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ontology.342(シモツキ二週目)


十一月某日 document.9

「大家になりました」



【↑薬膳湯豆腐】

コバ・ジュンです。

今週頭からどうにも調子が悪く、どうやら風邪をひいていたようです。対処を早くしたのと栄養をふんだんに取り入れたことにより、快方に向かっております。顔が火照っていたので「寒くなってきたからかなー。保湿クリーム塗らなきゃなー」と、顔がでろんでろんになるほどに塗っていたのですが、どうやらそれは間違いで、単純に微熱だった様です。

現在は喉の痛みもなくなり、おかしな色の物質が出ていた鼻水もサラサラ状態になってきました。はぁ良かった。日銭暮らしをしていると、1日の休みが後々に響いてしまいます。仕方ないけど、こういう生き方を選んでしまったのは自分の責任。頑張っていくしかないですよね。


さてタイトル。

この度晴れて「大家」になりました。

「たいか」じゃないです。「おおや」です。そりゃ「たいか」になりたいのはやまやまですが、そんな実力もないので、「おおや」で勘弁してください。

といってそんな大したものではなく、3年前に車を手放してから、駐車場がまるっと空いていまして、で、いつかそれを貸そうとは考えていたのですが、「めんどくせ」が心情で座右の銘なので、ずっと放っておいたのです。

それがこの度「貸して欲しい」という方が現れまして。

そこでまず問題になるのが「賃料」なのですが、そこは「良い人」のボク、超破格での契約と相成りまして(笑うぞマジで値段聞いたら)、でも計算したら我が家の年間固定資産税総額くらいとトントンくらいに収まりまして。

で、貸すことに至ったのですが、現在契約書の作成中でございまして。

「甲が乙に」

とかやったことねえから分からねえよ!(笑)

でも多分世の中の40後半の人ならば、こういったのは普通に作れるのでしょう。「あーちみちみ、あたしが甲でちみが乙。乙がこうなったら、甲はこういった法令を振りかざして乙を苦しめたりも出来るのでゲスよギャハハ」とか。

じゃなくてマジで分からなくて困ってます。

とりあえずGoogle先生を頼りに色々頑張ってはいますが、大家になるというのはこんなにも面倒臭いものなのですねえ。参りました。

幸い税金に関しては、固定資産税があることによる控除が適用されるようなので、無駄な、本当に無駄な、税金は払わなくてよさそうです。

まずは国保と市県民税の督促状がきちゃったので、それを払わなければなあと思ってます思ってますけど、こんな高いの払えないのでどうしようかという毎日。ああ、「昨年社会人としてある程度稼いでしまって、今年度は一般人に戻ってしまった人間」の辛さよ。

一度会社を辞めて国民健康保険で払ってみい!その高額さにひっくり返るで!月6万とかやで!

まぁもういいやそんなことは。ボクがそうやってお金を払うことによって、老人の命が助かるんですよね。頑張ろーっと。バンガローっと。


ではまた。


十一月某日 document.8

「言葉を持ってる=自分を持ってる」



【↑それはまるで太陽と月かの様に】

コバ・ジュンです。

先週金曜日にNHKホールにて行われた、チャラン・ポ・ランタンの10周年記念ライブ「大拍乱会」の余韻がいまだ抜けません。心からも身体からも。それほど素晴らしい時を過ごさせてもらいました。本日はその日ちょっと気になったことを書いてみます。


ライブが一通り終わり、NHKホールの「あの」緞帳が下り、客席はアンコールを待つ拍手でいっぱいになります。のち、下手から現れたのはアコーディオンを抱えた姉・小春が一人登場。オリジナル曲の「三毛猫は左利き」を滔々と弾きあげました。

その後、口から出た言葉。

「ひとりだと完璧に出来るんだよなあ〜」

え?え?何を言い出すの?何を言い出すつもりなの?

4000人の観客は次に何を言ってしまうのか、そんな姉の口から出る言葉を8000の耳で聞き出そうとしていました。

「あたしはこの10年で孤独を失った」

「ひとりで出来るからアコーディオンという楽器を選んだ。でも今は周りの人を巻き込んでしまって。そして妹も巻き込んでしまって」

「妹の10年を奪ってしまった。これからの10年はその恩返しをしたい」


…何て、何て『言葉』を持っている人なのだろう。そして、

「一度しか言いません。愛を込めて」

緞帳が上がり、妹とバンドメンバー勢揃いの中、盛大に幕を上げ、そして幕を降ろすための「愛の讃歌」。


「言葉」というのは様々な面を持ちます。軽い言葉、重い言葉、響く言葉、どうでもいい言葉…。「言霊」と呼ぶ例があるほどに、人間の口から発せられるそれは、相手に対して、聞いている人に対して、そして己に対して、責任でもあるし、身勝手でもあるし、大切だからこそでもあるし、どうでもいいからでもあるし。


