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日々の日記、エッセイ、コラムなどの集合体
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ontology.412(キサラギ一週目)


二月某日 document.3

「とんでもねえ濃さの一週間(その4)」



【↑ひとーりざーけー、てじゃーくーざーけー】

コバ・ジュンです。

めっちゃ更新空いてしまいまして、あいすみません(なんて)。出稼ぎ先ではついついキレたり、イライラしたり、そんな毎日ですが、一応元気です。たぶん。

どこまで進みましたっけ?そうそう、萬ちゃんがきたところまででしたね。すげえ前やん!もう一ヶ月くらい経つやん!ホントごめんなさい。最近パソコンの前に座ってるのが辛くて。年ですね。イヤですね。


では、一月の締めくくりいきましょう。最終週の土曜日に、ある約束を取り付けました。それは、かつてボクが十代の頃にバイトしていたファミレス、そこで同時期に働いていたEくんとの飲み会。うはぁ、何年ぶりだろう。何十年ぶりかも?んなこたぁねえか。でもかなり久しぶりなのは確か。お互いに住んでいるところは一駅くらいの近さなのですが、向こうは家庭を持ったこともあり、会うことは少なくなっていました。

どういうきっかけだったかは忘れましたが、LINEをしたらトントン拍子に話は進み、「じゃあ飲むか!」ということに。で、お互いの最寄駅のそばの飲み屋(個室)を予約しまして、がっつり食べて飲む感じになりました。


当日。待ち合わせ時間は17時。ボクが駅に着いたのは17時ぴったり。まぁ後輩(一年年下)だし、早めに来ているだろう。どうやって会おうかな?「よ!待たせたな!」かな。「悪い悪い、遅れた。お!変わってねえなあ!よし、早速店に向かおう」かな。いろいろと考えてました。そして改札を出ました。


いねえ。


いねえぞ、Eくん。どこにもいねえぞ。改札口はひとつだし、決して迷うような広い駅ではないし、どうしたどうした。何か事故でもあったのか。LINEを送ります。

「こっちはもう着いたで。どした?」

返信きません。既読にもなりません。あおぅ。これはマジで何かあったのかもしれん。次はLINE通話で連絡します。


でねえ。


おーい。どうなってんのやー。大丈夫かー。そんなところ、10分後くらいにLINE通話がきました。


「あはははは!今トレーニングジムにいます。18時じゃなかったでしたっけ?」


忘れていた。こいつは遅刻魔だったのだ。大抵待ち合わせには遅れてくるのだった。仕方ないので、ひとりで店に向かい、個室でさびしくビールを頼み、がぶがぶ飲んでました。二杯目を飲み干した頃、「あはははは!すいませんすいません!」とEくん登場。「なにしとんねん!」と怒ろうとしましたが、あまりの全然変わってないっぷりに、思わず笑ってしまいました。俺の負け!

結局3〜4時間くらい飲んでたのかな?いい金額いきました。まぁ大人だからしかたねえ、たまにはこういうのもいいじゃねえか。

それにしてもEくんの変わってなさっぷりはすごかった。見た目「大学生」でも通用するんじゃねえの?もうでっかい子供が二人もいるくせに。もうひとつ驚いたのは、Eくんとボクの甥っ子が、高校→大学の進路がまったく一緒だったこと。言われてみればそうやんけ。こうして50歳男二人の夜は、しみじみと過ぎていったのでした。

Eくん、また近いうちに会おうじゃないか。全然話し足りなかったぜ!

昔からの友っていいね。こうして、「出会い」の一週間は終わりを告げたのでした。楽しかったなあ。またこういう機会を設けたいものだなあ。


ではまた(この項おわり)。


二月某日 document.2

「とんでもねえ濃さの一週間(その3)」



【↑睡蓮鉢も凍る寒さ】

コバ・ジュンです。

ちょっと期間が空いてしまいましたね。前回の日記の続きいきます。えっと、どこまで進みましたっけ?そうそう、オーディション動画を急いで撮影して、でも編集する暇はなく、「じゃあ夜に回そう」と考えるも、その日の夜に萬ちゃんがくる予定だった、というところ?以上ここまでのあらすじ。


水曜日。夕方、起床します。萬ちゃん、無事に我が家に到着してました。今回の萬ちゃんのご来訪は、「庭劇団ペニノ」さんの香港公演に帯同するので、その稽古に参加するため。一日だけの短い滞在ですが、壁登りに一緒に行く時間を作ってくれたり、たくさんのおみやげも持ってきてくれました。

ボルダリング教本。今ボクが知りたいことがめっちゃ書いてあった!楽しい!




