存在意義
日々の日記、エッセイ、コラムなどの集合体
カコノキロク
2016.01 2016.02 2016.03 2016.04 2016.05 2016.06 2016.07 2016.08 2016.09 2016.10 2016.11 2016.12
2017.01 2017.02 2017.03 2017.04 2017.05 2017.06 2017.07 2017.08 2017.09 2017.10 2017.11 2017.12
2018.01 2018.02 2018.03 2018.04 2018.05 2018.06 2018.07 2018.08 2018.09 2018.10 2018.11 2018.12
2019.01 2019.02 2019.03 2019.04 2019.05 2019.06 2019.07 2019.08 2019.09 2019.10 2019.11 2019.12
documentary 2016.03.(最上部ガ最新。下カラ順ニドウゾ)

ontology.280(ヤヨイ二週目)


三月某日 document.13

「季節は廻る」



【↑我が家のカイドウ】

朝が来て、昼が来て、夜が来る、ただ、それだけ。

コバ・ジュンです。

人生なんてそんなもの。

どんな生活をしていてもどんな仕事をしていても、

朝は来て、昼は来て、そして夜を迎えます。ただ、それだけ。

しかし、

それでいいじゃないか。

それだけでいいじゃないか。

今、一番季節を感じられる時。

春。

桜が咲きますよ。満開までもうすぐ。

どんなに辛くとも何があろうとも、1日を頑張って過ごし、夜に眠る、そして朝を迎える。

するとその1日ごとに季節は巡っていくのです。春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来て、そしてまた春が来る。

朝を迎えたら、それと同時に季節も進んでいきます。


だからいいじゃないか。みんなみんな、

歌手も役者も音楽家も脚本家も演出家も照明さんも音響さんも舞台監督さんも写真家もブロガーも店長も店員も夫も女房も子供も父も母も兄も姉も弟も妹も孫も甥っ子も姪っ子もおじいさんもおばあさんも叔父さんも叔母さんも先輩も後輩も上司も同僚も部下も好きな人も嫌いな人も、

一斉に春を迎えなさいな。

「仕事で嫌なことあった」

とかあるけどさ、一応誰にだって次の春は訪れる予定なのさ。

桜はずっと、ずーっとお前なんか関係なく咲いてくれるのさ。

だからさ、次の桜を見たくても見れなかったヤツのためにも、

俺たちは桜を見ようよ。頑張ってさ。


ではまた。


チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカン
「ただ、それだけ」


三月某日 document.12

「女をなめんなよ、そして「ルビーの指環」」



【↑ロフト初上陸】

コバ・ジュンです。

花冷えとはこういうことをいうのか、まだまだ寒いですな。そんな中、一週間に一度しか訪れてくれない週末の土曜日、新宿歌舞伎町まで出かけてきました。

「女をなめんなよスペシャルvol.6」in新宿ロフト

一推しアーティストである「チャラン・ポ・ランタン」presentsのライブです。

出演はチャランポ二人の他に、Cocochi-kit(ソプラノサックスとんちゃん所属のバンド)、ふーちんギド(ドラムスふーちん所属のバンド)、そしておなじみ「愉快なカンカンバルカン」の皆様。

長々と書いてもアレなんで、大まかな流れとその中で印象深かったシーンを。

☆チャランポ姉妹劇場
姉の小春さんは新アコーディオンで登場。超嬉しそう。「ツアー終わったばかりで自分たちの曲飽きた」とのことで(笑)、カバー曲を演奏。しりとり方式で「今は三月」ということで、「蕾(コブクロ)」→「見上げてごらん空の星を(坂本九)」→「おジャ魔女カーニバル」→「ルビーの指環(寺尾聰)」→「わたしドキンちゃん」という流れ。曲の間には観客に「み、次はみだよ。なんだと思う?」と聞いていくのですが、問題は「る」の時。声がなかなか上がらない中、「ルビーの指環!」との掛け声が。すかさず小春姉さん、その客に対して「お前、よく当てたな?」「サクラ?マネージャー?」などと指差していました。はい、実はそれボクなのです。ありがとうございます。ここで第一「嬉ション」しました。

