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documentary 2017.07.(最上部ガ最新。下カラ順ニドウゾ)

ontology.316(フミヅキ二週目)


七月某日 document.10

「大阪遠征其の壱〜旅行前日児童編〜」



【↑旅は、嬉しいよね】

コバ・ジュンです。

先週木曜、金曜の二日間、舞台とライブを観に行くため、大阪まで遠征してきました。
何年ぶりだろうな大阪。二度目のUSJに行ったのが最後かな?仕事で何度かその地を通過はしているけど、目的地としていくのは多分10年ぶりくらい。

もう舞い上がりますよね。旅自体が久しぶり。しかも完全プライベート。仕事では北海道やら東北やら色々行きましたが、私用モードですよ。そりゃテンション上がるってぇもんです。

で、出発前夜。

浮かれ過ぎて飲み過ぎて、



鍋を焦がしてしまいました。酒の肴にウインナー茹でようとしたんですよ。で、お湯を沸かし、沸騰するのを待っていたら、そのまま寝てしまったのでしょう。起きたら部屋の中白い煙でモウモウ。鍋の底には穴まで開き、隣りの包丁受けが溶けてしまうほど。悪い癖です。治さなあきまへん。僕が物心ついた時からウチにあったこの赤いフタの鍋。残念ながら捨てることとなってしまいました。

そんな事もありつつ、なんだかんだうだうだしていたら夜も明けてしまい、気付けば6時を回っています。乗る新幹線は、新横浜発新大阪行き9:16こだま641号。正直この時間ならば全然余裕なのですが、元来心配性な僕は「何かあったらまずい。例えば隕石落ちたりとか」などの不安を抱えてしまったので、即用意をしてそのまま家を飛び出したのでした。

新横浜駅着。新幹線の発車時刻まではえっと…まぁなんと一時間以上もあるじゃあないですのん。とりあえず待つことにしますよね。というか待つしかないよね。タバコ吸ったりトイレ行ったりして暇をつぶします。そうこうしている内に、駅構内の電光掲示板に、乗る列車が表示されました。



うひょう!これっすこれっす!この16号車っす!指定!売店でビール、お茶、そして横浜から旅するならばコレ「崎陽軒のシウマイ弁当」を買っていざホームへと続く階段を登って行きました。エスカレーターとエレベーターがあるのに気付いたのは、登った後でした。

ホームで電車を待っていると、なんだかF1みたいな車両が入ってきました。「のぞみ」っていうらしいです。残念ながら僕の乗るのはこれじゃあない。などと思っていたら、「オホホホ、オホホホ」とか言いながら、いかにもセレブリティな方々が乗って行きます。僕の目には浮き輪と虫取り網を持っているように見えたのですが、多分こういった方達は、それを別の目的で使うのでしょう。そう、それは下級国民には分からない様な…。ちくしょう、俺だって一応「貴族」なのになあ(ここ笑うところ)

そうこうする内に自分の乗る列車が来ました。あれ、これもF1みたいな形だ。昔ながらの丸っこいのが来ると思っていたので幾分拍子抜けします。
車内に入ります。僕の座席はC列。通路側ですね。A、Bにはすでに男女が座っていました。なんかふたりともサンダル脱いで裸足で、良い雰囲気です。カップルかよちくしょう。と思うも、キスしたりはしなかったので、多分お知り合いでしょう。

そんなことは全く気にせずに、自分の旅を楽しむため、早速お弁当を広げますジャーン!



サッポロ、JAVA TEA、そしてシウマイ弁当。さらには「貴族の鞄」!(笑)twitterでこの頃からチラチラと画面端に写り込ませてはいたのですが、誰にも気付いてもらえず(註:「貴族の鞄」というのは、そうですね、例えるならば、「ここに100パックのちりめんじゃこを用意してあります。あなたはその中からまずは10パックまで選別することが出来ます。その10パックの中から、レア度★★★★★であるカジキを見つけちゃった」くらいの勢い)、かなり悲しい思いをしました。

そしてシウマイ弁当を広げ、たいらげたまでは良かったのですが、



昨晩の痛飲がここにきて応えてきたのか、一気に具合が悪くなってしまいました。駅はまだ三島。目的地まではあと3時間ほどあります。隣りのカップルが浜松で降りてくれたのは良かったものの、名古屋からはなんだか医師会にでも参加する様なおっさんが乗り込んできて、網棚に載せてあった「貴族の鞄」をボクの許可なく「ずりーっ」と横に移動させ、てめえのキャリーバッグをそこに載せる始末。ひとことくらい何か言っても良いんじゃないのかねえ。まったくもう。

