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ontology.400(ヤヨイ一週目)


三月某日 document.7

「憑き物、おちた」



【↑黙ってたって、桜は綺麗に咲くのだ】

コバ・ジュンです。

3回目のワクチン接種の副反応は、結局4日間ほど続き、38度台の熱が水〜土まで続くという、ラスボス戦のような形となりました。現在は熱も下がり出稼ぎにも復帰していますが、たまに「ガクン!」と目線が落ちるような気がします。めまいの一種なのかな。今後注視していきたいところです。


さて、

ここ三週間ほどの話をします。

なんだか、心から「さっぱり」したのです。

例えるなら、「憑き物、おちた」という感じです。

正直、ここ数年間本当に辛い日々が続いていました。こんなこと書くのはアレなんですが、「ああ、今ホームに迫ってくる電車にGo!したら、どれだけ楽になるのだろう」など。まぁ追い込まれていました。「働けど働けどなおわが暮らし楽にならざりじっと手を見る」です。で、その手には「なーんも分岐点のないつまらない一本線の生命線」があるだけなのです(結婚線はいつの間にやら消えてました)。


そんな日常を過ごす中、「なにがきっかけだったのか」はわからないのですが、ある時「ぱぁあ!」と目の前がひらけたのです。人生には期待していません。でも、さらにもっと上の「人生にはまったく期待していない。ならば自分が楽しいことをして残された余生を過ごせばいい!それこそが正解!」と、自分の中で答えが出たのです。


「久々にライブを観に行けたから?」

「諦観の気持ちがさらに強くなったから?」

「ある漫画を全巻読了して、その主人公の生き方に操られたから?」


回答に至った理由はまったくもって分かりません。しかし、自分の中で何かしらの変化があったのでしょう。「剥けちゃった」感、「諦めちゃった」感、「信じちゃった」感、そのどれもが正解であり、違う答え。

伝わりやすくいうならば、「人生はくだらない」感が、さらにさらに強くなったとでも。


で、


考えたんですよコバ・ジュン。馬鹿な頭で。なんでここまで「ばぁあ!」と開けたのかなぁ、と。そのひとつとして「もしかしてコレ?」と思い当たるものがありました。


それは、


「ヒキガエルの産卵を見に行ったから」


このくらいしか思い浮かびません。コロナとか戦争とか、そして自分の周囲とか、そういったものまったく関係なく、自然界は普段の営みを続けているのです。ある夜中に、近所の池で必死に産卵行動をするヒキガエルを見に行きました。彼らには税金とか年金とか、さらに戦争もコロナもありません。あるのは、「自分の遺伝子を引き継いでいくこと」のみなのです。誰に命令されたわけでもなく、春先になれば冬眠から起きて、自分の生まれた池に行き、生殖活動を始める…。

これでいいんじゃねえの?生き物は生き物。人間だって生き物。もちろん近代社会においてはコミュニティに属してないと生活は出来ないだろうですが、周りに縛られてキツキツの中で生きて自分を疲弊させていくよりは、自分の自由な生き方を模索する方が大事かと思われます。

だって、人生なんていつ終わるか分からないのですもの。何をそんなに縛られて生きていく必要があるのか。めんどくせえな。社会の秩序、ルール、それらを守り、その中で生きていくだけで精一杯なのよ。これ以上何かを求められても無理です。無理ですから。you know?


長くなりましたが、もう「さっぱり」したい。さっぱりと生きていきたい。めんどくさい馬鹿どもには関わらず、自分だけの理想郷で生きていきたい。ま、そんなのは無理とわかっているのですが、理想に近づけることはできるはず。現在はそれを実践中なのです。だからこそ、ここまで「ぱぁあ!」と世界が開けたのかな、と思っています。


ではまた。


三月某日 document.6

「最強の副反応がやってきた!」



【↑平熱35度台にこの数値はツラい】

コバ・ジュンです。

先日、3回目となるコロナワクチンの接種を受けてきました。前回が昨年の8、9月でしたので、ずいぶんと期間が空いていますね。そういえば政府発表では「5月には4回目の接種を開始したい」とのこと。まぁ早めに打つに越したことはないんですが、後手後手に回っている気がしないでもありません。