☆Cocochi-kit
とんちゃん所属のバンド。トロンボーン、アルトサックス、トランペット(×2)、バリトンサックスの五人で編成。良い意味で気になったのはバリトンサックス。生で聴いたのは初めてかな?リズム隊がいないブラスだけでの編成でどんな演奏なのかと思っていたら、そのバリトンサックスが低音とリズムを主に担当している様子でした。なるほど格好良い。とんちゃんの「気合入れすぎて化粧が濃くなった」というのに笑いました。

☆ふーちんギド
ふーちん所属のバンド。ふーちんとチューバ担当ギデオンさんの二人編成。楽しい、面白いという音楽はこういうことを言うのではないでしょうか。残念ながらギドさんもふーちんも座りプレイなのでその姿をなかなか見ることはできませんでしたが、その素敵な音は存分に伝わってまいりました。ふーちんのふにゃふにゃしゃべりに萌え。あと、ピアニカはどうやって吹いてるの???

----------------------------------------------
ここまでの幕間(まくあい)には、演歌の松之永桃香さん、アイドルのマッスルM☆M☆さん、フォークシンガーのもも渕よわしさんが登場されました。いずれもバカな…ゲフ、ゲフン!素晴らしい歌を披露していましたよ。(この間は写真撮影OKでした)






----------------------------------------------
☆チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカン
メインイベント。この時ですでに19時で開始より2時間半経過。幕間には「ちゃんとやってるもーん」の替え歌「トイレタイムだよーん」が流れていました(笑)。幸い昨晩より水分を極力摂取せずに臨んだので、膀胱は大丈夫な模様。まあそんな話はどうでもいい。
アカペラコーラスからの「ムスタファ」で、もうテンションMAX。
「ワーカホリック」&「ちゃんとやってるもーん」のバンド編成で二度目の漏らし、レコーディング以来、初のセッションとなるギデオンさん参加の「サーカス・サーカス」でさらに漏らすという。だって「サーカス・サーカス」大好きなんだもの。
そしてCocochi-kitとの「おっぱいブギ」、アンコールでは「カラシニコフ」、そしてラストの「ハバナギラ」!ここにはギデオンさんとCocochi-kitも呼び込んでブラス8人体制での音圧高い最高のショーを演じてくれました。もも&小春も客席にせり出してきてくれて、その興奮度は「これからの一年、どんなに嫌なことがあっても良い」と思うほどの多幸感溢れるものでありました。三度目の漏らし。

3時間半にも渡る長丁場のライブ。本当心から楽しめました。これで\3,600とかおかしいだろ!お前ら頭おかしいだろおっぱいブギ!新宿ロフトというライブハウスの特性を生かしたチャランボ他、演者皆さまのパワーを思う存分堪能させてもらいました。

前も書いたけど、ホント素晴らしい方達に出会えました。そしてチャランポから色々広がっていくのも魅力。Cocochi-kitもふーちんギドもたをやめオルケスタも、全部ライブ行きたいですもの。

今年に入ってすでに三度目のチャランポライブ参戦となりましたたが、次は少し空いて5月までおあずけ。その間に貴族にならんとな。ひひひ。


ではまた。


三月某日 document.11

「餃子大成功!」



【↑今までで最高の出来】

コバ・ジュンです。

昨日は「コジュケイが鳴いてたよ」との日記を書きましたが、本日はウグイスの鳴き声まで聞きました。ああ、本当に春は近い。ああ、我が町は田舎だ(笑)。
(余談:ウグイスの「ホーホケキョ」。あれは「縄張りを見張っているオス」が発する声であり、普段は「ジャッジャッ」と、あの美しい声からは想像できない鳴き声です)