気分のすぐれる事もないまま、12:50に新大阪着。あっつい!この日、横浜が涼しかっただけもあり、その湿気と温度にやられてしまいます。



とりあえず劇場がある駅まで移動するため、まずは地下鉄御堂筋線へ乗り換えます。わお!エスカレーターの待機列が右側だ!ああ、今俺は関西に来ているのだなあ…。

乗り換え駅である、御堂筋線「動物園前駅」で下車。そこで、興味深いこんな光景を見かけました。





なるほどねえ。違和感を感じましたが、こういった理由があったのだね。面白いものです。

動物園前駅から堺筋線に乗り換え一駅、無事に目的地の「恵美須町駅」に到着しました。家を出てから6時間半。さて、いったいこの先どういった事件が待ち構えているのか…。う!急にお腹が痛くなってしまったぞ!どうする!?

(つづく)


七月某日 document.9

「旅の準備」



【↑「う」のつくもの】

コバ・ジュンです。

♪大阪行きの電車は何番ホーム〜

拓郎さんの歌を聴きながら、明日からの大阪遠征の準備をしております。といって一泊二日なので、さらにスケジュール的には「行って泊まって帰ってくる」だけなのでそこまで準備といった準備はないのですが。

思えば「旅」は久しぶり。直近では、2年前に仕事で行った東北や北海道が最後かな?日本全国訪れたにも関わらず、やはり旅は楽しいものです。この辺りは母親の血を受け継いでいますね。母は本当に旅好きで、小さいボクを連れて関東甲信越及びその近辺を巡っていました。今の時代はそうそうないでしょうが、四人掛けのボックスシート(昔の東海道線のアレ)に、母、姉、ボクで座り、残りの一席にドカタのおっちゃんが座ってきても、母は気さくに話しかけ、そういう旅の雰囲気も楽しんでいたのだろうということを思い出します。

毎年始めに色々な目標を掲げています。例えば「パソコン欲しい」「テレビ欲しい」「良い自転車買いたい」等々。そのひとつひとつをなんとか少しずつ実現させ、欲求を満たし、溜飲を下げ、そしてまた次の欲へと。今はその繰り返し。来年からはそこに「旅をする」を加えたいと思います。年に二度くらいは遠出したいですね。もちろんお供は大野雄二さん作曲の「小さな旅」。一度佐賀県唐津市の「呼子(よぶこ)」に行った際、帰り道福岡へ向かうJR筑肥線で聴いたこの曲の染みたこと染みたこと…。その際財布の中に「千円」しかなかったのも、染みたひとつの原因でしょうか(ちなみに銀行口座はゼロ。呼子では、皆が新鮮とれたてのイカを食べてる中、ボクだけひとり何も頼めず)

そんなわけで、行ってきます。私の夢は、何がいいかしら、どんな未来が、待っているかしら





ではまた。


七月某日 document.8

「めぐらないよ、風車(かざぐるま)」



【↑まぁ豚肉と夏野菜を炒めたりするよね】

コバ・ジュンです。

先日、日記で「めぐるめぐるよ、風車(かざぐるま)」というのを書きました。予想では、その内容通りになるはずだったのです。

しかし、

そんな期待は『絵に描いた餅』でした。まったくそんなことなかったです。サクッと予想を裏切られ、電車の中で、もどしそうになるくらいの衝撃を受け。

具体的に書いてしまうと色々問題アリなので、例えてみますとこんな感じ。


『イタリア限定の新しいフェラーリが発売されます!イタリアでしか買えません!』

おお!ならばイタリアに行かねば!(イタリア行きの切符を手配)