あれれ、ちょっと座ってるのがキツくなってきたので、さっさといきます。


で、今回の副反応はキツかった!打ってから12時間後くらいでしょうか。まずは37度の熱が出て、「お、きたきた」くらいに思っていたのですが、その後熱は一気に38度台へ。それに伴い猛烈な寒気。気温が寒かったのもあるのですが、もう布団から出ただけで歯がガチガチいうほど。そして倦怠感。

解熱剤としてカロナールをもらっていたので何錠かぶっこみますが、まったく熱が下がらず、逆に上がってしまう始末。最高は38.9度。ボクは普段から平熱が低いので、こんなのはぶっ倒れて助けを呼ぶレベルです。

結局、その熱は一度は引くものの(お風呂に入って汗をかいたら一時的に下がりました)、48時間後にはまた38度台に戻ってしまいます。夕方になっても熱は37度を切ることができず、出稼ぎ先に休みの連絡を入れます。これはしょうがない。

60時間強を経過した今現在、熱はようやく下がりました。まだ注射を打った箇所の痛みは強いですが、倦怠感や寒気は去り、明日からは通常の生活に戻れそうです。良かった〜。


1〜2回目が軽く済んだため、今回の副反応の激しさには驚きました。一応水分と食料を買い溜めしていたので暮らしはなんとかなりましたが、結論として「ナメてかかっちゃいけない」ということを勉強しました。

これらには個人差があるので、全ての方にこのような症状が出るわけではありませんが、これまでに副反応が出なかった、または弱かった皆様も、ボクの例を踏まえて十分お気をつけくださいませ。

ちなみにワクチンの内訳ですが、「ファイザー・ファイザー・ファイザー」です。


ではまた。


三月某日 document.5

「達観とかではないのだけれど」



【↑あなたに関係なく、世界はこうやって回っているよ】

コバ・ジュンです。

またまた真冬並みの寒さが戻ってきましたね。春用の服でお出かけするのはもう少し先になりそうです。そりゃそうか。例年でもお花見をしてると「寒っ!」となりますもの。

そして水曜夜の地震。東北では最大震度6強の地域も。我が家でもかなりの揺れを感じ、ガスコンロの火を消した後、揺れが収まるまでずっと食器棚を押さえていました。停電、断水、そしてガスが止まった地域もあるようですが、幸い我が家はすべてのインフラが生存。できることを今のうちにと、携帯や予備バッテリーの充電、ライトの用意、移動用の靴を室内に持ち込むなど、できる限りのことをしました。


タイトル。


ここ数ヶ月で、なにか自分の心が大きく変化しました。「人生なんてくだらない」「人生なんてクソだ」との気持ちがまず根底にあり、そんなクソならば「じゃあ自分なりに楽しみなさいな」という思いが強く。

これを「達観」だったり「悟り」などというつもりではなく、なんだか「バカ笑いしながら過ごせればそれで良いのじゃないか」と。

コロナ、戦争、自然災害その他その他。世界は自分など関係なく動いています。でも、ふと周りを見渡せば、カエルはいつものように産卵を始めるし、桜も咲くんです。庭の雑草だってそろそろもっさり生えてくる。暴論ではありますが、そんな中で、いきなりの地震もあるし、戦争に巻き込まれる可能性もあり、未知のウイルスで高熱が出たり死んだりもする。つまり何が起こるかは当たり前にわからないのですから、じゃあ今をなんとか面白く過ごす方法を考えるしかないじゃん。


仕事や人間関係に悩んでいる方、身体の不調に悩んでいる方、お金の工面に苦労している方。ボクの周りにはそんな方がたくさんいらっしゃいます。ボクももちろんそのひとりです。めんどくせえなあと思うこと毎日。今日の仕事場はこいつがいるのかイヤだなあと思うこと毎日。今月のカード引き落とし出来ねえよと思うこと毎日。


それでも生きていく。

生きている。

そして「死」は、いつ、どんな時にくるかわからない。それでいいんじゃないかな。


俺の人生もお前の人生も、そんなたいしたもんじゃないよ(笑)


ではまた。


三月某日 document.4

「春が来る。…来てる?」



【↑かっこいいヒキガエル】

コバ・ジュンです。

先日のオーディション、ダメでした。事務所から受け取った連絡では「要演技力」的なことが書かれていたのですが、実際には「ニコパチ(笑った写真)」のみで、そういった案件で落ちると「ああ、まず見た目で必要とされてないんだなあ」と凹んでしまいます。せっかくのチャンスなのに、写真選考を通るだけでも最近は稀(まれ)なのに…。自分の実力不足やら、いろいろと不足しているんだなあと感じます。