さて、知人と話しているとき、こんな話題になりました。

「餃子にはキャベツ派ですか、それとも白菜派?」

ん?付け合わせのことを言ってるのかな?だったらキャベツに決まっとるやんけ、と思ったのですが、どうやら餡に入れる方だったようで…。うほう、知らなかった。餃子の中にまでキャベツが入ってるなんて。

で、近所のスーパーの開店時間を待って、すたこらと材料を買いに行ったのです。



餡の中身は、豚牛合挽き肉に、みじん切りにした生姜、ニンニク、キャベツ、ニラ、長ネギを混ぜ込んだもの。そこに醤油、料理酒、めんつゆ、うま味調味料、創味シャンタン、オイスターソースを目分量で。

これで美味くならなかったらボクは無能だ。しかし果たして最後の「焼き」を無事にクリアできるだろうか…。

できちゃった(笑)

今までで最高の出来。ごま油をまんべんなくひいたのと、蒸す際に入れる水の量が最適だったのでしょう。もう皮はパリッパリ、中身は超ジューシー。「店で出せんじゃね?見た目のぞけば」くらいの出来となりました。

本日は他にも焼きそば3玉分を一気に調理したりと、ストレス解消料理デーでございました。やっぱり何かに没頭するってのは良いね。好きな音楽を聴きながら一心不乱にのめりこんだり。楽しいですウン。40歳過ぎての独身でもウン。ごめん、ちょっとだけ嘘ついた。


ではまた。


三月某日 document.10

「コジュケイの初鳴き」



【↑春はもうすぐ…(写真は以前のものです)】

コバ・ジュンです。

東京での桜開花宣言も出まして、ようやく春が訪れる気配ですね。といって、昨夜から今朝にかけては異常に寒く、「厚着していて良かった〜」と思いました。季節の変わり目ってぇのは、ホント服の選び方が難しいですな。

そんな中。昨日の朝のことです。

家まであと5分ほどのところにあるトンネルに差し掛かりました。トンネルがあるイコール、そこは山をくりぬいて作った場所。その山から、突然けたたましい声が響き始めました。

「ヒョッ!ヒョッ!ヒョヒョヒョ?ヒョヒョヒョ?ヒョッホヒョイ?ヒョッホヒョイ?ヒョッホヒョイ?」

それは鳥の鳴き声でした。コジュケイです。キジの仲間です。俗にその鳴き声は「チョットコイ」と聞きなす鳥でございます。

それがいきなり二羽同時に鳴き出し…、いや、聞く限りでは三羽いるぞ。それが一斉に鳴き始めたのです。

基本、鳥が鳴き声を出すのは、メスを誘うときです。なるほど、春が来て野鳥たちも恋愛の季節なんだなあと、なんだかほっこりしてしまったのです。

いやでも待てよ。三羽が一斉に鳴いているということは、もしや3vs1のハーレム状態が繰り広げられているのでは!?しかし姿は見えず。この鳥、鳴き声は激しくても、なかなか姿を見せないことで有名なのです。果たして三人のオスを目の前にしたメスは、どのオスを選んだのでしょう。気になるところですね。

