しいかな、とも思います。ハイエースに機材を積んで、北海道から神奈川まで1日で帰ってこなくては、とかいう内容でしたので(苦笑)。

また飛びます。頑張ろうと思います。無理せず。一度きりの人生ですが、もういい加減この歳になったら、自分の自由にさせてくれ、と思います。これからは、楽しく明るく、たとえ辛いことがあったとしても、それは今の自分に必要なことだと思い、上手い具合に昇華していけたらなあと。

一度きりの人生を、こんな結果で締めくくり
一度きりの人生が、こんなところで惜しくなる

進め、進め、前へ。
おじさんになっても、前へ進むことは出来るんだぜ。


ではまた。


四月某日 document.3

「シンゾーに気をつけろ!」



【↑コバ・ジュン断面図】

コバ・ジュンです。

ここのところずっと身体の調子が良かったのに(花粉症除く)、先日、突然激しい動悸に襲われまして、わーおこりゃヤバイ。すぐに「世を忍ぶ仮の仕事」にお休みの連絡。嗚呼、入り用なものが多いこの時期なのに、この休みは後々響いてくるだろうなあ。でも具合悪いのだから仕方ない。久々に血圧計で測ってみたらなんとこんなベラボーな数値が叩き出されてしまいました。




これは正直アカンレベル。しかも「積尸気冥界波」なんて表示が出ちゃってる!
間違えた「不規則脈波」でした。つまり不整脈の表示まで出てしまっている。機械って凄いのね。また病院通いになるのかなあ。体弱いなあ。三杉くんか俺は。そういえば漫画とかで「病弱キャラ」ってモテる傾向にあるのに、コバ・ジュンはモテないなあ。そういえば、行きたかったライブもすっ飛ばすことになってしまって…( TДT)


で、週が明けまして朝イチで病院に行ってきました。脳神経外科。高血圧や高脂血症も専門でやっている医院です。そして診察。
血圧も脈拍もかなりの高め。家で測った数値とほぼ同じ値が出ます。脳のCTも撮ったのですが、こちらは腫瘍も梗塞もなく、一安心。とりあえず狭心症用の薬(血圧と脈拍を下げるもの)をもらい、帰宅しました。

三年前、同じく同じ様な症状で病院に行き、降圧剤を出してもらい、毎日の様に血圧を測りながら、

「ああ、これからは味濃いものが食べられなくなるのかあ…」

と悲観していました。なるべく塩分を控える様な食事をして、醤油の代わりに酢を入れてなんてしてたのですが、


忘れてた!


というかどうでも良くなってた!


それが今回の結果でしょう。忘れた頃にやってきますな。いや、逆にやってきてくれて良かったのだと。身体からの重要なサインだものね。

「お前、前回のアレを忘れたな?しゃーないなあー、もっかい教えたるわ!」

的なところでしょうね。やはり「塩分控えめ、ストレス溜めない、ちゃんと寝る」を守らないとこうなるという見本です。

皆様も気を付けて下さい。「お腹痛い…。なんか変なもの食べた?」くらいならシャレで済む場合もありますが、心臓が「ドクン!」とか来ると結構心にも来ます。

最近のことですが「長生きしてやろう!」という目標が出来ましたので、コバ・ジュンもうちょっとだけ頑張ろうと思います。


ではまた。


四月某日 document.2

「音と縁(えにし)と繋がりと」



【↑その一人として】

コバ・ジュンです。

いやあ、全然日記書けてませんなあ!言い訳はいたしません。書きゃあいいのです、いいだけなのです。大丈夫、これからの俺は毎日でも文章をupしてやるぜ!何たって光回線に変わったしな!(後述)


3/24(土)
桜が早くも満開近いこの日、ボクは下北沢に降り立っていました。演劇の街、シモキタ。かつては毎週の様に来ていたものです。が、今回は音楽のライブ。『ゴジラ伝説』at 井上誠&ヒカシュー&チャラン・ポ・ランタン。

ゴジラ映画で演奏された伊福部昭さんの曲が、平成も間も無く終わりな世に爆音で蘇ります。
「ゴジラ」といえば、特撮は円谷英二さん。ウルトラマン大好きなボクにとっては、もちろん神様の様な存在です。全ての作品を見ているわけではありませんが、作品中に奏でられる音楽は大体把握しており、今回も楽しみにしておりました。
メインテーマ、vsキングコング、vsラドン、どれもこれも格好良い!そしてvsモスラでは、小美人に扮したチャランポの二人が登場。いつものサーカス的な衣装ではなく、布一枚を引っ掛けた様な、そして裸足な姉妹。モスラのテーマを歌う際には、心細そうな顔で手を繋ぎながら。この瞬間は本当「可愛い女の子」でした(少しばかりエロンポでしたが)
ライブラストは「怪獣大戦争マーチ」。どんどん早くなるそのリズムに、こちらも沸騰。心の底から燃えてくる曲。さすが伊福部さん、といった具合でした。汗だく。