『すいません、日本でも発売されますわ。ごめんね』

うわぁお。でもどうせなら二台買いたい。イタリアのも日本のも買っちゃうぜ。

『ちなみに、当日ちゃんと日本の販売会場に来てくれないと売らないからね。』

オーケー、オーケー。…げっ!その発売日、お仕事入ってるじゃん行けないじゃん


とそんな感じ。でも実際にはお仕事は「入らず」で。

取らぬ狸の皮算用とはまさにこのこと。「俺のイタリア行きは、これこれこういう理由(日本では買えないから)だったのかあ」と考えていたのも、今ではただバカらしい次第。

自問自答が続くも、結局「何が悪いのか」にはたどり着けなくて。仕方なく運気を上げるために玄関を掃除したりして。でも多分そういったことじゃないんだろうなあ。

現実を受け止めます。ダメなものはダメ。今の自分は「人を幸せにできる顔」が出来ていないんだろう。日々是勉強です。


ではまた。



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ontology.315(フミヅキ一週目)


七月某日 document.7

「めぐるめぐるよ、風車(かざぐるま)」



【↑何のアザかと思ったら、先日のライブで叩き過ぎたせいだ】

コバ・ジュンです。

長く生きてると、色々な事が起こります。

「ああ、あれはこういうことだったのかあ」

「あの時のあれはこのための布石だったのかあ」

等々。


・あるイベントに、予定があるので出られなくなったけど

・わざわざ遠方まで行くのにはこういう理由があった

それぞれが何かしらの因果関係で結ばってくるものです。


人生って面白いなぁ。45年生きてるけど、まだまだ面白いこと待ってそうだ。
現状は正直よろしくないけれど、そのうち風向きが変わってくれるであろうことを願って。


ではでは。


七月某日 document.6

「ジャズな日」



【↑来週は大阪遠征】

コバ・ジュンです。

日記なかなか書けなくてすみません。その分本日はたっぷり長文で攻めます。長過ぎるのでご覚悟。

先日、都内までジャズライブを観に出かけました。まずは京急〜都営と乗り継いで「築地市場」まで。



その日は「祝日」だったため、市(いち)もお休みなのですが、まぁいるわいるわ、外国の観光客の方が。この場所、今やこんなにも観光名所として栄えていたのですね。残念そうな顔で地下鉄の階段を降りてくる皆様に少し同情。

会場のライブハウスまでてくてくと歩いていると、何やら向こうから大きな荷物を引き、そして派手な格好をした集団、さらには金管楽器まで担いで移動する集団と出くわします。わーお、本日の出演者様達ではないの。こちらが「えっえっ?」みたいな顔をしていたのか、TpのSAKKOさんが気付いてくれました。「あとで見に行きますよ〜」と声をかけます。
その様子↓
https://twitter.com/SAKKOtp/status/886777756213690368

会場は「築地BLUE MOOD」。駅から徒歩5分くらいの立地。すでに並んでいたお知り合いにご挨拶をし、列の後方へと足を運びます。直射日光Fuck!しかし日焼け止めを塗っているのと「たをやめ手拭い」顔全覆い仕様でなんとか回避。

12時、開場。スタンディングだと思っていたら、何と席&テーブル有り。これはゆったりじっくりと音楽を堪能出来ちゃうやん。嬉しい誤算。センターより少し上手寄りに陣取り、スーパードライを頼み、開演を待ちます。



12:30開演。「たをやめオルケスタ」の面々が赤をモチーフとした新しい衣裳でステージに上がります。女だらけのトロピカルビッグバンド、久々のワンマンライブが開幕です。

これまで、「たをやめ」のライブは二度観てます。一度目は昨年のライブアルバム発売時に行った渋谷タワレコでのインストアライブ。次は同じく昨年の「すみだジャズ」でのライブ。でもワンマンを観るのは今回が初。総勢18名の女子がステージ狭しと各々の楽器を手にそれぞれの配置に付く…。いよいよライブのスタート!!













圧巻、の一言でした。18名が奏でる…いや、18名の音の洪水とでも言おうか、「迫力と繊細と勢いと女らしさ」と。それに合わせ、ステージ上の色々な音が生音で聞こえて。

以前読んだインタビューで、ミュージシャンの遠藤賢司さんが「俺はね、ギターをガシャガシャ弾いて、そのボディが削れる音を生で客に聞かせたいんだ。その方が楽しいじゃない」というのがありました。正にその通りで、僕の目の前には「たをやめオルケスタ」のリーダー(女将)である岡村トモ子さん、彼女が弾くひとつひとつの音の息継ぎ、運指の音、たをやメイツへの指揮、そして感情までもグイグイ伝わってきて、これぞライブ!と改めての実感を得たのであります。