そんなわけで、どんなわけかまったく分かりませんが、そろそろボクも恋愛したいところです。コジュケイにならって大きな鳴き声でも出してみようかな。でもね、でも、

「てっぺん、禿げたか?」

と鳴くホトトギスの如く、ますます外見がひどくなっていくオッサンはまったくモテず、日々を過ごしていくのでありました。


ではまた。


三月某日 document.9

「鼻エンジェル様」



【↑必需品】

コバ・ジュンです。

昨夜のことです。

鼻の中がかゆかったのです。なんだかもぞもぞモゾモゾ。「くそう、花粉症め」くらいに考えていたのですが、なんだかそうではなさそうな違和感。なんだよこりゃあよお。

暇な時間を見つけて鏡を覗いてみました。「自分大好きコバ・ジュン」は毎日のように鏡は見るのですが(笑)、少しだけズームしてみます。すると…

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

なんか今まで遭遇したことの無い様な、ふっとい太い鼻エンジェル様がぴろっと。

あ、説明しておきますね「鼻エンジェル」のことを。

この日記を読んでいる皆様、「鼻」はありますよね。いや、低いとか高いとかそういったことを言っているのではなく、そんなんだったらボクなんか鼻ありませんよチクショウ。

で、その鼻の中には、悪い空気を直で吸ったりしない様なフィルター的なものが存在しているのですよ、そう誰にでも、佐々木希さんとかにもきっと。

それを直接言うのは簡単です。しかしあまり綺麗な言葉では無いですし、良い意味でも使えないのです。「お前の鼻○、すげえな!出てる出てる!」とか言われてもそれは決して褒め言葉ではありませぬし、嬉しくないです。まぁ指摘されるのは嬉しいっちゃあ嬉しいですが(ありがとう的な意味で)。
なので、ボクはその物体に関しては、すべて「エンジェル」と呼ぶことにしました。例をあげていきましょう。鼻エンジェル、耳エンジェル、脛エンジェル、脇エンジェル、乳エンジェル、へそエンジェル、陰エンジェ…おっとっと。
ほら、こうすることによって少しでも緩和されたでしょ?何かが。

でですね。ありえないのですよ、ボクから鼻エンジェルがまろび出したりしてるのは。考えられないのですよそんな事態。週に一度はエンジェル抜きで「♪えんじぇるえんじぇる」歌いながら生まれ来る天使を伐採しているくせに、まさかこんなことが起ころうとは、起ころうとは!

ショックです、相当ショックなのです。誰かに見られたりしなかっただろうか、この育ちまくった鼻エンジェル様を。

世は春。花粉が多く飛んでいます。そんな事象から自分の身体を護る為、「鼻エンジェル」様はこの時期自分が思っているよりも成長するのですとんでもなく成長するのです太く長く大きくそれは想像を超えるほどに。

さぁ鏡を見てご覧。あなたの鼻エンジェルはその背丈を大きく高く伸ばしているはずだから。もし伸び放題伸びていたなら、それは花粉を防御する為の正常な機能だと思う様にしましょう。そうとでも思わないと辱めに耐えられません。

ではまた。


追記:
かつて知り合いの俳優さんが、陰エンジェルのことを「ミステリアスヘアー」と呼んでおりました。というのも、神出鬼没、百花繚乱、「なぜここに!?」という場所にあったりするからです。かくいうボクも、冷蔵庫の上にある陰エンジェルを見つけた時は「なぜここに!?」とまったく同じセリフを吐きました。不思議だよねえ、陰エンジェル様。




三月某日 document.8

「空中ブランコ乗りのマリー」



【↑美味しい唐揚げできたよー】

コバ・ジュンです。

「空中ブランコ乗りのマリー」という曲があります。

詩の内容を説明します、サーカスの花形である空中ブランコ、それに乗るマリーが、お客にウケるためにどんどん危険な技を試していき、最終的には落ちて死んでしまうというもの。

「少しくらい怖い方が、少しくらい危ない方が求められるでしょう?愛されるはずよ」

そう思うマリーはさらに危険な技に挑戦していきます。

「もっと、もっと、もっと高く!恐怖に生きる私、それが私のサーカス!」

結果、マリーは空を舞います。笑顔のまま、落ちていきます。そんな結末、そんな人生と達観したままに。


ボクが小学生くらいのことでしょうか。テレビで、サーカスのピエロを題材にしたドラマをやっていたことを思い出しました。主演は西城秀樹さん。キグレサーカスで「ピエロのクリちゃん」として活躍した栗原徹さんの生涯をドラマ化したものでした。道化師としてキグレサーカスの花形になった彼でしたが、綱渡り最中に転落事故のため亡くなられたということです。その時の西城さんの芝居が、笑顔のまま落ちていくものでした。
参照:『翔べイカロスの翼』