ORGANICのリュックに、シューズ袋。このほかにも、今では関東では売っていないお菓子「カール」も持ってきてくれました。




年が明けてから、新しくセットされた課題が急激に難しくなったボクのホームジム「FORGE」にて、束の間の時間を楽しみます。この日は今までにないほど混んでいてびっくり。そんな中、的確な萬ちゃんアドバイスにより、苦しんでいた5級課題のひとつも無事にクリアすることができました。さすがだ…。




0時近く、二人で帰宅します。さて、ここからが問題発生。といいつつ、あらかじめ分かってはいたのですが、この日は10年に一度の大寒波といわれるくらい寒かった日。布団類はふんだんに、そして暖房器具も用意しましたが、築五十年の木造家屋はとてもじゃないがそんなものでは耐えられない。「寒かったらリビングでエアコンの暖房かけて寝てね。命の危険があるから」と言って各々の部屋に別れます。


翌朝。

あははははは!



窓が凍ってやんの!室内の!部屋の中の!

思わず文字書いちゃいましたよ。でも、あまりに寒かったせいで漢字間違えちゃいましたよ。ご存じ「凍る」の部首は「にすい」でした「さんずい」じゃなかったバカだねボクぁ。

「萬ちゃん大丈夫かなあ…」と心配しましたが、考えてみたら同じ境遇で寝ているボクが平気ということは、きっと彼も大丈夫。そうきっと大丈夫。たぶん。もう一度布団に潜ります。

その後、ごそごそと人の動く気配がし始めたので、「ああ良かった」とひと安心。次に起きた時は夕方。今回も萬ちゃんは風のように来て、風のように去っていったのでした。またいらっしゃいな。


しかし、一月最終週はホント寒かったですなあ。横浜は雪が降らなかったのが幸い。東北や北陸はかなりの大雪でしたものね。首都圏は雪に異常に弱いので、とにかく降ってほしくはない。ウチは山の上なので、雪が積もるとマジで陸の孤島になります。

そんなこんなで濃い一週間、残すところあとは週末のみとなりました。長くなっておりますが、それだけ濃かったということです。ラストまでお楽しみに!

あ、オーディション動画はその日に無事に作り終わり送信し、そして光の速さでサクッと落ちました。


ではまた。


二月某日 document.1

「とんでもねえ濃さの一週間(その2)」



【↑コタツを出しました】

コバ・ジュンです。

2月になりましたね。早くも今年も1ヶ月が過ぎていきました。ボクの誕生日まであと11ヶ月たらず。ああ、こうしてまた歳をとるのね。

さて、先日の日記の続き行きましょう。1月の最終週がとにかく濃くて、その続編だす、ダイザエモンだす。


火曜の夕方、起きると事務所からメールが。オーディションの知らせです。今回は自分で動画を撮り、それを送る形式(コロナ禍において、これが増えてきました。交通費がかからないのは非常に助かります)。

「よっしゃ、やったるか。期限は週末くらいかな?土曜にでも撮影して編集しよう」

なーんて考えてたのですが、読み返したら

「木曜AMまで」。

わぁい!全然時間ねえ!これから仕事に行き、帰ってくるのは次の日水曜の朝。つまり残り24時間ほどで完パケを送らねばという鬼スケジュール。まぁでもやらぬわけにはいかないし、頑張ろう。えと、台本は…

ない。

簡単な設定のみ。それを元に合計3分くらいの芝居。ひぃ。でもやったるわあ!こう見えて昔は脚本書いて舞台で上演したこともあるんだい!なせばなるぜ!

結局、帰りの電車内で脚本を書き、帰宅して即お風呂。出たら衣裳に着替えてセッティングをして撮影。
なんだかんだ2時間ほどを要し、編集までには手が回らず。ここで眠さ限界タイムアップ。残りは夜に回すことにしました。

そこで、はたと気付きます。

「あ、今日萬ちゃん来るんだった…」

怒涛の週はまだまだ続く!


ではまた。



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