女子プロレスラーのアジャ・コング選手が、かつてこんな事を言っていました。

「自分が喋らなければいけない場で、ポンと自分の言葉が出てこないやつはダメなやつだ」

これは本当にその通りで、プロレスは特にアドリブが求められる世界。試合前に用意していなくとも、試合展開により頭を働かせてどんな状況でもその日来場したお客さんを愉しませねばいけない環境。展開が変わってしまったとしても、マイクを渡されたら、今、その時、その瞬間にどれだけ最適な言葉を吐けるかが最重要事項です。
そしてこれが抜群に上手かったのが今はタレントとして大活躍の北斗晶さん。さすがの才能で、テレビ番組でも絶妙なコメントをしてくれています。

男性プロレスラーで言えば長州力選手ですね。今は天龍源一郎選手と並んで「何言ってるか分からない」滑舌悪しのキャラクターとして表に出ていますが、全盛期に関して言えば、まぁその持ってくる言葉は凄かった。「煽動上手」なんて言葉があるかどうかは知りませんが、その煽りにはとにかく心を打たれたものです。

「お前ら噛みつかないのか!?今しかないぞ!噛み付くのは!」

「Uはプロレスの内か?外か?内だよな。ならば今言ってるようなのは許されないぞ」

「藤波!俺はお前の噛ませ犬じゃないぞ」

ファン以外には何を言ってるかは分からないかと思いますが、「革命戦士」のニックネーム通り、とにかくプロレス界を引っ掻き回してきた人。大切な言葉を、その一番大事な時に吐ける人、吐けるタイミングを知っている人、それこそがプロレスラーとして売れる要因でもあったし、そういった言葉を持っていたからこそ有名になれた人。「機を見るに敏」があったから、後世に残るレスラーとなり得たのです。


大分話がズレましたが、あの場であんな言葉を「ポン」と吐けてしまうその心、そしてそれを決断するまでの思いはどれほどのものだったか。
単純に「本音」だけだったのかもしれませんが、ボクはそうは思いませんし思えません。考えに考え抜いた故の「言葉」だったと思っています。ものすごい気ィ使いの姉が、ものすごく考えて、ようやく紡ぎ出した言葉。
といって、もしやこちらが深読みしただけのことであって、本人にとっては「そこまで…」な言葉だったかもしれず。ああ、「言葉」って面白い。


人がこの世に誕生し発明したもので一番何が大事だったかなど問われていますが、やはりそれは「言葉」だったのではないかな、と思う昨今です。そこから文字が作られ、印刷も発達し、先達が考えた技術が後世にも発展して行き…。

楽譜もそうですよね。ボクが母によく言われて今でも覚えているのは「言葉は世界中で違うけれども、楽譜は世界中で共通なんだよ」ということ。正直、楽譜でさえボクは「言葉」だと思っています。もちろん、世界共通言語としての。


「言葉を持ってる=自分を持ってる」

それは、己がどんな心持ちであったとしても、今自分が何を思ってどう考えているかを伝えられる能力がある、伝えられる何かを持っている。それが「自分を持っている」ということに繋がるのだと思います。


ではまた。



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ontology.341(シモツキ一週目)


十一月某日 document.7

「芝居とか舞台とかライブってぇのは…」



【↑こんなセットを一時間で仕込んだりします】

コバ・ジュンです。

昨日、SNSにて呟いたある思いを、推敲&加筆してお届けします。

それは、「舞台というのはこういう思いで作られているんだぜ!」というお話。

昨日のこと。「カブトムシ」や「ボーイフレンド」で知られている歌手のaikoさんが、twitterに一枚の写真(ツアートラックの前にてポーズを取っているもの)をupしていました。それは「ツアートラック今から出発!」的な写真でした。それを見て、色々な事を思い出したり考えたりしました。

それは、「舞台のあり方」ということ。

役者は稽古場で稽古を繰り返し芝居を練り上げていく。スタッフさんはそれを最高に演出するために頑張ってくれる。皆が「お客様を楽しませよう」という同じ方向を向いているのです。

かくいうボクは、そんな「同じ方向を向いている」現場から随分と離れてしまっています。ピリピリした緊張感に震えた時もあるけど、後から考えるとそんな経験って滅多に出来るものではないんですよね。役者としてもスタッフとしても日本中回ったのは今でも大切な思い出です。

神奈川の県央にある事務所から、遠く北海道は帯広の小さな公民館まで、ハイエースより一回りデカい車に機材やセットを載せての移動。「ちゃんと着けるのか?でも俺が行かなきゃ、皆が楽しみにしている舞台が出来ない!責任重大!」。仙台から苫小牧までフェリーで渡ったのも束の間、その足ですぐさま道央道を1日に二往復した事もありました。

