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長崎県
(7/20~25,28) |
・名所〜長崎市街(原爆関連)、雲仙、グラバー園、大浦&浦上天主堂、オランダ坂、出島、眼鏡橋、亀山社中跡、
丸山・花月、稲佐山、ハウステンボス、本土最西端(小佐々町)、平戸
・食べ物〜ちゃんぽん、皿うどん、
・温泉〜なし
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記録: 佐賀を出発し長崎県は島原半島に入ったのは夕刻。諏訪池で釣りをした後、ほとりで就寝。翌日は3時に起き7時まで釣りをした後、雲仙へ。朝からなんとなくイヤな予感はしていたのだが、いざ仁田峠に入ると超濃霧に見舞われ、何も見ることが出来ない。おまけにもの凄く寒い!が、ここまで来て山が見られないのは悲しいので、結局晴れ待ちをする事にした。昼過ぎになりようやく霧が晴れ、あとは写真の通り素晴らしい景色を堪能。やはり普段の行いが良い人間を、神様は見ていてくれるものだ。「山の天気は変わりやすい」とかそういった無粋な事は言わないように。 昼過ぎ雲仙を出発し、諫早〜長崎市内を通り長崎半島先端の川原大池に着いたのは夕刻であった。目的は釣りだったのだが、ここは海も近く一大キャンプ地と化していた。アホな若者、花火、爆竹のせいで全然眠れず、仕方ないので丸山の全米ツアーを観る。気付いたら寝ていた。 翌朝、昨夜あれだけうるさかったのに、気付いたら周りには誰もいなかった。思えば今日は月曜日、ヒマ人の本領発揮だ。この日は市内観光。大浦天主堂〜グラバー園〜東山手十二番館〜オランダ坂〜出島〜眼鏡橋〜亀山社中跡〜龍馬銅像〜丸山・花月〜新地中華街と歩ける限り廻った。グラバー園では新しくopenする館のセレモニーに立ち会ったり、ちゃんぽんを食したり。亀山社中は残念ながら閉館日で観ることが出来なかったが、急な坂は堪能できた。とにかく長崎は坂の街だった。大通りを一本裏に入ればもう坂。しかも急で、細い路地は階段を使って上り下りしなくてはならない。引っ越しとかどうするんだろうといらぬ心配をしながら、その日三本目となるペットボトルに口をつけた。今までで一番歩いたのではないだろうか?とにかく疲れた。 のち、稲佐山に移動。今夜の寝場所を探すことも含んでいたが、ここ長崎はあまり寝られる場所がない。道の駅もなく、深夜まで開いている駐車場もない。仕方なく色々公園を巡るも結局すべて夜間立ち入りは禁止であった。途中立ち寄ったサンセットマリーナで夕日を見、その後再度夜景を見るため稲佐山へ登る。いやもうとにかく寂しかった。一人で来るもんじゃありません。ロープウェーの中で「カメラマンですか?」と聞かれる。「そうだよアハハ」と答えるしかなかった...。その後、付近の道路にちょっとしたスペースがあったので、そこに車を停め眠ることにする。坂で寝づらいが仕方ない。ウトウトしかけた頃「コンコン」と窓を叩く音。この旅初の職務質問を受ける。もう少しで眠れたのに! 翌日は原爆関連地を見学。平和公園〜爆心地〜原爆資料館〜浦上天主堂。どれもが戦争の爪痕を生々しく感じさせる。平和が一番!とは言わないが、原爆を落とす事となった当時の状況にとてつもなく腹が立つ。といいながら皿うどんをペロリとたいらげている自分もいる。今日も平和だ。 その後、一端佐賀に入り、嬉野温泉で入浴。野池で釣りをした後、嬉野高速バス乗り場で就寝。 明けて次の日、佐世保に入り「ホントに一人で行くの?」と言われ続けた「ハウステンボス」へ。勝海舟がアメリカに渡る際に乗船した観光丸が復元されており、さらに乗船も出来るということで、当然乗る。30分程度の短い航海だが、色々体験できて面白い。中でも航行中の船の舳先にかかる網の上を歩けるという、今考えると恐ろしい体験もした。ぜひ一度お試しを。ちぢみます。 これといって面白いアトラクションはないのだが、結局一日いてしまい、さあ帰ろうと思ったとき何か手が寂しいのに気付く。なんと京都で買った扇子を落としてしまった!気に入った品をなくしたくないので、いつ落としたかなど色々思い出す。「エッシャー館でウキウキしていたときか?それとも矢口真里似の係員とウキウキで話していたときか?」