記録: 横浜出発後、初めて訪れた他府県。まだ全然旅慣れしていなく、何から始めて良いか手探り状態のまま観光地を巡る。金の使い方もよく分かっていない。そして、この辺りでは写真を多く撮っていない。単純にデジカメの記録媒体を気にしてのこと。まあいつでも訪れることの出来る場所という余裕もあったのだろう。雨と霧の中、国道362号というとても細い道路を走ったのが印象深い。そしてSL。あそこまで豪快だとは思わなかった。もうほとんどスタンドバイミー。何度も車体を観たいため、線路に沿って走る道路を思いきり飛ばしたりもした 。
ここで「全国灯台巡り」という新たな目標が出来、13枚綴りの観覧券を買った。(全国灯台巡り「御前崎灯台」制覇)
・名所〜伊良湖、岡崎城、熱田神宮、名古屋市街、清洲城、日本モンキーパーク、明治村 ・食べ物〜大アサリ定食、ういろう、ひつまぶし、みそカツ ・温泉〜なし
記録: 「どのように旅を続けたら良いのだろう?」と迷走していた私の前に現れた、名古屋在住のRさん(釣り仲間)。ここに何泊かさせて頂いたおかげで、これまでの旅を続けてこられたような気がする。それほど精神的に参っていた自分を救う滞在となった。大変お世話になりましたm(_ _)m 名所的には、初めて訪れる場所が多かったので、とても楽しめる。この頃よりサッカーW杯が始まり、TVに気を取られる日々が続いてしまう。猿の動物園「日本モンキーパーク」では世にも珍しい「自○行為にふけるサル」を観る。よく「サルは死ぬまで」と言うが、彼もそうだったのであろうか?ジェットコースターをたった一人きりで乗れたのがなんともいえない。明治村では数々の貴重な建物に会うことが出来た。そうそう、JAFに入会していると、いろいろな場所が安くなったりするのだ。皆様も入場券を買う前に会員証を出し「あのー、JAF割引効きますか?」とぜひ聞いてみよう。場末の(失礼)テーマパークなどは大体OKだす。一度お試しアレ。最後に、宇宙猿人ゴーロンはいなかった。
・名所〜木曽川の鵜飼い、日本ライン、関ヶ原 ・食べ物〜なし ・温泉〜なし
記録: ここで、この旅初の路面電車に遭遇。線路を越えた右折にとまどう。夜に着いたため、町中を見学できなかったのが残念。鵜は思ったよりおとなしく、可愛いものでした。出来れば鵜飼いを見学したかったのだが、高そうなので却下。アンヌ隊員も利用した「日本ライン下り」のみで勘弁してください。
関ヶ原に着いたのは夕刻。ダッシュで色々廻る。「関ヶ原の陣、説明ボタン」を押したら、誰もいない山中で「ジャンジャカジャーン」と壮大な音楽と供に「この時、家康陣地は‥‥」と大音量でナレーションが始まりびっくり。押した責任から最後まで聴く。おかげで蚊に刺されまくる。全然関係ないが、名古屋で貼ったスモーク(車内を見えなくするアレ)があまりに濃すぎたため、夜にバックが出来なくなる(爆)。
・名所〜飛騨高山、白川郷 ・食べ物〜なし ・温泉〜なし
記録: (関西地区その他より続く)前日大阪より300kmを走破してたどりついた飛騨高山。まずは市街より70kmほど離れた白川郷を目指すことにした。残された時間もあまり無いことから、ナビで最短距離の道を選択し、移動開始。が、これが大きな間違いでものすごい細い道に入り込んでしまった。確かに距離は短いのかも知れないが、時間で言えば遠回りの新道を通った方が速かったのは明らか。まさかここまで来て「急がば回れ」を体験することになろうとは...。皆様、ナビ情報の鵜呑みには要注意。標識を信用しましょう。さて白川郷。ここは合掌造りで有名な藁葺きの集落が立ち並ぶ、山間のとても静かな場所だ。といっても観光客は大勢おり、落ち着いて村内をめぐるというわけにもいかない。しかしこの村に住む方々は、いくら世界文化遺産に指定されているとはいえ、他人が家の裏にまでガシガシと入ってきて気にならないのだろうか?ワシなら迷わず石投げてるね。昼にはそこを離れ、来た道とは違うルートを取って高山市街へ戻る。人生勉強が大切だ。到着後、古い町並み、高山陣屋などを巡り、夕刻出発。そろそろ南国編も終わりのため、帰りのルートを考えながら移動する。しばらく走っていると、どうやら今使っているこの道は18時になると長野県へ抜けられなくなるらしいという事が判明する。別ルートは恐ろしく遠回りか有料道路使用になってしまい、一般道推奨のワシにとってそれは許されない。というわけで曲がりくねった細い山道(R158、乗鞍〜安房峠経由。途中「魔の10号カーブ」なんてのも)を出来る限りのスピードで、上高地も見ずに諏訪湖畔まで一気に走り抜けたのであった。その夜、一身上の都合で帰宅せねばならなくなり、翌朝大雨の中央自動車道で帰路についたのであった。(南国編終了。5/29〜8/19。総走行距離10836.1km)