ライブ後はお知り合いのご好意により、高円寺に移動して「なかよし割烹」初来店です。
女だらけのトロピカルビッグジャズバンド「たをやめオルケスタ」のリーダーである岡村トモ子さんが、不定期で開催している飲み屋。行きたいという気持ちはありつつ、なかなか日程が合わず早二年…。しかしようやくこの日、伺うことが出来たのです。店に入ると、思ったよりめっちゃ狭い!そこで岡村さんとTbのせきりかさんが接客してる!濃密な空間を過ごさせて頂きました。楽しかった〜♪




4/7(土)
わーお、いきなり二週間も日付が飛んだわ。まぁそれは置いといて…
チャラン・ポ・ランタンライブです。「ブタ音楽祭2018ランタンサーカス」@日比谷野外音楽堂。昨年上野の水上音楽堂での同公演が素晴らし過ぎたので、今回もその期待を膨らませたまま参戦します。うひょう、貴族になったからか、凄く良い席だぞ。直前で知り合いにドタキャンを食らうも、かつての仲間を誘ったら快くOK。芝居が上手く、現在はシャンソン唄いとしても活躍中な彼女を誘えたことはとても嬉しい出来事。だって楽しい「ショウ」を体験してもらい、これからの糧にでもなってくれたら嬉しいもの。

週間天気予報ではずっと「雨」マークだったものの、この日は朝からドピーカン。晴れ男コバ・ジュンさすが!です(笑)
も、日が落ちると共に寒さは増し、雨もパラパラと…。でも、でも!さすがのチャランポ、そんな天候を吹き飛ばすほど、本当に楽しかった!サーカス?ミュージカル?何と表現したら良いか、そのどれもが正解ではない。「楽しいショウ」で良いんじゃないかな。肩肘張らず、しゃっちょこ張らず、見たままのものを「楽しかった!」と言えるショウ。ステージ上のすべてが輝いているショウ。ディズニー的なものとはまた違う、どちらかというと「浅草花やしき」に近い、「喜び」も「悲しみ」もすべて詰め込んだ、大人も子供も楽しめる空間。改めて姉妹、そしてそのお仲間たちの底力と、姉小春のプロデュース能力に舌を巻いた次第であります。誘った子が「面白かったよ」と言っていたのが、この日の第一のハイライトでした。



終演後、ボクの次なる仕事が始まりました。「この日の公演後に、チャランポファンの皆様で、飲みに行けたら楽しいなあ!」なるつぶやきをしたところ、実に30名を越える人数が集まりまして、大所帯な飲み会が開催されたのです。言い出しっぺなので当然「幹事」を務めることとなり、ひとりではさすがに無理なので、サポートとしていつもお世話になっている方に手助けを頼み、無事に開催の運びとなりました。こちらも最高に楽しかった!始まるまでは戦々恐々でいたのですが、いざ蓋を開けてみたら、参加された皆様の暖かさに助けられまして、感無量でありました。「こんなにも喜んでもらえるとは…」。微力ながらも「交流」のお手伝いが出来たことに、コバ・ジュン心より嬉しい次第です。これがこの日第二のハイライト。

その後、新宿ゴールデン街の「ソワレ」で二次会(?)をしたり、朝方歌舞伎町でラーメンを食べたり、気付いたら買ったグッズを失くしてしまったりしていて(現在も出てきていません)、でもでも!楽しかったなあ!という思いでいっぱいであります(^o^)







4/9(月)
朝に帰ってきて、午前中に光回線への工事が入り、それが午後までかかり、「うげえ、俺はこの後起きられるのか?」との思いも吹き飛ばし、無事に夕方に起きることが出来、京急、JR、東京メトロと乗り継ぎ、神田は淡路町へ向かいます。
チャラン・ポ・ランタンがバンド編成でライブを行う際のバンド「愉快なカンカンバルカン」のメンバーである「横山知子さん」の、出産後初めての公開ライブ。この日はpfの野口茜さんとの二人編成。何だかシャレオツなbarでして、始まる前からそわそわしてしまいました。



ほどなくしてライブが始まります。「JAZZ STANDARD」の青本(と言うそう)をベースに、素敵な空間へ二種類の音が溶け込んで行きます。いや、二種類じゃないな。カウンター奥でロック用の氷を削る音が、良い感じのリズムにもなっていて。さらにはキッチンから揚げ物を揚げる音すらも。それが何だか良くて。



30分を2ステージ。スコッチのボウモアをロックで転がしながら、目を閉じ、流れる音に身を浸す。目を開ければ実際にそこでは二人の演奏が繰り広げられていて。最高の時間。贅沢三昧。先ほど「空間へ溶け込む」と書きましたが、この時のボクは完全に「そのbar内の空間を漂う」気体と化していました。以前youtubeで見た「take5」も実際に聴けて大満足。