そういえば、昨年の10月くらいに撮影した某インフォマーシャル。「見たよ!」的な報告がまるでないので、放送されているかどうかまったく不明なのですが(事務所に問い合わせれば教えてくれるor問い合わせをしてくれる)、まぁおじぇじぇ(出演料)はちゃんと振り込まれたので、まぁヨシ!…正直いうと、自分の現在の芝居(=実力)が見たいので、手放しでヨシ!ではないのですが、まぁヨシ!(ちなみに、事務所のサイトの出演情報には、明記されております。気になったらそちらを見てみてね)


で、


ボクには全然「春」はきませんが、世の中はめっちゃ春めいてきましたね〜。春一番も吹きましたし、気温も急上昇。先日は横浜で20℃を越えました。といってもまだ朝晩は冷えるんですけどね。
そして花粉もひどい。一応病院にて点鼻薬と目薬を処方してもらってはいますが、そこをかいくぐってきますよ花粉ってぇヤロウは。スギもヒノキも「なんとかプラプラ」くらい最上級のアレルギー反応を示しているボクなので、とにかく毎日の外出が億劫です。

さて話は変わり、ご存知の方もござりましょうが、ボクは大のカエル好き。春といえば動物の産卵の季節でもあります。もちろんカエルもその中に含まれます。そんなわけで、先日より夜中に空いている時間があるときは、近所の池にカエル観察に出掛けております。まずはアカガエル、次にヒキガエルと、産卵風景を観に行くのですが、まぁ怪しいよね(笑)50間近のおっさんが、黒ずくめで、ヘッドライトやらLEDライトやらを照らしながら、池の周りを「ひとりごと言いながら」徘徊している…。正直通報案件だと思っております。

この先、季節がさらに進み、田んぼに水が入るようになると、アマガエルやシュレーゲルアオガエルの産卵となりますが、ウチの近くには田んぼがないので、残念ながらそれらは見ることができません。一箇所だけシュレーゲルの産卵場所があるのですが、そこは某自然公園内なので、夜に入ることができません。う〜ん、残念!


長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。上述しました「ヒキガエルの観察」ですが、動画にしてYouTubeにもupしました。よかったらぜひご覧ください。かっこいいですよ〜ん。




ではまた。


三月某日 document.3

「ジンクスを作りたい」



【↑白シャツにジャケットとか、ひさしぶり】

コバ・ジュンです。

先日、あるオーディションを受けてきました。あ、今年初かも。案件はたくさんいただいているのですが、写真選考になかなか通らずで、今回ようやっと機会が巡ってきました。

指定されたスタジオは見覚えのある場所。「あ!ここ前に某大きな案件受かったところじゃん!頑張るぞ!」と思ったのですが、実際に行ってみたら、ふたつの案件を落ちている場所でした。ダメじゃん。

オーディション自体は即終わり、事務所から聞いていた話とは違ったのですが、そんなことはしょっちゅうなので、どうでも良いのです。まぁ相手が大抵「高身長」「さわやか」「イケメン」というモデルさん相手なので、こちらが勝負できる材料は、「おもしろ」「しゃべり」「アドリブ」となります。なので、「芝居では負けねえぞ!」という気持ちを毎回持って臨みます。モデルさんの中にはしゃべりが得意でない方もいらっしゃるので、そういった隙間を「おっとっと、すいませんやね、ちょっと通らしておくんなましよ」と突いていくのがボクの戦法です。


といって、会場入りした瞬間に「やる前から負けやん」という現場もあります。「求められていない」といえばわかるでしょうか。会場にはいろいろな種類があります。撮影する場所と控室が完全に分けられている、もしくは一緒、4〜5人で一斉にスタジオに入って前の人の芝居が見られる等々…。ショックなのは、自分の前の順番の人より、自分の演技時間が明らかに短いこと。