話を戻します。

「少しくらい怖い方が、少しくらい危ない方が」

とエスカレートしていく気持ちは、すごくわかります。ボクも一応役者のはしくれ。前にウケたネタをもう一度やるよりは、それよりさらに面白いもの、良いものをやっていきたいと思うのは当然の事。しかし、それがあまりにも危険なもの、突飛したものに移行していくのは違うと思っています。

少し話がズレますが、20年くらい前かな?ジャイアント馬場さんが創立した「全日本プロレス」が最盛期を迎えていた時のこと。「四天王プロレス」として、三沢、川田、田上、小橋の4選手がとにかく危険な技を繰り出し、時間ギリギリまで闘って多いにウケる時代がありました。脳天から落とすバックドロップ、しかしそれをカウント2.9で返すレスラーには大いなる拍手と声援が送られたものです。

ある時、日本人エースの三沢光晴と、外人エースのスタン・ハンセンの試合が、俗に言う「クイック」である回転エビ固めで試合が決まってしまったことがありました。それに対して、観客からはブーイングが上がったそうです。つまり「もっと凄い結末を見せろよ」と。「危ない技で説得力ある結末にしてくれよ」と。

その反応に対しては「違うんじゃないの?」とボクは思います。

危険、怖い、危ないというのが結果になってはいけません。といって説得力がないのはダメだとは思いますが、「危険=説得力」ではないですよね。

例えば「水戸黄門」の印籠。出したらそれでOKなのです。演ずる方も見てる方も「ああ、これ出されたらおしまいだな」と納得しますもの。

アメリカの最大手プロレス団体である「WWE」。ここでは、危険な技がほとんど出ません。でもそこに存在しているレスラーが持つ必殺技が決まれば、それがどんなに「これ効いてないだろ」と思われたとしても、それは「必殺技」なんです。その技を受けたレスラーは寝なきゃ(負けなきゃ)いけないのです。もしそれを返しちゃったら、それ以上の説得力がある試合の終わらせ方をしなくてはいけません。

結論。

何が言いたいかといいますと、「今こういうこと出来るでしょ?だったら今以上のことをやっていこうよ!」と、『悪い方の』意味で捉えられてしまうこと。人間には限界があります。腕は二本、足は二本、それを司る脳はひとつ。
良い方の意味で捉えられるならば、ボクは何も言いません。芝居の世界は絶えずそんなものですから。「お前の舞台を前に観に行った時に『良い』と思ったから今回誘ったけど、今全然ダメじゃん。本気出してるの!?」なんて演出家に言われることはしばしば。でもそれは良い方向ですよね。

これがあるから頑張れる。こういう理由だから頑張れる。
でも、「これじゃ頑張れない」というのも、生きていれば往々として存在するもの。

ボランティアじゃないんだし、社団法人じゃないんだし。

頑張ってる時に、その見返り(=報酬)がないのであれば、無駄な労力を使うというのは単なるバカですからね。そこまで義理を重くは見ませんし、その件に関してなにわ節的世界で生きたくありません。

不惑を過ぎているのだもの。


ではまた。

「空中ブランコ乗りのマリー」
チャラン・ポ・ランタン




to Top

ontology.279(ヤヨイ一週目)


三月某日 document.7

「チャランポ新宿、そしてモンスターロック」



【↑新しいツアーも発表。姉妹のフォントが素敵】

コバ・ジュンです。

土曜日、今ボクが一番好きなアーティスト、「チャラン・ポ・ランタン」のツアーに新宿まで行って来ました。前回の川崎の初日に続き二度目。川崎はライブハウスでしたが、今回は大きめのホール公演。チケットを押さえるのが遅かったため、2F席からの観覧となるも、充分楽しむことが出来ました。