これらはとても楽しいお仕事でしたが、心臓を悪くしてしまったのと、もうひとつの大きな理由「やはり俺は演者だ」との思いも強く、続ける事が出来なかったのは少しだけ悔やまれます。落語、狂言、オーケストラ等々、色々な舞台の裏に付き、良い経験をさせて頂きました。

他にも、学校周りの劇団にサポートとして参加した際も、全国を回らせて頂きました。北は青森、南は岡山と多くの県を旅しましたが、一番思い出深いのは、愛知県にある日間賀島に行った時のこと。信号もない島。街を走るカブは皆ノーヘル。小中学校合同の公演が終わりバラシも済んだ後、船が出るまでの時間「じゃあ島を一周回ってみるかあ」とマイクロバスで出たのはいいものの、たった5分程度で元の場所に戻ってきてしまったりして。

すべてが楽しかった。辛いこともあったよ勿論。でもそれがどれだけ今の自分の礎となっていることか。


結論として、「ひとつの舞台」を作り上げるのには、大勢の人の力が必要なんです。それも全て「観に来るお客様を満足させるために」。それぞれの思いもありつつ、でも気持ちは皆同じ方向を向いている素晴らしい世界。そういったところも感じていただけたらと思い、こんな日記を書いてみました。表に見えてる演者の裏にも、凄く努力している方々がいます。何人も何人も。

あ、グッズ売り場のこの子、ただのバイトかもしれないけど、この日のライブに少しでも良い思いを持って帰ってもらおうと、素敵な笑顔で対応してくれているんだな、とかね。


ではまた。


十一月某日 document.6

「Radio Ga Ga!」



【↑フレディ格好良い!】

コバ・ジュンです。

クイーンを題材にした映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしていますね。残念ながらまだボクは観にいけてないのですが、周りの行ってる方達のまぁ多いこと。そしてそのほとんどの皆様が「もう一度行きたい!」と感想を述べています。ああ、どれだけ楽しい映画なんだろう。

さて、そのクイーンの楽曲に「Radio Ga Ga」という曲があります。「レディオガガ」ですね。Live Aidでも「ボヘミアン・ラプソディ」に続いて二曲目に演奏されたヒットナンバー。あのレディー・ガガは自身の芸名をこの曲から付けたことも有名です。

曲の内容は、時代遅れとなりつつあるラジオに対して「まだまだ君は頑張れる。だから決していなくならないで。僕らの元から去らないで」という、少し悲しくなってしまう歌詞。

「All we hear is Radio Ga Ga」

僕らに聞こえるのは、ラジオの「ガガガ」という雑音
ガガガ、ガガガ…

さて、皆様はラジオを普段聞きますでしょうか。ボクは車を手放してからというもの、ほとんど聴かなくなってしまいました。通勤で毎日の様に使っていた時は、積んであるCDにも飽きが来てしまい、尚且つニュースはラジオくらいからしか入手しなかったのでずっと聞いていたのですがね。考えてみれば、家に「ラジオ」がないです。あれだけの震災による被害を体験してきたのですから、ラジオの重要性が分かっていても良いのに、電池で動くラジオすらないのです。

近年は、パソコンやスマホから聞けるサービスがありますね。「radiko」はたまに使います。今ではほんとそれくらい。

中学〜高校の頃かなあ。三宅裕司さんの「ヤングパラダイス」などを聞いて爆笑していました。その前番組20~22時台の番組も楽しかった気がしますが、今では思い出せません。オールナイトニッポンはさすがに深夜過ぎて聞いてませんでしたが、たまに特別として好きなパーソナリティさんが出演したりすると布団の中にラジオを持ち込んで聞いたものです。


ここまで書いてきて、もうひとつ「ラジオ」に関する曲があるのを思い出しました。そう、もうお分かりですね。The Bugglesの「ラジオスターの悲劇」です。
こちらも「Radio Ga Ga」同様、映像の時代が訪れたことによって、ラジオスターが仕事を失ってしまい…という切ない曲です。

ラジオの時代も終わり、ビデオの時代も去り、今はインターネット全盛期。「Internet Killed The Video Star」なんてパロディ曲も作られたりして。


時代はどんどんと移り変わります。皆様が最後に公衆電話を触ったのはいつですか?切符を買ったのは?カセットテープもビデオテープもすでにそばにはありません。便利といえば便利な世の中ですが、昭和を過ごした人間としては少し味気なくなってしまった感もあります。

そして「Radio Ga Ga」は、こんな歌詞で締めくくられます。


Radio, what's new?
Radio, someone still loves you!

ラジオよ、何か新しい話題は?

ラジオよ、誰かがあなたをずっと愛しているよ!


旧いものを消し去るのではなく、ずっと大事にする文化があっても良いと思う昨今なのでした。


ではまた。


十一月某日 document.5

「8機のオーディションが全滅だと!?」



【↑頑張って20回、回してるのだけど】

コバ・ジュンです。

デンドンドン、デンドンドンデンドン、デンドンドン、デンドンドンデンドン、
パッパーラッ!(チチチ)パーラッパッ!
パッパーラッ!(チチチ)パーラッパッ!
パッパーラッ!(チチチ)パーラッパッ!

