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日々の日記、エッセイ、コラムなどの集合体
カコノキロク
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documentary 2018.05.(最上部ガ最新。下カラ順ニドウゾ)

ontology.334(サツキ一週目)


五月某日 document.7

「これ、書いて良いのかなあ。やっぱりやめよう」



【↑五月紫陽花】

コバ・ジュンです。

実は、先週末より体調を崩し、家で臥せっています。

そんな中、スマホをいじっていると、こちらから求めずともたくさんのニュースが入ってきてしまいます。

日大アメフトのとか、他、ほかほか。正直、気分が下る一方の情報ばかりです。


そんな中でも、特に気になっている事柄がひとつありまして。
といって、それをここでハッキリ書いていいか、少しばかり憚られまして。

う〜ん、やっぱり今のボクの体力では書けないや。書いたとして、それに対する色々に何も返信出来ないだろうし。書いたからには責任を持ちたいので、書きっぱなしは避けたいのです。

というわけで今は書きません。いずれ書きます。たぶん。


『明日くたばるかもしれない だから今すぐ振り絞る』


結局俺にこんな素敵な生き方は出来ないんだなあ(笑)逃げ、逃げ、逃げ道の毎日か。弱虫だねえ。小さい頃に刷り込まれた弱虫気質はまるで抜けきらない。どうやらこれはDNAで決められていた様だよ。体が弱いんだったらさあ、せめて気を強くしてくれよDNA。どっちも弱いって、生物として生きていく意味ないじゃんか。そういった生物が生きていちゃいけないと思うので、僕は子孫を残す気は一切ないのです。現場で戦いたい時、こちらの意見も言いたいのに、相手が怖くて何も言えない…なんて、それは生物として生きている価値がない、の一言です。

もちろん言いたいことはいくらでもありますがね!


ではまた。


五月某日 document.6

「女将と秀子と音楽と(敬称略)」



【↑奏者とボクと】

コバ・ジュンです。

先週は水曜日土曜日とライブを観に高円寺まで出かけてきました。

まずは16(水)
サックス奏者の岡村トモ子さんの月イチソロプロジェクト。
先月はお知り合いの方に誘われておきながら、己の体調不良のため参加することが出来ず、今回はキチンと整腸剤、ヨーグルト、納豆を取って腸内環境を整えてからの満を持しての初参戦。



高円寺Beer Engine。リアルエールが飲めるお店。炭酸が入ってない、「麦酒」本来の美味しさをふんだんに味わえるBar。



そこで行われる女将「岡村トモ子」さんの演奏。

ゲストとしてギタリストのShinobuさん、そして岡村さんが所属しているスカバンドである「Scamotts」からB.Saxの山中ヒデ之さんも参加しながらの素敵な時間。「Mellow Saxophone」「黒い瞳」「I Got Rhythm」等々、ジャズスタンダードを交えながら、アルトとソブラノを持ち替えながら演奏する岡村さん。格好良いのひとこと。



音楽って本当に素敵だな、と思える時間。美味しいビールを飲みながら、「ああ。今自分は何て素敵な空間に存在しているのだろうなあ。これぞ幸せだなあ」と思える時間。



ラストにはエリントンの「Caravan」。大好きな一曲。方々で様々なアレンジをされている中、この日のアレンジも自分好みでとても格好良かった。

終演後、岡村さんとお写真を撮らせていただきました。周りの知り合いがそれを見て「またエロ・ジュンが」とちゃかしていたのを、岡村さんが「エロジュン(笑)」と笑ってくれていたのが幸いでした。



この日は時間も遅かったので、おとなしくまっすぐ帰りまして、無事に終電にも間に合ったわけなのであります。横浜は都内から考えると「僻地」ですね。

そして日付は変わりまして土曜日19日。

同じく高円寺でジプシーヴァガボンズのライブです。ジプシージャズを主に演奏する、今一番ボクの好きなサウンドを提供してくれるバンド。駅から程近い、上記のBeer Engineからもすぐな「高円寺yummy」でのライブでした。

今回はボーカル、ギター、ウッドベース、ピアノ、バイオリンの五人編成。ボーカル兼ギター兼フルート兼の秀子さん。ギター歴一年とは思えないほどの素晴らしいギターの腕前。ギター触って30年のボクより全然上手くて、正直「すげー」と思いました。イコール、自分のギター才能のなさに愕然(苦笑)。



普段はウッドベースを主に弾く渡部拓実さん。今回は「昭和歌謡」のコーナーに限ってエレキベースに持ち替えていました。なんて貴重な時。レアです。



楽しい時はあっという間に過ぎるもので、yummyさんの美味しい料理を食べながら、最高の音楽を聴いていたら、早くも終演時間。ジプヴァガさんの定番曲である「Boom boo」「ヴァガコロジー」でめっちゃ盛り上がりながらのラスト。心から楽しいライブでした。