8月に発売されるアルバム「MAJOR DEBUT」の楽曲を中心に、2時間たっぷり。個人的に大好きな「貴婦人と一角獣」も演ってくれて大満足。「素敵なおんがく」では、女将が涙流しながらのA.Saxソロ。めっちゃ震えてしまいました。

素晴らしかった。アンコールになって、女将がさらに泣いて袖に逃走するというハプニング(笑)。9周年を迎えるまで、色々あったと思います。ボクはたった2年しか見られてませんが、ここまで来るのにどれだけの苦労その他あったことか。でも、きっとこれまでの苦しみや悲しみは裏切らない。結果、これだけ素敵な曲を残し、観客の心に残る曲を作っているのだもの。そのすべてが皆様、「たをやメイツ」の演奏に集約されていたと思います。今までの鳥肌でも一、二を争うほどでした。


ライブ終了後、お知り合いと新橋で少しだけ飲んだあと、吉祥寺へ移動します。とりあえず腹ごしらえで入った「Fそば」が大失敗。Fそば、こんな美味しくなかったっけ?冷やし天そばという、夏に一番のメニューを頼んだのにこのクオリティの低さ。「えきめんや」のが数倍美味いぞ!



井の頭公園で涼んだ後(蚊に刺されまくった)、次のライブ会場へ向かいます。そう、ここでもジャズなのです。

ディキシージャズの「ぎんバンド」。去年に続き二回目。地元横浜「大岡川桜祭り」でも二度ほど観させてもらってます。

元々「ディキシージャズ」が好きでして、語弊があるかもしれませんが、わちゃわちゃしたのがやっぱ好きなんですよね。だからバルカン音楽好きになったのだし。というわけで、こちらも楽しい音楽を堪能出来ました。



四人編成で、いつもは「人間じゃない音(バンドメンバー談)」も入ってくるのですが、今回はチューバの関谷仁美さんの参加もあり、「すべて人間」の音。





途中、室内のあまりの暑さに、追加メンバーとして「扇風機」が登場したりして(笑)。そんなゆるゆるな雰囲気もまた楽しく、MCでのアルバム作成秘話、綺麗な星を見たけどその星が何か分からない話等々、ほんわかした感じで進みます。

「学生時代」「Somebody Stole My Gal」など、大好きな曲も演奏。ひとつ気になったのが、「童謡です」と紹介された曲。ボクの中では賛美歌として認識していたのですが、「星の界(よ)」というタイトルで、さらには文部省唱歌でもあったのですね。亡き父が大好きだった曲でもあったので、気になって調べてみました(賛美歌では「いつくしみ深き」です)。

1時間半のライブ。今回はバンジョーのぎんさんのソロが多めな印象。4弦であれだけの音を出せることにいつも驚きます。機会があれば弾いてみたい楽器のひとつ。

前述のMC「見た星が一体何だったのか?」に関して、ライブ終了後に「こんなアプリがありますよ」と僭越ながら説明させていただいたのですが、twitterを見る限り無事にTpの小野優佳さん(ごまちゃん)には伝わった様です。良かった〜。wbのふーちんも「これすごいね!すごいね!」と言ってくれましたので、これからはそのアプリを手に夜空を眺めて頂けたらと(星好き)。


そんな濃い一日でした。贅沢な時を過ごさせてもらってるなあと思います。実は今、ちょっと電車に乗るのがキツイ状況になってまして、各駅での移動を続けている様な最中。例のアレがぶり返してきているのですが、こういった楽しい「ハレ」の日を大事にして、何とか解消していこうと思っている昨今です。来週は大阪遠征も控えてるしね。


夢を語り 涙流し 幸せも辛いことも あなたと奏でるから It's a Happy & Good Music 素敵なおんがく


ではまた。


七月某日 document.5

「暑いですね&どこか山奥とかで暮らしたい」



【↑りゅうおうのしろ】

コバ・ジュンです。

毎日暑いですね。

先日、甚平を購入しました。この暑さを乗り切りるには、こういった涼しげな昔からの和風テイストが効果あります。上下で¥2,000ちょいなので、ひと夏過ごすには充分。良い買い物をしました。



Tポイントが1,500ほど溜まっていたので、薬局で常備薬の類を買いまくります。足は出ましたが、半分ほどがポイントで払えたので助かりました。虫刺されの薬、胃薬、痛み止め、総合感冒薬、保湿クリーム等々。化粧水と乳液、日焼け止めは今度にしよう。残念。