パパッ!(ドコドコドコドコ)パパッ!(ドコドコドコドコ)
パパッパ!(ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ)

チャーーーーーーーーーラーララー(ンパパッパッパパッ)
チャーーーーーーーーーラーララー

この辺で良いですかね。コバ・ジュン、音楽を口で演奏するのが大得意なのです。

昔からファミコンゲームの音などを真似すると「お前上手いな」などと称賛されたものです。特に「パルテナの鏡」など。

で、上記のカタカナの羅列ですが、「機動戦士ガンダム」のあるシーンの音楽を演ってみました。アムロがニュータイプとして覚醒して、ジオン軍の敵をバッタバッタとなぎ倒したりする場面で良く掛かった曲です。

「12機のリックドムが全滅だと〜?」

とは、無能と思われるコンスコン准将の有名なセリフですが、実はこの方、そこまで無能ではなく、キチンと仕事はしているのですが、周りがあまりにも有能過ぎて、というか、オールドタイプの悲しさというか、要は「ITが進み過ぎた故に付いていけなかった老害」なんですね。

せっかく”自分では無能と思っている部下"に、良いところを見せられるかと思ったのに、実は策略にはめられていて「自分が今の戦争に通用しないか」を、自らの「死」をもって分らされてしまう悲しい男。永井一郎さんの「ダメ男」っぷりな声も含め、実に悲しい場面でもあります。

で、それを自分に当てはめてしまったりして、な。

先日、twitter他SNSにて「目指してる仕事がダメな途端、本職(ほとんどないけど)の方がたくさん入ってきたよ!」なるツイートをしたのですが、それがまるで「コンスコン強襲」の話が如く、そのことごとくアムロというニュータイプに落とされていくわけで。

オーディションにも行けないよ!写真ばかりで落とされるよ!

なので、「そんなにコバ・ジュン駄目ですかね?」と思う毎日なのであります。痩せた方がいいの?太った方がいいの!?

でもそんなこと言っていても仕方ないので、芝居を磨くしかないですね。

何が一番大切かって、

「求められた時に、求められた芝居を出来ること」

なのです。

だからいつでもナイフは研いでおかなければならない。
己の刃(やいば)は磨いておかなければならない。

「いけね、今日声出ねえ」

とか言ってる場合じゃねぇのです。そんな甘い世界じゃねぇのです。

「あ、そうなんだ。お大事にね(似てる声の奴をすぐ探せ)」という世界です。

落ちるからには何らかの理由が存在するのです。じゃあそこを払拭しようよ!コマーシャルに最適な、幸せな顔でいようよ、あろうよ!

そんなこんなの毎日でありました。

でもね、

どんだけ落ちんねん。


ではまた。


十一月某日 document.4

「スリー!フォー!G trio!」



【↑まるでそれは楽しい音楽を伝えるために降臨されたが如く】

コバ・ジュンです。

先日の日曜日、上野恩賜公園まで出かけてまいりました。うはあ、今年何度目だろう。山手線の左側は良く行ってたとしても、なかなか右側には出かける用事がなかったこれまでの人生。しかしこの2〜3年でどれだけこちら側に来ているのか。というのも、ご存知の通りボクの大好きなアーティストであるチャラン・ポ・ランタン関連の皆様方が、この公園で大道芸をやることが多く、さらには公園内にある水上音楽堂においてライブをする事もあったりで、「上野はおいらの心の駅」になってしまっている数年でございます。



でです。

この日は、恩師公園内にある東京藝術大学、藝大ですよあの藝大、その藝大の「コモゴモ展」というのが開かれていて、在学している皆様の様々な展示(絵画や美術品)やパフォーマンスが行われるということ。そして音楽の披露もあるという。

話は少し遡ります。去る9/8、藝大の学祭である「藝祭」にて、チャランポのフリーライブが行われました。残念ながらボクは行けなかったのですが、皆様のツイートを羨みながら巡回していたところ、ある動画が目に耳に入ってきました。なんだか法被を着た子達が跳ね回って弦楽器を弾きまくっています。そのツイートのキャプションは「藝大の凄いところはこういうところ。今まで屋台で酒を売っていた子達が、いきなり楽器を弾き始めたら、それがめちゃくちゃ凄え」というもの。ほう〜、そうなんだ。じゃあちょっとだけ聞いてみようかな、なーんて軽く聞いてみたらもう一気にトリコ。

https://twitter.com/t_mas/status/1038714177852829696
(↑その時のtwitterでの動画。ぜひご覧ください)