初日から一ヶ月を迎えたこともあり、進行もMCも大分こなれてきた印象を受けます。何より音がパワーアップ、正に「力強く」なっていたのに圧倒。帯同バンドである「愉快なカンカンバルカン」内のブラス隊「カンカンホーンズ」が広いステージを「これでも狭し」と縦横無尽に動き回っていたのがとても格好良かった〜。
中でも、今回の個人的なMVPは激情テナーサックスのオカピさん。反復横跳びさながら左右に飛び跳ねながらの奏法にやられっぱなしでした。
さらにソプラノサックスのとんちゃん、トランペットのごまちゃんもまた素晴らしくて。(ボクの)MVPはオカピさんに譲るも、それぞれのソロが始まるたびに声を上げずにはいられませんでした。

ふーちんの千手観音ドラム、さくらんちゃんのウッドベースもこれまた「よくこれだけの長丁場を」と感じさせるほどの力強さ。前回「こんな曲やるの!?」との驚きのあまり聞き逃してしまったある曲でのさくらんちゃんのベースラインも、今回はガッツリ聞けました。うほう、そうそう、このベースだよコレコレ。カッコ良いんだよ。ファイッ!ファイッ!(?)
ふーちんがバスドラを踏むだけで、「次はもしや大好きなあの曲?」と思えたりするのもライブの楽しみ。千本のスティック(笑)で「ツッタカツッタカ」やるだけで期待度満点になります。


そしてもも&小春姉妹。


言葉で言い表せない。二人とも凄いエンターテイナー。ももちゃんのボーカル、変幻自在のキャラ、メンバーいじり等々。
小春の超絶アコーディオン、爆笑MC、客席の盛り上げ方等々。

川崎の時にも書きましたが、なんでこんな素晴らしい方々を今まで知らなかったのだろうなあと。あの時「スッキリ!」を見てなかったらいまだに出会ってなかったのだろうなあと思うと。

MCで小春が「日本でジプシー音楽やってる一番かっこいいやつになりたい」と話していましたが、ホントそうなって欲しい。ネタバレになってしまうので書けませんが、あのバルカン曲は最高。

そして少しの言葉から始まった曲。3/12のライブだからこその曲。なんだこれ。響く響く。赤い照明と相まって、当時を思い出すと共に、ツーっと頬を涙が。あれから5年経ちました。

そして「個人的に重大ニュースがあって、二日後に発表…(客:えーっ?)二日くらい待てよ!」との小春の重大ニュースも昨日無事に発表。Mr.Childrenさんのツアーサポートメンバーとして、小春がアコーディオンで参加。凄いわあ。でも次のチャランポツアーとどんかぶりなんだよね…。葛根湯飲んでマジ身体にはお気をつけてくださいませ。


でです。

ボクが、「このアーティストはやばい!売れる!」と公言した場合、大体の場合、そこから1〜2年のうちにドームツアーを発表できる様になってしまうという(笑)。ファンとしては嬉しいような悲しいような。でもこういった音楽がもっと広まっていくと良いな、とも素直に思えるのでした。だって格好良いもの。スカパラのモンスターロックやスキャラバンを初めて聴いた時の衝撃のような。


ではまた。


三月某日 document.6

「安堵」



【↑鳥たち】

今朝方のこと。
ある一報。


…そうか。そうかあ。

安堵。

とりあえずの安堵。

良くはないけど、良かった。本当に。


本当に。


三月某日 document.5

「あれから5年目」



【↑あの日、地元、六浦の川です】

コバ・ジュンです。

早いもので、あの3.11から今日で5年が経ちました。

ニュースなどでうかがい知ることしか出来ない身ではありますが、被災地には今も尚、大きな爪痕が残されているようです。

当たり前です。あれだけの大きな震災、大きな被害。ボクが被害にあっていたら、いまだに凹んだままだと思います。

しかし、当事者の皆様方は、計り知れない悲しみがあったにも関わらず前を見て、生きていっています。

昨夜のニュースのドキュメントで、実に悲しい話を見ました。でもその方は今も商売を続けて暮らしているのです。

強いです。その強さはどこから来るのか。

見習いたいとか、そんな簡単な言葉では表せられず、なぜにそこまでの強さを持てるのか。

5年目の3.11。忘れていません。決して。忘れられるものではありません。

強く強く、弱い時もきっとあるでしょう。

でも、

『どうか諦めず、希望をその胸に』(ももいろクローバーZ「ももクロのニッポン万歳!」より)


