『Go to Fishing Vol.3』

Lecture.2 美味しいお魚の食べ方
ここでは魚を美味しく食べる方法を紹介していきます。魚の裁き方から
「こんな料理法はいかが?」と小林お薦めの美味しい食べ方紹介です。


その1.魚をさばこう!

本日はニジマスの裁き方を紹介していきます。このお魚は北米が原産で、1887年に日本に移って以来、全国の湖や川、そして魚屋にいます。「マス釣り堀」などと看板のある場所のマスは、この「ニジマス」のことです。イクラやカワムシ、またはルアーやフライなどで釣ることが出来ます。それでは早速さばいてみましょう。

まず包丁の背でうろこを落とします。このとき刃側でやってしまうと、魚はボロボロになりますので、パンクな方はどうぞ。うろこを取った後、塩をふり表面 のぬめりをとります。こうすることによって裁きやすくなります。
次に肛門から刃を差し込み、腹を割きます。このときの注意は、くれぐれも自分の肛門に刃を入れてはいけないと言うことです。ちなみに写 真では左手の位置が間違っております。このままだと指を切ってしまうので、もっと上手い位 置を考えましょう。
エラを取ります。うまく付け根を切ることが出来れば、次の行程がとても楽になるので、頑張って切るように。ささくれが痛いなんて言っていられません。手でむしりとっても構いませんが、あまり美しくありません。
うまくエラは切れたでしょうか?ではそのエラを魚の頭の方向へ引っ張ってみましょう。あら不思議!内臓まで一緒に着いて来ちゃいました。その喜びを表現するため擬音を叫んでみましょう。「ぐぼげ〜」でも「ずももーん」でも何でも構いません。

充分水洗いをした後、背骨に沿った黒い部分「ちあい」を洗い流します。これがついたままだととても生臭くなってしまうので気を付けましょう。尚ちあいを切ると、真っ赤な血がどくどくとあふれ出します。ばんざーい。それから3枚におろしていきますが、今回はその写 真を取り忘れたので載せません。料理番組でもご覧下さい。

その2. 調理しよう!
今回はバター焼きにしてみます。まずは塩、コショーを振り下味を付けます。分量 はお好みでどうぞ。この行程の後小麦粉をまぶすと「ムニエル」という昔近鉄バッファローズにいた外国人選手のような料理になります。ムニエルの場合は火加減に注意してください。焦げます。
熱したフライパンにバターを挽き、バターが焦げたところで皮側から焼いていきます。火が通 ったらひっくり返し裏も同様に焼いていきます。このときバターの代わりに油を使っても構いませんが名称が「マスの油焼き」に変化します。
その3. 食べましょう!
上手く焼けましたでしょうか?後は食べるだけです。シャキシャキのレタスの上に魚を盛り、隣には香ばしいガーリックトースト、そして冷えたビール。箸でもフォークでも手づかみでも何でも構いませんので頂いて下さい。
おいしそうです。(特別 出演:石川典佳)彼は僕に料理をすべて任せ、ひとりで風呂に入ってメシを食い酒を飲み始めたとんでもないやつです。
その4. 次の日は
脂っこいモノを食べた次の日の朝は、やはりさっぱりと塩焼きなぞいかがでしょうか?写 真の魚はヤマメですが、ニジマス、イワナなどでも美味しく頂けます。塩を軽くふり、両面 まんべんなく焦げ目がつくまで焼くのがポイントです。オプションで白いご飯とみそ汁もつけるとGoodです。
以上、美味しいお魚の食べ方でありました。参考になったでしょうか?ご意見ご感想は掲示板かメールにてお願いします。
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