それがボクと「G trio」さんの出会いでした。「G trio(ジートリオ)」、藝大のG、GirlsのG、そして元気のG。藝大在学中の女子大生三人組。なんかオジサンがこう書いてしまうと単なる助平な感じがしてしまいますが、本当に素敵で勢いのある、「また音楽聴き始めて良かった!」と思わせてくれる小娘たち(←敬称)なのでした。

調べたらライブは割と頻繁にやっているみたいなのですが、今回初めて生で聴ける機会に巡り合い、そりゃ行きますよ行ってしまいますよねえ。というわけで「おいらの駅」である上野に辿り着きました。おっといけねえ、酒を買ってねえぞ。缶ビールぐびー。

場所はすぐに見つかり、その前にタバコをぷかぷかしたかったのですが、ああ上野よ、喫煙所がどれほど探してもないじゃないの。まぁそれは仕方ないので仕方なくはないのですが、そこは世の中のルールに従うことにしますよ、オジサン偉いから。
なんて喫煙所を探して彷徨っていたら、あああ!もうブース前には人だかりが!急いで空いているスペースを探して陣取ります。テント前のステージには、すでにG trioのお三方がおわしておりまして。大人気だなあ。

16:00から予定していたステージは、少し早めに始まりました。11月も半ば近く、気が付けばすぐに真っ暗になってしまいますものね。ああ、あの動画で見た三人が目の前にいる。しかも例のバイオリンとチェロを抱えてだ。

演奏が始まりました。へ?「G線上のアリア」?随分とクラシックで物静かな曲で始まったな…と思った矢先、そこからマイケル・ジャクソンの「スムースクリミナル」へ。「パン!茶!宿直!」ですね。

https://twitter.com/GtrioRMY/status/1061598553196253184
(↑その一曲目)

もうそこからは一気。あの聴いた曲、聴きたかった曲が繰り広げられます。何度も、何度も書いていますが、この三人の素晴らしいところは、とにかく「楽しそうに演奏」というところ。笑顔と元気な声、動きにやられてしまいます。

チェロの森下邑里杏さん、チェロって普通は座って弾くものと思うじゃないですか?でも立って走って動き回るのです。なんだこりゃ(笑)華奢で小さいお嬢さんなのに、そんなことが出来るなんて驚きました。高速低音のその格好よさと言ったら。



下手側のバイオリン、大島理紗子さん。今回ライブを初めて観て、声を掛けているのが彼女だということが分かりました。「ワン、ツー、スリッ、フォッ!」だったり「も一回!」だったり。そして観客に手拍子を促したり。いわばG trioの核弾頭。とにかく動く動く。でも演奏は見事なものであって。経歴を見て「あああ」と思いました。



上手側のバイオリン、吉本もえさん。残念ながら来年3月をもってG trioから抜けられるということですが、終演後に少しお話をさせて頂いた所、その大きな夢はぜひとも応援したいものでありました。その夢をぜひとも実現していってもらいたいものです。音楽素人のオジサンが聞いても「素晴らしい!」との技術を持ち合わせていらっしゃるのですから。




終演後のお三方。



さらにお疲れのところ、ご一緒に撮影させて頂きました。



短い間でしたが、アンコールも含め、十分にライブを堪能したのでありました。正直に言えばクラシックのバイオリンは知識を持ち合わせていないので全然分かりません。ボクの好みはクレズマーやバルカン、ジプシーの弦楽器。しかしながら、彼女らが繰り広げる演奏は、そういったジャンルを超越した「誰にでも楽しく伝わる音楽」であり、「ジャンル?ははは!そんな事いう前にまずは聞けよ!スリー、フォー!」と思わされた感じでした。
「音を楽しむ」と書いて音楽。なんてバンドに出会っちゃったんだろう。


上野でひとり、飲みました。その日のライブを思い出しながら。





帰り、上野駅のホームにて、外人さんに話しかけられました。

「Excuse me? Who is your favorite singer?」

そりゃもちろん、こう答えましたとも。

「Oh!! I like G trio!!」

(註:本当は「上野駅の中央出口はどこですか?」と聞かれたので「ああ、ここは不忍口の階段なので、もう少し向こうですよ」と返答し「おお、ありがとう」でした)


ではまた。


十一月某日 document.3

「地頭」



【↑気概だけは持ち続けていたいけどね】

コバ・ジュンです。

「地頭」というテーマについて。

ジ・ア・タ・マです。「じとう」じゃありません。頼朝か。鎌倉幕府か守護地頭かコンチクショウ。

ではなく、ジアタマと読んでください。

以前のボク、「勉強が出来る頭の良さと、生活や仕事で役に立つ頭の良さ」は違うものと思っていた時期があります。それがいつしか「やっぱ勉強出来る人は、仕事も出来るんだ…」と考えを改めたのが数年前。そりゃそうです。数学とかあんな難しい訳分からん数式とか解けてしまうのに、仕事が出来ない訳がありません。もちろん適材適所はあるでしょうが、慣れてしまえばバカよりは「地頭」が良いのですから、出来るようになるのは当たり前なのです。