終演後、Vo.の秀子さん、Pf.のきくちまゆさんとご一緒に写真を撮っていただきました。来月はボクの地元横浜でライブがあるので、それを楽しみに毎日を頑張ろうと思わせる1日となりました。




色々と辛く、悲しく、思うところはたくさんあるのですが、こういった先々に存在してくれている楽しいことを目標として、日々を乗り越えていかねばなあと、いやいや、これを楽しみに出来ているから、今を何とか、うん、何とかかんとか乗り切っていられるのだなあと。「今、ここを頑張って我慢して何とかしたら、来月は女将のライブあるやん!ジプヴァガのライブあるやん!」と。

そんな「前」を見続けたいな、と思うある日でした。アーティストだってどれだけ己を削っているのか。でもそんなのはおくびにも出さず、常にボクらに楽しいことを提供してくれている。陰にはどれだけ辛く悲しいことがあったとしても、ライブに来たお客を存分に楽しませてくれているんです。ボクも提供する側の端くれとして、彼ら彼女らに負けない様、毎日を過ごしていかなければいけないなあと思わせる、先週一週間でございました。

ではまた。


五月某日 document.5

「ひどい話だ」



【↑咲いたよツツジ】

コバ・ジュンです。

近頃、色々なニュースが洪水の様に流れてきます。

訃報、違法行為、殺人事件等々。

テレビをつけていると、それらが意識せずとも頭に入ってきてしまうため、なるべく見ない様にはしているのですが、それでもネットの通知だったり他でガンガン入ってきてしまいます。例えば電車内で流れる映像だったりとかね。

情報過多になり過ぎて、頭がパンク。もちろん入れなければ良いだけの話なのです。しかし普通(?)に生活しているとそうもいきません。目も耳も塞ぎ生きてくのはこの現代社会難しい。困ったものです。
「相撲界の不祥事」やら「某メンバーの件」などは、遠い過去のことになってません?

なんかもう、自分の周りだけで何とか生活するわけにはいかねえっすかねえ。朝起きてご飯食べて働いて疲れたら仕事やめてお酒飲んで眠る。そんな風にならないものでしょうか。

不惑を過ぎてもいまだ惑うことの多いコバ・ジュンでした。


ではまた。


五月某日 document.4

「疲れ果てて、いることは」



【↑ヤモリよお前は何思う】

コバ・ジュンです。

疲れ果てています。いますね。

きっとその様子は「誰にも隠せは、しないだろう」です。

ところがボクは、何のために、こんなに疲れているのか。


いいのかな、これで。
何だか凄く人生を削っている気がします。端た金のために。


でもそれが自分の「現在の価値」なんでしょう。世の中の、仕事の、役に立つ資格とか持っていないですしね。せいぜい普通自動車免許と船舶免許くらい。それで食えるか?うん、食えないです。そんなもん誰でも持ってます。


「小林さん勿体無いですよ、何してるんですか」

と言われました。そうなのかなあ勿体無いのかなあ。

でも、きっと今のままでは「辿り着いたら、いつも雨降り」のままだと思います。
心のナイフは常に研いでおかねばとは思います。が、こうもやられっぱなしですと、流石に研ぎ師も凹むしか無い。粉々の心の欠片。

でもね今、僕は思っています。


明日からも、こうして生きていくのだろうと。


ではまた。


五月某日 document.3

「君にいいことがあるように」



【↑皿、もらう】

コバ・ジュンです。

先日、ふと立ち寄ったスーパーで、ある曲が流れていました。

声を聞いた瞬間「ああ、aikoさんか」と分かったのですが、曲名が分からない。そんな時はiPhoneの出番です。「Shazam」というアプリを起動し、店の天井に据え付けられたスピーカーにiPhoneを向けると…ものの一秒もしないうちに「ストロー」と出てきました。とりあえず曲は判明したので、買い物を続け家に戻ります。

帰宅し早速ググってみると、あらら、新曲でした。つい先日発表されたばかりの。聞いた感じでは「昔の曲?」的な雰囲気もあったのですが、それはデビュー当時からのぶれてない証拠。今現在も当時と同じ様な音作りで、尚且つ「良いなあ」と思わせる楽曲で。そんなに難しいコード進行ではないのに、その中でこういったメロディを紡ぎ出せるのは、才能以外の何物でもなく、aikoさんの素晴らしさを感じます。


君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしたげる
君にいいことがあるように あるように あるように


ボクも常に人の幸せを考えられる、そんな気持ちを持ち続けられたらな、と思いました。それが「自分に余裕がある、ない」のどちらにせよ。

…はて?この感覚って「植木等」か?