上記の甚平と共に、今季に向けての半袖シャツ、Tシャツも購入。うーん、完全に買い物がストレス発散方法になっている。普段買えないものなあ。生活キッツキツで。

そんなこんなです。毎日頑張っていますが、こちらもギリギリ。心がギリギリ。今抱えているすべての事象を全部、全部、ぜんんんっぶぶぶぶ、うっちゃらかして、どこか遠いところで炭焼き小屋でもしながら暮らしていけないものでしょうか。山菜採りでもして暮らしていけないものでしょうか。人嫌いがますます加速している、最近のコバ・ジュンなのでした。


ではまた。


七月某日 document.4

「めし日記」



【↑贅沢とはこういうことかな】

コバ・ジュンです。

最近、食べてばかりいます。いや、いつもですね。

食べて、飲んで、それが出来るってことは幸せなことです。
一応高血圧なので塩分等気をつけねばいけないのですが、

夏だし!

汗めっちゃかくし!加齢臭ひどいし!

そんなわけで最近の近況を写真で(手抜き言うな)



いつものブリ。北海道産の天然モノ


キュウリと味噌。さっぱりしますね。


セブンイレブンで買った「牛カルビスープ」。美味しいのでぜひお試しを。


キュウリと茗荷をごま油で和えました。夏野菜はホント涼しくなります。


オクラはさっと湯がき、醤油と鰹節であっさりと。オクラ自体の味が強いので、十分な一品料理になります。


これは完全手抜き。森高千里さんでおなじみ「うちのごはん」を使って茄子のみぞれ炒めを作りました。山椒と七味を大量に振って辛くすることも忘れずに。





そしてまた北海道産天然ブリ。ホント安いよねえ。めんどくせえので極肉厚で切りました。贅沢ってこういうことだなぁと。

そんなこんなで何とかこの夏を乗り切ろう、生き抜こうとしているようです、ボクの遺伝子は。この先生きていても、遺伝子残せる可能性なんてなさそうなのにねえ(笑)


そうそう、最近のことですが、近所の川に、

エイがいました。

そして、

髪も切りました。ハゲ散らかしてるのみっともないものね。短髪が一番です、ボクは。

さらに、7/8の月。満月…は明日ですね。月齢14。小早川姉妹の力が一番強く出るのは明日です。



ではまた。


七月某日 document.3

「星に願いを」



【↑お通し】

もうちょっと、色々と、満たされます様に。


七月某日 document.2

「大道芸の素晴らしさ」



【↑チャランポ姉妹劇場東京公演】

コバ・ジュンです。

日曜日、チャラン・ポ・ランタンのホールツアー2017「唄とアコーディオンの姉妹劇場」東京公演に行ってきました。場所は日本橋三井ホール。まぁえらい小綺麗な街にあるホールでございましてですね、なんたって最寄駅が「三越前」ですよ。おお、あの三越か。日本橋三越か。



ホールが入っている建物も素敵、そしてホールも広くて綺麗。いつ黒服のSPが出てきて「No!コバ! You are not this place!」と言われるかハラハラドキドキしてました。

まぁそんなことは当然なく、無事にライブを楽しんできました。前回の海老名公演から大きく変わったことはなかったですが、小ネタの変更やら、前回上手くいかなかった点を修正してきていました。個人的にはもう少し音圧、音量を上げて欲しかったかな。アコーディオンの低音がもっとググッと響いてくれたら…。

終演後、駅周辺で飲み屋を探すも「ハイソな街」故、まったく見つからず。なのに「肉のハナマサ」はあったりして。とりあえず一度JRで品川まで出て、港南口の飲み屋にin。



「ジンギスカン」の文字に釣られ入った店は、牛タンで有名なお店でした。なのに牛は一切頼まず、羊をひたすら焼いて食べる我ら。あと馬も頼みました。会計お一人様¥8,000弱。しまった。今月末には大阪遠征が控えているのに。