音楽理論なども、地頭が良いから理解できるのかなあと思い始めて来ました。「めんどくせえ、、感覚でやっちゃえ」というよりは、キチンと理論を分かった上での感覚とはまったく違って来ますものね。

大昔、自分より遥かに学歴の高い方に「頭悪いなあ!」などと言い放ってしまったことがあります。多分コンプレックスもあったのでしょう。しかし今思えば、経験のない人が出来ないのは当然なこと。なぜそんな事を言ってしまったのか、今では大後悔していますし、自分の性格の悪さに今更ながらショックを受け、懺悔の日々です。

何故だかは分かりませんが、自分は昔からひどくプライドだけが高く、それは今もそこかしこに見え隠れしたりはするのですが、気をつけていても出てしまうものなのですね。ホントそこら辺はダメだなあ、ダメ人間だなあと。

自分が穏やかに過ごせる場所は一体どこにあるのでしょう。それはきっと相当ニッチな場所にあるのだと思います。
それか、己の希望する場所にはそれは存在していないかもしれません。ああ、それも人生。しょうがない。


ではまた。


十一月某日 document.2

「オラが町にあのスターがやって来た!」



【↑自転車直ったよ(=´∀`)】

コバ・ジュンです。

まったく何でしょう最近の天気は。急激に寒くなったと思ったら雨が続き、そして昨日はは昨日で少し暑いくらい。駅で半袖シャツのリーマンを見ましたよ。ボクは手袋してネックウォーマーまでしてましたよ。家着いたら汗だくだよこんちくしょう。でも今朝は寒かったので、冬装備が役に立ったのですけどね。

「秋の長雨」と言いますが、何だか今年は天候崩れる日が多い気がしません?それもこちらの休みに合わせてだったり。嫌がらせかチクショウ。なんですって?こちらの都合?まぁそうかもしれないけどそんなん知らんわ。せめて旗日には晴れてくれい。

でだ。

先週お伝えした「自転車壊れちゃったよ」事件。金曜朝に故障を見つけ、その動画をSNSにupしたら、フォロワーの皆様より「ここがダメなのでは?」「ここを直すのです」と沢山のアドバイス。本当に有り難かったです。そしてすぐに土曜の朝に行きつけの自転車店に持ち込みました。見立てでは「ギアが壊れてる」との事でしたが、結果、そのギア部分にグリスが固まって染み付いてしまっており、それを掃除してもらったら直りました。ついでに前輪のブレーキシューも交換。うはぁめっちゃ快適。ギアが「カチカチ」と入る喜びってぇのは、自転車乗りにとってはたまらないものなのです。

そして、

なぜボクがここまで自転車修理を急いだのかと言いますちょ、間違えた、と言いますと、翌日の日曜日に「あるイベント」が横須賀であったからなのです。そのイベントとは…

「神奈川歯科大学 稲岡祭」

です。学祭です。大学の文化祭ですね。まぁそれだけ書くと「うん、まぁ、うん」なのですが、ゲストがね、これまたね。

そんなわけで、チャリ修理を急いだのです。何たってほぼ地元。電車でももちろんいけるけど、「チャリで行ける」という機会を逃すわけにはいかない。むしろ目的よりも「チャリで行く」という手段の方が先走った結果となったのです。

で、

当日は雨降り。

げえ!「たどり着いたらいつも雨降り」ですよ。ああ、ここもやっぱり土砂降りさ、ですよ。でも、でも!一度チャリで行くと決めたこの身の上、今更電車なんかで行くわけにはいかないじゃないっすか!すか!対外的にも!(笑)



というわけで上下カッパを着て向かうことにしました。Abu Garciaの雨具です。知っている人だけ分かってもらえたら良いです。足元もasicsの脚絆でガチガチに固めます。



玄関を出ると、うひゃあ〜、超雨降りです。その中を出発し、国道16号をひたすら南へ。さて、ご存知な方には説明不要ですが、このR16、追浜(おっぱま)を過ぎたあたりから急激に道幅が細くなるのですよ。なので車道を走るのが怖く歩道に移行しますが、田浦あたりからはトンネル内の通行が一方通行しか出来ないほどに細くなってしまい、といって車道を走り続けて「横須賀で自転車の中年男、トラックに轢かれて死亡」などの記事になるのもイヤなので、我慢するしかなく、とにかく「汐入(しおいり)」までは頑張って雨に打たれながらも雨に唄えばの気持ちで走り抜けました。

そしてようやく現地着。無事に神奈川歯科大学に辿り着きました。





門前にいた係員らしき方に「自転車はどちらに停めたら?」と聞くも、「すみません、そちらに守衛さんがいるので」とけんもほろろにご案内されてしまいました。まぁ守衛さんに聞いたらすぐに案内して頂けたので良かったのですが。