終演後、お二人にご挨拶。相変わらず横山さんとの会話は緊張しまくります。あ、出産祝い、復帰祝いの言葉を伝えられなかった。





その後、先日のチャランポライブ打ち上げ時にボクのサポートをしてくれた方と飲み。有意義な話ばかりで盛り上がります。お互いに「持っている知識」を共有し、「持っていない知識」を補完し合うという関係性。年食ってくると自意識が強くなってしまい、こういったのがなかなか難しくはあるのですが、「押し引き」を知っているとでもいうのか、話していて面白いとはこういうことだ、と再認識した夜でもありました。



ボクは「縁」というものを大事にしております。日本は狭いと言われますが、実際には広いです。何たって一億人以上の人が住んでいるのですから。北は北海道、南は沖縄、育ってきた地域も環境も人それぞれ。でも、そんな方々が「ある何か」をきっかけにして集まれる、お知り合いになれるというのはとても素晴らしいことだと常々思っております。ここ数年、音楽関連でお知り合いになった方が多く、「ああ、あの日あの時、たまたま点けたテレビでチャラン・ポ・ランタンの二人を観なかったら、今出会えてない人ばかりなんだなあ」と、感傷に耽ったりします。
縁は異なもの味なもの。考えてもみなさい。普通に生活していて、北の大地や離島の方と知り合って、お互い共通の話題があって、盛り上がるのがどれだけ難しいかを。でもそれが可能だからこそ、ファンになって良かったなあと、しみじみ思えるのです。


しかし、こういった繋がりは割ともろくもあります。以前経験したのですが、中心となるその礎(いしずえ)を失った時、一気に関係性がなくなってしまうという事態にも見舞われたりします。そこはとても難しい。当たり前ですよね。そこでしか繋がっていなかったのだから。核を失ったらその関係も失くしてしまう…。もちろんそれでも良いと思います。ダラダラとした繋がりも色々アレですし、共通の話題があるからこそ!というのが唯一の辿り。


でもね、思うのです。こんなにも幸せな時間を共有できるのは、一生に何度あるのか、と。こういった幸せを感じないまま年齢を重ねるよりは、礎を中心とした楽しみが、その一瞬でもあるならば、それで良いんじゃないかと。
刹那です。刹那ではありますが、「一瞬を共有できる楽しさ」を大事に、それをこれからも大事にしていけたら凄く幸せですし、面白いことなんじゃねえかなあ、と。


長くなりました。この辺で「今日の日記」を終わります。少しでもボクと同じ気持ちの方がいらっしゃれば良いなあと思います。「音と縁(えにし)と繋がりと」。世界はボクらなぞ関係無しに回っているけど、何が好きかは共通です。ボクが大好きな音が、あなたにも届きます様に。


ではまた。


四月某日 document.1

「春はお別れの季節です」



【↑マジに取っちゃいやん】

コバ・ジュンです。

早いもので4月になっていました。ぐへえ、全然日記書けてねえ。先月何本書けたかな…。わぁお7本。ホントすいません。

思えば、twitter他のSNSで、その日あった事を細かくぶちまけているので、改めて日記に書く事がなくなってしまっているのですよね、ってこれは言い訳ですね。マジごめん。


さてと、

この一ヶ月、色々ありました。そんな何やかんやを写真でどうぞ(それで済ますつもりか。つもりだ)

まずは、「世を忍ぶ仮の仕事」用の靴を買い換えました。

これが今までのもの。



新しいもの。二足買いましたよ(^o^)





やはり靴には金を惜しんではいけません。ビートたけしさんの師匠、深見千三郎さんの教えでもあります。「いいか、芸人は良い靴を履け。楽屋で脱がれている靴を見て『この靴誰の?』と言われるくらいの」との言葉。心底そう思いますし、自分の身体を守るには、布団と靴にお金をかけなくてはと常々思います。


ご飯もたくさん食べますよ。

豚ロースとピーマンの炒め物オイスターソース仕立て



長崎産の天然ブリお刺身



ししゃもも焼きました



豚丼も作ります。焼肉のタレは万能だなあ。



そして、先日我が家に来訪された方からの素敵なプレゼント。搾りたての日本酒。やはり良い酒は美味い!そして次の日に残らない!久々に日本酒を飲みましたが、翌日も超爽快でした。年齢と共に、アルコールも良いのを選ぶべきなのですね。



ジャケ買いしたホルモン「とんちゃん」。深くは語りません(笑)



冷凍庫で冷やした後、そろそろ頃合いかな?と出して栓を抜いたら、一瞬で凍ってしまったコロナビール(笑)。過冷却という科学的な現象がまさかの我が家で起こりました。




気付けば世間では桜が咲き、そして早くも散る気配。桜、大好きな花です。その咲き映えの見事さ、儚さ、散る際の美しさ、どれを取っても最高の花ですね。日本に生まれて良かったと思わせてくれる一瞬です。桜刹那。花刹那。






そんなこんなの三月。そして今やすでに四月。卯月某日、私は何をする人ぞ。コバ・ジュン今年度も頑張っていかねばね!まだまだやられはせんぞ〜!!!


ではまたm(_ _)m



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