品川駅に戻り、コンコースを歩いていると、トランプでマジックをしている大道芸人の方を見かけました。女の子二人くらいが見ていましたが、一度マジックを見て「ええ〜!?」と驚きながらそのまま帰ってしまったので、「ひどすぎるだろう」とボクと連れ(♂)の二人で近寄ります。すると会社の上司&OLみたいな二人組もやってきて、計四人でその方のマジックを見ることとなりました。
マジックとしてはえらく単純なものだと思います。しかし素人にとってはものすごい芸。選ぶカード止めるカード上のカード下のカードが、ことごとく「ダイヤの5」になってしまいます。圧巻だったのは、全てのカードが「ダイヤの5」になるという。もうここまで来ると気持ち悪いレベル(褒め言葉です)。

ベロベロながらもその時ひとつ思ったことがあります。芸をしてる大道芸人さんはひとり。ギャラリーは四人。そのうち、「ではカードをめくってください」となると、ギャラリーのうちの一人は、芸人さん側と客側のどっちつかずな状態になります。そうなると、やはり芸人さん側に協力したくなるじゃないですか。といって、迷惑にならない様、うるさくならない様、ちょっと勿体ぶった感じで、三人のギャラリーに間を取ったりしてカードを見せたりします。その方がぐっと盛り上がる感じもしますしね。

なんだか凄く「おこがましい」印象を受けたかもしれませんが、そういったものも大道芸の魅了だと思うのです。お客のそういった「俺も協力しちゃうよ?」的な心理も鑑みた上で、あえてカードをめくらせてくれる的な。だって、参加するのだったらそういった面も含め「参加させてもらう」方が楽しいじゃないですか。「うぜっ!」と思われてしまったらまぁそれまでなんですけど。

¥1,000(ひとり)置いて帰って来ました。とても良い芸でした。以前だったら払わなかったかもしれません。しかし今なら素直にその芸に対価としてのお金を払える。なんだか大道芸人さんは応援したくなるのです。チャランポ関連の皆様を観てきたことによるものでしょうか。

地元駅に着き、日高屋でさらに飲みます。会計¥1,340。先ほどの芸人さん、例えば客が一人で尚且つお金を置いていかなかったら、こういった食事すら出来ないわけです。5分ほどの短い時間とはいえ、充分に楽しんだその時間。あれほどの技術を持ったマジックは当然1時間の練習では出来ません。その練習時間も含めた対価をこちらは払います。同時に、舞台やライブも、その稽古期間や準備期間も含め、そこにお金を払うと考えていけば、また少し違った面が見えてくるのではないでしょうか。なんて思ったフミヅキ一週目のコバ・ジュンなのでした。


ではまた。


七月某日 document.1

「心霊写真と怖い話」



【↑一見なんともない写真ですが、よく見ると…】

コバ・ジュンです。

今日から7月ですね。「7月ってウヅキだっけ?ナガツキだっけ?」と、年々老人力が増しているため、思い出せないボクです。といってググるのも悔しいので、間違ってたら間違ってたでまぁそれはいいや。

月末の激務を終え、帰宅途中のボクを襲ったのは、とんでもない蒸し暑さでした。とてもじゃないが弱冷房車などには乗っていられない。土曜で空いているのをいいことに、電車内ジプシーをかまし、涼しい車両&箇所を探します。ふぅ。


さて、


そんな暑さの中、皆様には少し背筋のヒヤッとするお話でもいたしましょうか…。

あ、ガチンコで「怖い話」ですので、そういうの苦手な方はYahoo Japan!とかいうサイトでも見てたら良いよ。その方が幸せだよ。ニュースも天気も見られちゃうし、占いやら路線図まであって、まぁなんて素敵。


では本題。

あれは今から10数年前でしょうか。まだ役者としてのめくるめく未来、素敵な希望があった頃(笑)のお話。ボクはある俳優仲間に誘われて、舞台に出ることとなりました。台本をいただいた際、初めての役柄に興味を持ち、快くオファーを快諾したのです。

一ヶ月ほどの稽古を終え、劇場入りしました。その劇場の名は伏せますが、都内某所だということだけ書いておきましょう。

その劇場、少し作りが変わっておりまして、入り口と搬入口が一緒、つまり、出入り口がひとつしかないのです。そして楽屋は舞台の上手側にひとつ。小さな小屋ですとこういったのは割と当たり前ではあるのですが、ここが変わっているのは、一度楽屋に入ってしまうと、外に出るには舞台上を通り、さらに客席を通らなくてはならないのです。そしてトイレは劇場ロビーにあるのみ。
要するに、楽屋に入り客入れが始まると、役者は楽屋から一歩も出られない作りとなっておりまして、「トイレは客入れ前に済ませ。客入れ始まったら行けないぞ」という頻尿役者には結構な拷問小屋でありました。