校内に入ります。とりあえず大きな音がしている方へ向かいます。きっとそちらがステージでしょうから。予想通り、見事辿り着きました。あの姉妹もここでやるのかな?ボクが着いた時には、吉本の芸人さんがお笑いステージを繰り広げておりました。「ニューヨーク」さん。途中から聞いても面白かった!さすがです。その後は「とろサーモン」さんでした。M1で優勝したコンビです。売れている芸人さんが凄いなあと思うのは、「あ、すべった」と見ている側が思った瞬間に、それを払拭するネタをぶち込んでくるところですね。舞台で揉まれている経験をすぐ様反映する。見習わなければいけません。
会場の様子はこんな感じでした。ちなみにこの時「あるニアミス」が発生していたのですが、それは後述。



学内の屋台で色々食べながら(超安買った!焼きそば¥300、暖かいお茶¥60とか)、あの姉妹の出番を待ちます。雨は段々と小降りになってきました。それと同時に下がって行く気温。濡れた体にこの寒さはかなりキツくもあり、トイレも近くなってしまいます。さて、そのトイレは一体どこだ?フラフラと探して不審者と思われてもアレですので、本部にて場所を聞いたら、トイレがある場所まで案内してくれました。なんと素晴らしい運営なんだ!
ちなみに学内でお酒は売っていませんでした。案内してくれた学生さんに聞くと、近頃は校内では売っていないとのこと。時代は変わったものだなあ。ボクが学生時代の頃は、そこら中に酔っ払って前後不覚の若者が倒れていたというのに。

日も落ち、気温も下がっていきます。吉本芸人さん達の出番も終わり、ラストはバンドの音楽で締めくくります。まずは「FUNKIST」さんが盛り上げてくれます。「ノレ」る音楽が心から好きなので、ファンの皆様と共に一緒に盛り上がります。音楽の良いところってこういうところだよなあ。手を挙げ、左右に大きく振り、楽しかった〜♪

日も落ち切った頃、いよいよお待ちかねの姉妹、「チャラン・ポ・ランタン」が登場です。最前のほぼセンターを位置取れました。というのも、お客様が少なかったのです。「学祭最終日、お天気悪い、日曜夕方に行くには少しだけ辺鄙な場所」という三重苦のせいなのか、ふと振り返ると、三列目までいるかどうか…というくらいの状況。その後ろには学生さん達がちらほらといたのですが…。

なにはともあれ、ライブは始まります。そこはさすがの姉妹。とにかくお客を乗せるのが上手い上手い。この辺りは大道芸で培った技術プラス百戦錬磨の経験なのでしょうね。姉妹の掛け合いトークで一気に会場が暖まります。







サウンドチェック後、「さよなら遊園地」で幕を開けたライブ。ノレる曲やしっとりとした曲、笑いもある曲など、緩急織り交ぜて来ます。「お茶しよ」でのももちゃんの盆踊りダンスは面白かった。最近のマイブームだそうです。

おっと、ひとつ書き忘れていました。「トリはチャラン・ポ・ランタンさんでーす!」とのステージ登場時に、ボクが得意とする指笛を吹いたのですが、ももちゃんに「なんか凄く指笛上手い人がいる!」と言われてしまって、げへへすいません。やってて良かった指笛。教えてくれた前の前の彼女、ありがとう。

そして、これは書かねばならぬ事。ここは歯科大学。神奈川歯科大学。そう、歯医者さんの大学なのです。ボクは全然気づいていなかったのですが、隣りにいたお知り合いの方が「親知らずのタンゴやるかな?」とつぶやきまして、「ああ!」と思ったのです。この「親知らずのタンゴ」というのは、姉妹がインディーズ時代に発売したCDに収録されていた曲でありまして、某ヤフオクなどでは¥30,000とかの値段が付いてしまっていた代物(この度再発ということで、かなり値崩れしてます)。歯医者さんを育てる学校なのだから、やらないわけがないでしょう!と共に、自分の想像力の無さに凹んだりして。

で、やってくれましたよ。初めて生で聴けましたよ。あああ、最高だ。

ここ一年ほどは、姉・小春よりも妹のももちゃんのMCが多い気がしていましたが、この日は小春節全開。曲が生まれた経緯などを事細かに説明してくれ、さらには待ってましたの毒舌も。
「この校内で普段見かけない様なオジサン達は、ウチらの仲間ですから。口腔検査をサービスでやってるのだけど、それを受けた方が良い人達ですから」

言ってくれるぜ!