まず写真撮影。エントリーシートを胸の前に掲げ一枚。全身を一枚。動画でその場でグルッと回って一枚等々、始めにやることは大体いっしょ。そこから指定された演技などが始まるのですが、芝居をさせてもらえるのは良いほうで、時には写真を撮り終わった瞬間、スタッフさんたちが顔を見合わせ「もう…いいですかね?」「うん、いいです」で、「ありがとうございましたー」と帰されたりも。
えええ、ボクの前の人はお芝居やらせてもらえていたじゃん。ボクのはー?ボクのは見てくれないのー?と、こんなときは本当に情けなくなります。

これまでで一番頭にきたのは、某湾岸沿いの巨大ビルでのもの。オーダーは医者だったのかな?前室で用意された白衣を着て、スタジオに入った瞬間、

「へえ〜、こんな人もいるんだあ〜」

なんだよ「こんな人」って!いるわい!こんな人がイヤだったら写真で落とせ!交通費だってバカにならないのだから!…など心の中で思いつつ、顔はニコニコ。はあ、ツラい。と、オーディションとはそんな感じなんです。


何かこう「受かるジンクス」みたいなの作りたいなあ。「自信を持てるもの」というか。「衣裳がこれの時は割といい」「向かう電車の中ではこの曲だ」「臨む直前のエナジードリンクはこれ一択」といったような。そういえば、ここ数年コロナの影響もあり、初詣にも行ってないし芸能お守りも買ってない。ま、一番は「両親のお墓参りにまったく行けてない」のが問題ですな。ごめん、パパママ。


時にはベロンベロンで受けたこともあるオーディション(事務所から、ごめん!今から行けない?とtelがあったが、その時すでに飲んでいた)。でもそれが受かっちゃったりするのですから、何があるかわからない。必勝法なんてありません。でも「これをしておけば安心」という心の拠り所は欲しいかなあ。

そんなコバ・ジュンなのでした。


ではまた。


三月某日 document.2

「あれから11年」



【↑あたたかいご飯が食べられることに感謝】

コバ・ジュンです。

本日は3.11。東日本大震災から11年が経ちました。

早いものです。ボクは毎年この日になると、当時の津波発生時の映像ほか、災害の動画を必ず見ます。
というのは、「気持ちの緩みを正す」「緊急時にできる限り慌てないで行動を取れるようにする」などが目的です。

さすがに日々の暮らしの中で、毎日これのみを考えているわけにはいかない。でもせめてこの日だけでもあの災害を思い出し、自分があの日体験したことも含め、あらためて気を引き締めていくことは大切だと感じるのです。

11年目の3.11。

亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、今なお避難生活をされている皆様、被災した皆様が、いつも通りの生活に戻れますよう、心より祈っております。


ではまた。


三月某日 document.1

「ヤヨイ三月花粉症」



【↑コバ・ジュンの財布がピンチなんだよ!】

コバ・ジュンです。

お久しぶりの日記です。全然書けてなくてすいません。

書きたいことはおおいにたまっているのですが、ちょっと頭痛がひどいので、短くいきます。

といってる間にも、とにかく頭痛が…。なんだこれ。花粉症からくるものなのか?熱を測ってみよう。35.4℃。いつもの体温だ。平熱だ。コロナではないらしい。

で、昨晩の仕事前も、あまりに頭痛がひどかったためロキソニンをぶちこんだのですが、これが実に怖い結果となりました。さすがのロキソニン、1時間程度で頭痛は去りました。

問題はそのあと。

昨夜のボクの担当は、かなりキツい部署。例の「1日2〜3万歩」のアレです。でも、ほぼ疲れを感じずに仕事を終えることができました。そこで「はた」と気がつきます。

「これって、ロキソニンの仕業なのでは…」

マラソンや自転車で長距離を走る際、疲れ、というか痛みですね、それを避けるために、あらかじめ運動前にロキソニンを飲んでおくという方法を聞いたことがあります。つまり、痛みや疲れを感じなかったのは、完全に薬の効果だったのでは…。

これってヤバいですよね。どれほどロキソニンが効くのかというのもそうですが、これに慣れてしまうと、どう考えても身体を壊す方向にいってしまいます。「疲れてるのに頑張れちゃう」という意味では、現在では当然違法の「ヒロポン」に近いものがあるのではないかと(ちなみにヒロポンというのは、現在でいう覚醒剤です。所持・使用、いずれも逮捕されます)。


そんなこんなで、「そりゃ胃を痛めるわけだわ。薬局でも普通に買えないわけだ」と改めて認識したコバ・ジュンなのでした。


ではまた。



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