となると、空気の流れも悪く、一応換気扇はその狭さに比べて多く付いているものの、どうしても淀んだ印象は抜け切れませんでした。

そして初日が訪れました。

鏡前でメイクをしているボクの隣りには、今回が初舞台という女優さんが座っていました。嬉しさなのでしょう、メイクをして衣裳をつけた自分を、携帯で自撮りしています。「ああ、スレてないって良いな」などと思いながら、自分のやるべきことをしていた時でした。

「あれ?」

その女優さんが首をかしげました。「どした?」と聞くボクに、携帯の画面を見せながらこんなことをいいます。

「あれ、なんだろこれ。コバ・ジュンさん、これ何でしょうね?」

携帯には、今撮った写真が映し出されています。自撮りでピースをしている彼女、その背後には、多くの衣裳がかかったハンガーラックも写っているのですが、その衣裳の隙間から何かが見えました。いや、正確には何かが「のぞいていた」のです。

前述の通り、小さな小屋、となると楽屋も当然狭いのです。ハンガーラックの後ろに入り込むスペースなど一切ありませんし、例えそんな隙間があったとしても、本番前の貴重な時間、そんなことをしている暇もありません。

しかし、それはいたのです。

衣裳と衣裳の間から、「ぬっ」と顔を出したそれが。


ボクはそれを見た瞬間、

「あ、消して。すぐに。良くないからコレ」

と彼女に告げました。一目見て「残しちゃいけない」と強く感じさせるほど、それは禍々しい雰囲気を醸し出していました。正直今となってはボクも正確に覚えていないのですが、一瞬で「この世のものではない」という感じがしたのだけは覚えています。体毛のまったくない、そして半身がくしゃっと崩れた様な…

ボクの忠告通り、彼女はすぐにその写真を消してくれました。その時から「あ、やはりここはそういうところか」と、自分の勘が正しかったことに気付いたのです。


舞台は無事に千穐楽を迎え、数日後に精算回も兼ねた飲み会が開かれました。稽古や本番中の話で盛り上がっている中、舞台写真や楽屋での写真などが配られていきます。ボクも自分の写っている写真をありがたく頂戴しました。

そして、その中のある一枚の写真に違和感を覚えたのです。

始めは「どこがどう」という訳ではなく、「何かおかしくないか?」という疑問だけだったのです。

しかし、

何度か見直しているうちに、その謎が解けたのです。

まずはこちらの写真をご覧ください。




楽屋でのメイク中のボクです。役柄上、少し濃いめのメイクをしています。


分かりにくいかもしれないので、明度とコントラストを上げたのがコチラ。




お分かりになりましたでしょうか。


写真を拡大してみます。



どうですか?


ではさらに分かりやすく、赤丸をつけてみます。







手!?

誰の!?

ボクの奥は壁です。人の入るスペースはありません。考えられるとしたらボクの手なのですが、角度もおかしいですし、第一メイクの際、こんな不自然な姿勢を取ることはまず有り得ません。今見ても不思議としか言いようのない写真。その後関係者に何事もなかったのは幸いだたのですが…。


そんな7月イッピの日記でした。劇場には割と怖い話が多いです。

「あそこは毎回何か出る」
「本番中、ずっとバトン(照明や音響機材を吊るすもの)がガタガタ揺れていた」
「裏で待機してたら肩叩かれて、もう!と思って振り向いたら誰もいなかったよ」

なんてことはしょっちゅう。ボクが体験したのは上記の他で言えば、「MDに入れた覚えのない音源が、本番で流れてしまった」とかですね。音響さんもプロですので、そんな間違い侵すはずがないですし、さらに怖かったのは、本番後にそのMDを調べても、その流れた音源は一切入ってなかったのです。そんなこんなで日常茶飯事なんですよ、んなことぁ。


どうでしたか。少しは暑気払いになったでしょうか。まぁ大抵、こういう話を書いたり話したり、さらには聞いたり読んだりしていると、寂しがり屋な浮遊霊が寄ってきたりするそうです。


今、あなたは自撮りする勇気がありますか?


背後に誰もいないその状況で、自撮りしてみる気はありますか?



ではまた。



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