三月某日 document.4

「新iMacちゃん、いらっしゃい」



【↑実に10年ぶりの新型です】

コバ・ジュンです。

昨日のこと、雨の中、そして急激に気温が下がった中、近所のヨドバシまで買い物に出かけました。

正直、起きてまだ雨が降っていた時は、「めんどくせ」と思ったのですが、今買いに行かないでいつ行くのだ、という気持ちの方が強く思い立ちまして、尻を叩いて無理くり出かけたのです。

一番近場のヨドバシまでは特急で一駅。地元駅で電車を待っていると、なんとお知り合いに遭遇するというサプライズ。「今はお金持ってますが、これから貧乏になるんですよアーハハ」などの話をして別れます。

いざヨドバシ。正直最近あまり身体の具合が良くないため、店員と話すだけで身体中から汗が吹き出る始末。でもこちらが当初考えていた通りの要求が全て通り、無事にiMacちゃんと外付けDVDドライブを買い求めることが出来ました。


そして現在。

悪戦苦闘しています。

前のiMacからの引き継ぎはある程度出来たのですが、やはり細かな箇所は自分で設定しなければいけない訳でして…。

とりあえず、確定申告も終えましたし、パソコンをフルに使わなければいけない状況下にはないので、なんとかゆるりゆるりと設定していけたらなあと思ってます。

可愛いMac。多分また10年は使い続けると思いますので、ゆっくりゆっくりと付き合っていくつもりです。

ではまた。


三月某日 document.3

「人生ってなんだろな〜!?」



【↑最後の晩餐?】

コバ・ジュンです。

先日、自分の歳を忘れてました。42歳かと思ってたら、どうやら43歳だった様です。

そんな中、この二、三日で、いくつかの訃報を見聞きしました。


喧嘩芸骨法の堀辺正史師範(享年74)

バスプロ(プロのブラックバス釣り師)の林圭一さん(享年56)

プロレスラーのハヤブサさん(享年47)


今までの43年間で、少なからず影響を受けてきた方々です。

「えっ!?」と驚くのも束の間、すぐに次の訃報が飛び込んで来て、正直信じられない気持ちでいっぱいな毎日です。


人間必ず死を迎えます。早くとも遅くとも。今が楽しくとも苦しくとも。

ボクはそれに対し、割りと達観している方だとは思うのですが、いざ「明日死ぬよ」とでも言われたらじたばたするのでしょうね。といっても、自分がやり残したこと云々より、「迷惑をかけたくない」気持ちが強いのですが。


この年になると、考えることが多くなってきます。自分の死を。というのも、母親が48歳でなくなっており、ボクはあと5年たらずでその年齢になります。いや、母が癌を患ったのはもしかしたらボクの今の歳くらいだったかもしれない。亡くなる一〜二ヶ月前でしょうか。ボクにすがりつき「もう(病院から)戻って来られないかもしれない」と泣いていた母を思い出します。自らの死期を悟っていたのでしょう。当時小学6年だったボクは、そんな母に対してどうすることも出来ず、ただ立ち尽くしていた事を思い出します。

幸い(?)というかなんというか、ボクには残して残念なことはありません。伴侶も子供もいないですし、ペットもいない。財産もない。ただ、「自分が死んだらこれこれの事はどうなっちゃんだろう?」的なものは多々ありますが。

日々働き、一ヶ月分の給与を手にします。税金や公共料金を払ったら、残るのは食費とわずかな遊興費くらい。正直自分を「税金払い込みマシーンだな」と思います。
先日某知り合いに「年収\1,000万くらいでしょ?」と冗談で聞いたら「うん、それよりはあるけど…」とマジ返答されてあたふたしました。資本力には叶いませんな。なので今後一切そういった人達と仕事の話はしませんしたくありません(笑)。そんな世界もあるんだなあと心の片隅にしまっておきます。