♪銭の無いヤツは俺んとこへ来い!
俺もないけど心配するな


そのうちなんとかなるだろう!
…なんとかなるのか?(笑)


ではまた。


五月某日 document.2

「落ちてばっかり、夢ばっかり」



【↑大好きな人と一緒だとこの顔が出来る】

コバ・ジュンです。

喉の痛みやらの体調不良は元に戻ったのですが、やはり体力がかなり落ちているようです。先ほどスーパーで買い物をしていた時のこと、

「あ、何か肉とか全然食いたくない」

という思いが頭の中を駆け巡り、結局ビールとチーズだけ買って帰って来ました。う〜ん、家には全然食料がないのに、それでいてこれ。食欲が落ちてくるとまずいんだよなあ。

つまり、体がめっちゃ疲れているのです。1日程度の睡眠ではダメみたいですね。もっと、もっと寝られる時間をキチンと作らねば。

昨日は夕方にオーディションでした。都内某所。17時の予定が、ボクの番が来たのが19:30。まぁ待たされるのは良くあることなのですが、さすがにここまで待つのはあまりないなあ。何があったんだろ。受ける人もかなりの数で、ハナから「人数合わせで呼ばれたな」と思うことしきり。まぁやることはきっちりやっては来ましたが。

もう何十連敗してるんだろう、というくらい落ちまくってます。この2年、まともな仕事を取れていません。確かに自分で自分をダメと思う時期もありましたが、それが徐々に回復してきている現在、「それでもダメ」となると、もうどうして良いかわからないループに陥ってしまいます。
自分は決して格好いい人ではないので、そういったオーディションの時はもう落ちる前提で色々やりきってきます。「ウケたら勝ち」な雰囲気で。
しかし、「面白キャラ」的なオーディションで落ちてしまうと、その凹みっぷりは尋常ではなく、「求められていない…このキャラじゃない…では一体どうしたら」と悩みまくってしまいます。


「夢ばっかり」


そうでしょうね。その通りだと思います。現実を見ず理想ばっかり追い求めている追い続けている。そろそろ「潮時」?

行き着くゴールはどこなんだろう。いや、そもそもそのゴールすらあるのか分からない。


ただ、ひとつだけ嬉しいことがありました。
ボクの昔の活動(芝居やUstでやっていたweb番組など)を見てくれた方が、「あなたは面白い!なぜそういったのを今やってないのか、続けないのか!?」と言ってくれたこと。それに対してボクは「いや、天才に出会ってしまって、それを見たからボクは創作を諦めたのです。もう何も出来ませんよ」と答えたのですが、すると彼は「でも今ここにあなたの作品を見たいと思っている人がいます。それで良いですよね?」との返事。

ああ、少し心が救われました。そうか。ニッチではあるけどそういう隙間産業もあるわけか。それがお金になりご飯にならないとしても、ほんの少しだけでも期待してくれる人がいるということか。

ならば、まだまだコバ・ジュン死ねないじゃん。腐るわけにはいかないじゃん。


じゃあさ、もうちょっとさ、頑張るわ。生活に追われてもいいから、ヒリヒリしてみるわ。だってそうやって求めてくれる人がいるんだもの。それがどこに向かおうとも。幸せでも不幸せでもあろうとも。


ではまた。


五月某日 document.1

「やさぐれマンボ」



【↑ロマンティック恋の花咲くやさぐれモード】

コバ・ジュンです。

今日から5月ですって。早いものです。つい先日生まれたばかりと思っていたのに。

冗談はさておき、もう初夏の陽気ですね。一ヶ月ほど前、某野外でガタガタ震えていたのが嘘の様。昼間は半袖でイケルんちゃいまっか?な暖かさ。実際行けるのでしょうが、基本昼間に外出ない人間なので、今がどれほど陽気が良いのか分かってません。

そんな、本来ならばスカッとした気分にでもなれそうな気候なのに、どうもここの所ボクはやさぐれてしまっています。

どのくらいやさぐれているかと言うと、輪ゴム食べたりします。パーティよりもパンティに出かけたりします。先日など、お隣りに殴り込みに行きましたよ肉じゃが持ってあらこんばんは。

とまあ、そんな感じなのです。「世の中うまくいかないなあ」と、気分もダダ下がり気味。楽しいことがあっても、負のパワーに押されてしまうのかバランスが取れずじまい。
そして増えるのは首領のみ「ワーハハ、仮面ライダーよ。三人に増えたワタシに勝てるかな?」間違えた酒量のみ。毎週水曜日がビン缶ゴミの日なのですが、その空き缶空き瓶の多さに唖然とすることもしばしば…

いけませんなあ、いけませんなあ。

「お酒で失敗」が話題になっている昨今でございまして。最近のボクはそういった失敗がメッキリ減りましたが、このままだとまたいつ悪い癖が再開してしまうか怖いのですこわいよー

人生良い時もあれば悪い時もある。照る日もあれば曇る日も。今は少し曇り気味のち雨降りの時期なんでしょう。でも雨あってこそお米だって育つのですから、キチンと己の「田んぼ」の手入れはしておかねばですな。

40歳も半ばを過ぎてそんなこと言ってられない気もするけど。


ではまた。



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