となんだかんだウキウキで過ごしていた自分の恥ずかしさも忘れ、探しまくるも見つからない。係員に頼み今まで入ったアトラクション内も探すが見つからない。とその時、別の客も落とし物をしたらしく同じ館内に入ってきた。向こうは何を無くしたんだろう?どうせ大したものじゃあるまいと思っていた矢先、耳に入ってきたのは「コンタクト落としたんですけど」...負けたよ、あぁ負けた。君の勝ちだ。係員総動員で探したまえ。その後、遺失物捜索願を出すも、結局見つからず終い。さようならハウステンボス。 悲しいまま本土最西端、小佐々町にたどり着く。最南端と違い、ここはもの凄くサビれていた。ハッキリ言ってたどり着くのにも相当苦労した。漂着、というのが正しい書き方であろうか?とにもかくにも一応観光地としてもう少しなんとか出来ない物なのだろうか?その後田平まで移動し、ひとり線香花火やらバカ写真を撮った後寝る。いや、寝たかった。夜半再び「コンコン」。この旅二度目の職務質問であった。ワシ:「ついこの間もされましたよ、市内で」警官:「長崎の警官はヒマなんでしょ」あんたも長崎だろ。 翌朝、佐賀に入り、波戸岬〜虹ノ松原を経由し、再度福岡に入ったのであった。(本土最西端「小佐々町神崎鼻」制覇)
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福岡県(第二部)
(7/25~30) |
・名所〜久留米市街、筑後川
・食べ物〜なし
・温泉〜なし
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初めての50up(於:鎮西湖) |
madaさん働いてます |
奇跡の一枚!(ワシはイヌギライ) |
何をしようとしてるの? |
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記録: 九州を一回りし、再び福岡県久留米市に入ったのは昼過ぎであった。この日より再度お世話になるmadaさんは仕事中のため、鎮西湖で釣りをしながら合流を待つことにする。こんなワシはまるで太公望の様だ。しかし当然ながら文王は現れず、madaさんが時間より早くニコニコと現れた。ありがたいことです。 今回の久留米滞在は色々あった。久留米ラーメン、生涯初の50cm upのバスget、出発してから一度も変えなかったオイル交換・タイヤローテーション、そしてなんといっても夜の町、堪能。madaさんなじみの焼鳥屋や大人のお店に連れて行ってもらい、結果ウハウハで九州を締めくくることが出来たのだ。彼にはホント心から感謝。「これぞ九州男児」をまともに体験した気がする。今度一緒に何かぶちあげませんか?もちろんチーム名は「九州ダンジーズ」で。 「久留米のMたん」さんにもお世話になる。夕食をご馳走になったり長崎でダゴチン釣りを教わったり、これからの旅の指針を示して頂いたりとお忙しい中インチキ男をもてなして頂いたのです。有り難うございましたm(_ _)m ダゴチン釣り(ダンゴでクロダイを釣る)では外道しか釣れなかったが、普段やりなれないせいか色々と勉強になる。しかし色々な釣り方があるものだ。ボラを釣って喜んでいたのには正直驚いた。関東では外道中の外道だす。 佐賀県の横武クリークという、どう見てもドブ川としか見えない所でバス釣りをしたのも良い思い出だ。しかし西日本はホントに自然が多い。横浜がなさすぎるのだろうか?地元では釣りをしていて寄ってくるのは蚊やアホガキのみだが、こちらではカエルからバッタからカメからなんでもやってくる。イモリなど見つけようものなら狂喜乱舞だ。恥ずかしい話自然のイモリなど見るのは初めてなのだ。これだけでもワシがどれほど悪い意味での都会っ子であることが分かっていただけると思う。 というわけで、非常に有意義な九州一周は終わった。この島国(あえてこう表現させて頂く)では「男」を教わった気がする。なんと自分のためになった三週間であろうか。せかせかとした今までの人生に反省、そしてこれからの目標がなんとなくだがおぼろげに見えてきた気がした。犬もさわれるようになったし。(山陽地区下部、山口県第二部へ)
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