実姉より、「具合悪いからって、不健康な生活してたら許さないからね!」なるLINEをいただきました。そんなん言われなくても、ボクだって「よいよい」でただ生きていくのは嫌ですし、ならば逝く時はポックリ逝きたいと思っています。誰だってそう思っている筈。


立て続けの訃報を聞いて、そんな事を思った週末でした。なので、例え今ボクがいなくなったとしても、

「アイツは思う通りに生きて思う通りに死んでいったよ」
と言われたら幸いです。大丈夫。バケて出たりしませんから(笑)。


ではまた。


三月某日 document.2

「いくら戻って来るかな〜?(税金のお話)」



【↑昨年の領収書の束】

求め合い重なり合うそれだけのことよ
好き同士なんてただの寂しがりやの集まり
(lyrics by 小春)

コバ・ジュンです。

ヤヨイが始まったというのに、何でしょうこの寒さは。我がヨコハマの本日の最低気温は1℃ですってよ。いちどしー。けっとしー。寒過ぎますから。

でも日々の暮らしは嫌でもやってくるわけで。

そんな中、そんな最低の暮らしに少しでも対抗しようと、明日、確定申告に行ってきます。

思えば昨年、申告してみたらなんと12万円もの金額が戻ってきて、うほほーいと喜んだのも束の間、滞納していた税金と保険料で8万持ってかれて、一気にドヨーンと落ちた事を思い出します。4万も残るのなら良いじゃないかって?いえいえ、すでにその4万は使い果たしてますから。


少しだけ説明させてもらいます。

ボクは俳優業をしておりますが、残念な事にそれだけでは生きていけない身分ですので、俗に言う「世を忍ぶ仮の仕事」をしております。

その「世を忍ぶ仮の仕事」においての所得は、一般的な「給与所得」となります。ここから扶養だったり健康保険だったり住宅ローンだったりの天引きが考慮されることにより、取られ過ぎていた税金が申告する事で戻ってきたりするのですね。

んで、俳優業ですとこれがまた別の所得になるのです。

「その他の雑収入」というものに。

この収入にカテゴライズされますと、その仕事にかかったお金が「経費」として算入されます。分かりやすく言うと「舞台や撮影でかかった衣裳代やメイク代」などが、経費として認められれば(領収書必要)、収入のうちに入らなくなります。

つまり、「去年は一億円稼いだよ〜!でも衣裳代が\5,000万かかったよ〜」という場合は、税金は\5,000万に対してしかかからなくなります。

もちろん前述の様に、キチンとした領収書は必要ですし、あまりにもおかしい場合は税務署の査察も当然入ります。野村サッチーの様に。でも、その辺をキチンと管理していれば、無理に持って行かれた分くらいは取り返す事が出来るのです。


さて、吉と出るか凶と出るか。少しでも取り戻せる様、戦いを挑んでまいりますよー。


ではまた。


三月某日 document.1

「ヤヨイ」



【↑アイドル帰国】

弥生です、本日より。

かつてボクは「ヤヨイ」ちゃんと付き合ってました。いや、付き合ってねえや。何だか昔の事は記憶があやふやなんです。もういい年なんでね。


どうせなら、今までの彼女の名前でも列記していきましょうか。

ゆうこ、あいこ、りょうこ、けいこ、まちこ、かずみ、ひろこ、まゆみ

ってコレは、中島みゆきさんの「あの娘(こ)」の歌詞ですね。


一月は行く

二月は逃げる

三月は去る


気付けば今年も残す所あと10ヶ月でっす。

もう色々ぶん投げたいけど、なんか頑張ってます。何の為にかって?知りませんよそんな事ぁ。


ではまた。



to Top

©2016Junichi Kobayashi All right reserved.