アンコールの「愛の讃歌」(写真撮影OK)では、ももちゃんがステージ下に降りて来て、まさかないだろうなと思っていましたが目の前の柵をガシガシいじりはじめたので、そりゃ開けてあげますよねえ。無事に開いたその頑丈な柵(マジ頑丈だった)、それを尻目に客席に雪崩れ込んでゆくももちゃんでした。



それを暖かい目で見つめる姉・小春。何度も見ている光景ですが、とても好きな風景。こ の話になる度に「部屋で暇そうにしていたから誘った」と言ってますが、それは絶対に嘘だ!と思っています(笑)




気付けば一時間も演っていたライブ。長袖4枚を着込んでも寒かった現場でしたが、姉妹は寒い素振りなど一切見せずに、素敵なステージを演出してくれました。そして「来年も呼んで欲しい」とのこと。ぜひぜひ!心からそう思います。自転車で行ける現場なんてそうそうない。こんな町に、オラが町に、あの姉妹が、あのスターがやってきてくれた。なんて嬉しい事でしょう。その場所から30分足らずで自宅に帰れる所に来てくれた姉妹。これこそ望んでいたもの。

終演後、もちろんチャリで帰ります。この時間のR16はガラ空き。本町→汀橋→船越と、交差点をゆうゆう通り過ぎながらペダルを踏み込みます。晴れ男の威力も発揮しまして、チャランポライブの際には一切雨が降りませんでした。俺に任せろ!マジで!


ではまた。


追記:ボクがとろサーモンさんのライブを見て爆笑していた頃、ももちゃんも一緒にそのステージを焼きそばを食べながら見ていたという事です。


十一月某日 document.1

「自転車、壊れる」



【↑いよいよか…】

コバ・ジュンです。

11月初っ端の日記だというのに、悲しいお知らせをせねばなりません。

愛用の自転車が壊れました。しかもギア部分。昨夜から調子が悪く、今朝になって自宅で整備をしていたら、さらにさらに調子が悪くなってしまって。

ペダルを漕いでも、その力が後輪に伝わらないのです。つまり空回りしてしまう状態。色々検索しても専門用語ばかりで分からない中、SNSで動画を添付して「助けて!」とupしたところ、たくさんの有難い回答を頂きました。まぁそれらも専門用語だったのですが、大体の故障箇所が判明しました。

うん、

コバ・ジュンには到底直せません。

明日朝イチで自転車店に持っていきます。修理費、どのくらいかかるだろう。もし結構なお値段しちゃう様なら、前々から欲しいと思っている「シクロクロス」バイクを思い切って買っちゃおうかな…。と思って検索してみたら「こちらお安いです!人気です!」というので15万越えとか。無理じゃ!

なーんでこんなにも生活その他苦労しなくてはいけないんだろうなあ。真面目なのに。性格は真面目なのに。
「リングにかけろ」「聖闘士星矢」などでお馴染み、車田正美先生が、単行本の前書きでこんな様なことを書いてました。

『子供の頃、店屋物のカツ丼が食いたかったが、親に遠慮して食えなかった。親が毎日汗水たらして働いているのに、カツ丼すら食えないとはどういうことだ。そして今、漫画屋となり、カツ丼なんていくらでも注文出来る。もし死にたいくらいカツ丼が食いたい奴は俺に言ってくれ』



と。さすが集英社ビルを建てた男です。言うことが違います。「このビルのこの階段はリンかけ階段なんだぜ!ダセえぜ!」とか言っちゃえます。

そして、かのグルメ漫画『美味しんぼ』でもそんな話がありましたね。

『なあ青年、いつでもトンカツを食えるくらいにはなりなよ。それが人間としてちょうど良いくらいってなものさあ』



なんて。

まぁね、新しい自転車を即金で買える人生が良いとは思ってません。テレビが壊れた、冷蔵庫が壊れた、洗濯機が、ガスコンロが、お風呂の給湯釜が…。そうなってもすぐ買えますから。そのくらいの財力はありますよ、ありますってば、あると言ってるだろこの野郎!

コバ・ジュン、言いづらいですけどそんな人生送ってます。役所からはまた毎月の様に督促状が来る様になってしまいました。先日「すいません、えっと、これ直訴状」と田中正造先生の如く嘆願しに行きました。相手してくれたのがまた若いニイちゃんでよぉ!(笑)あの見下す様な目は一生忘れへんで。ついでに横の壁に貼ってあった「脅迫云々をした際には即警察へ通報します」なる張り紙も忘れへんで。

とりあえず心に決めたのはなあ、どんなに辛く悲しくとも、大事なのは「思い切り」と「勢い」と「潔さ」だってぇことよ。それらを忘れ失うことほどダセえ生き方はねえぜ。俺は俺だ。それが例えダセえことかもしれなくとも、「たった一度の今日という日」を心に信じ、思い描いて生きていく、ってぇのが大切じゃねぇのか?



とかなんとか言いながら、カツ丼もトンカツも満足に食えないコバ・ジュンがお送りしたのでした。健康保険も年金も市県民税も高過ぎます。そんな高い諸処の金額に対して、




ではまた。



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